今日は、私が日々利用している「ネットラジオ(net radio)」についてその利点を書いています。昨日は下の記事を書きました。
●「ラジオ」と聴くと、テレビ以上に斜陽産業じゃないか?と思ってませんか?時代の先端行きますよ。ネットラジオなら。
ネットラジオからは一円もいただいておりませんが(笑)、今日はネットラジオがYouTubeやNetflixばりに時代の先端を行く、ということについて検証していきます。
ステマありませんので、記事をごゆっくりおたのしみくださいませ。
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【ネットラジオの利点】
1)「ながら」が可能。
2) ノイズがない。
3) 海外のネットラジオも聴ける。
4) 無料
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1) の「ながら」は聞きながらなにかをする、ということ。昔ラジオが全盛期だったときも、主婦はラジオを聴きながらミシンをかけ、喫茶店ではラジオを流しながら接客したりお客も内容を聴き。いまでも、タクシーの運転手さんが聴いてたりしますよね。運転しながら。
ネットラジオでも同じです。
私などは、ネットにつながってネットからラジオをききつつ、ネットで仕事をしています。こうしてブログを書いているこの瞬間も、BBCのRadio3を聴いています。さっきまではNHKのらじるらじるでクラシック音楽を聴いてました。
動画だと、動画の画面にほぼ集中しなければなりませんが、ラジオは同時になにかをすることが可能です。ラジオを聴きながらLINEでチャットしたり、インスタを観たり。これからの5G爆速時代、ますます安定的に音源を聴くことができるようになるはずです。
【コツ】
深く考えるときは、インストルメンタルのような音楽系のものがおすすめ。しゃべりよりも。しゃべりは耳と意識が話のほうにいってしまうので、仕事中に聞くにはあまり向いてないです。私の場合。
2) ノイズがない。
「ラジオ」は電波状況によってはノイズが発生しますよね。でも、ネットラジオはネットを経由しているのでノイズがありません。フリーズすることはたまにありますが。
音楽好きにはたまらない。
その昔、FMラジオがでたころのことを私は知っています。「ノイズがない音楽番組」といううたい文句だったような記憶があります。ネットラジオはそれ以上です。途中で周波数がおかしくなったりもしないし。
(さっき、Appleから高性能のAiriPod Pro発売、とネットでみました。「うどんっぽさがなくなった」そうで(笑)、こういう「見た目のデザイン性」では、私は日本企業のものが勝ってる気がします。米国企業はあくまで機能や合理性に優先順位があるような・・・。「かわいい (kawaii)」「おしゃれ(oshare)」も追求してくれるとAiriPodも使ってみたいと思えるのだけれど・・・)
3) 海外のネットラジオも聴ける。
私はいまは主にBBCを聴いていますが、少し前はNew OrleansのJazz専門局を聴いてました。米国のいろいろなミュージシャンを知るきっかけになってCDを購入したり。でもかかってる曲は米国人ばかりじゃないです。山本剛さんのピアノ曲が何度もかかったりしてます。
(余談ですが、私はいまでもCDを購入しています。ジャケットや写真もアーティストの表現の一部だと思っているので。アナログレコードの紙ジャケが好きな方とも共通する感覚かもしれません)
4) radiko.jpの民放系はコマーシャルが入ってきます。この点はNetflixやAmazon プライムとは違います。前者はコマーシャル企業がお金を払ってくれていて、後者は私たち視聴者が契約料を払っています。だから、前者は無料。視聴者にとって。
でも、NHKもBBCもお金はとられません。NHKにはいちおう受信料払ってますが、BBCには私は受信料払ってません。その分、番組によっては「あなたの国・地域ではこの番組は聴くことができません」と言われますし、NHKであっても「この番組はネットでは提供しておりません」となることがあります。
世界中の人が利用できてしまうから。私がBBCを利用しているように。
●近未来で「ネットラジオ」のある生活を想像。
動画の時代が来年から到来するように、ネットラジオのある生活もますます一般市民の生活に浸透していくと思います。上記の4つの利点を享受しながら。
それぞれの立場でどんなふうにネットラジオがかかわっていくのか。
ノマド)
仕事をしながら。カフェで、家で、仕事場で、移動中に。
会社員)
在宅勤務中も聴けますが、通勤をしなければならない人も、身動き取れない車内で「耳」はあいています。Apple iPod Pro “Advanced”(というものが将来発売されたとして。笑)を耳に、スマホからネットラジオにつながります。
家庭の主婦)
ママ友、子ども、遠くの親などとlINEをしながら、ネットラジオを聞きます。あるいはゲームをしながら。
高齢者】
ゆっくり横になっているときや、ベッドの上で、ネットラジオに耳を傾けながら、穏やかなひと時を過ごすことができます。ノイズがなく、安定供給の音源です。
学校】
英語の教材として、海外のネットラジオを利用します。
●「ラジオ」は年齢を選ばない。
若い子は知らないと思いますが、中年になると、細かい字がますます「細かい!」と思うようになります。とくに私のような、若いころに視力の良かった人間は老眼になりやすいそうで、いまではなんだかスマホの字もすごくちっちゃく感じるようになってきました。
だからこそ、スマホは若者世代のもの、ということになるのだと思いますが(私のまわりの中年も、「重要なものはPCで観る。スマホは字が小さいから)、という人がいます)、ラジオは耳で聴けるので、スマホでも利用できます。もちろんPCでも、スマート家電でも。
動画は利用する機器によって年齢層が変わると思うのですが、ネットラジオはイヤホンをすれば耳の遠くなった高齢者でも利用できます。
IoTでなんでもネットにつながる世の中になったとき、最先端をゆくのは意外と、ネットラジオじゃないかという気がします。
動画は撮影したり作りこんだりする必要があるので、「速報性」という点ではそれほど強力ではない。でもネットラジオなら、昔のラジオと同じく、自然災害が起きて避難勧告が出ているときや、緊急事態、海外の速報などもオンタイムで入ってきやすい。
将来のネットの通信状況は各社・各国の努力によって、今以上によくなるはずです。おそらくこれからは、災害に備えたグッズのひとつとして、「ネットを経由するラジオ」が入ってくるんじゃないかな。
ラジオは日本国内でしかつかえないけれど、ネットラジオは上記の通り、世界中から情報がとってこられます。そして、ノイズは少ない。
意外とニッチなすぐれものです。ネットラジオ。
“ネットラジオは時代の先端を行く(予見)。YouTubeばりに。” への3件の返信
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