今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第4回大学入学共通テストの英語について書いていきます。
<もくじ>
●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問B (15)
●設問。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問B (15) Japanese entrance exam 2024 (15)
今日と明日で、「英語リーディング」第6問Bを解いていきます。
では私のやり方で、冒頭部分を読んだら、設問からさきに見ていきます(理由については過去記事にたくさん書いてありますのでご参照)。
福井新聞のサイトに英語リーディングの問題が掲載されています。
fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/38f70d655c90a7ad4c7c4b3fd0f78451.pdf
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【冒頭部分から得た情報】
1) 「私」はサイエンスクラブに所属。
2) 今度プレゼンをする予定。
3) よって、出題文は「サイエンス関連の記事」
記事のタイトルは「チリペッパー」となっております。
“Spice of Life”というタイトルもいいですね♪ 興味がひかれます(わくわく)。
さらにぱらぱらとページを見ていくと、プレゼン用のスライドが出てきます。そこに、”Chili pepper”とならんで”Wasabi”と書かれていることから、両者を比較するプレゼンをすることが把握できます。
“TRPV1″なんて、大文字かされた言葉も書かれている。なんでしょうね。
【そのほか、本文に書かれてあるらしい情報】
★Chili peppersのメリットデメリット。効能や気を付ける点。
★わさびについても書かれてある?
★”Spice tolerance”について触れている可能性。「スパイスの耐久性」とはなんだろう・・・?→ ちなみに、Toleranceとは「忍耐」とか「耐久性」という意味です。
●設問
問1
1と2なんてわさびそのものという気がします。笑
出題文を読まない限り正しい答えはわかりませんが、上記のようにスライドが”Chili pepper”との比較になっているので、物質としての特徴について書かれたものが正解かな、と思いました。3かも。
問2
スライドにすでにかかれてある5つのなかから、ひとつだけ間違いを選ぶというもの。
ということは、残りの4つはただしいのですね。出題文にかかれてあるはずです。さきに設問を見ていてよかった。笑 読むまえから情報が得られます。どれも正しく思えますが・・・→ 日本語で「メタボ」というので”metabolic”=腹ボテ、という意味だと勘違いしそうですが(笑い)、Metabolicは「代謝」という意味です。「メタボ」は正式にはMetabolic syndromなので「代謝機能に不全がある病気」と言えます。
問3
ネガティブな効果のところにあるものを2つ選ぶという問題です。
どれも正しそうに見えますが、「2」と「5」はよくありそうな気がします。いずれにしても、体のどこかに負の症状が現れる、ということが出題文にはかかれてあることがわかります。
胃袋でしょうか。手でしょうか。それとも、華?
問4
設問を読むかぎり、おそらく出題分にはサイエンスに基づいた「耐久性 (tolerance)」について書かれていることがうかがえます。
数値として”tolerance”が表されているとか。
主語はすべて”Poeple”です。
★ワサビに対して耐久性のある人。ない人。
★Chili pepperに対して耐久性がある人。ない人。、
★SHUというものがあるらしい。
問5
もちろん、出題文を読まない限り、正しいものは選べませんが、どの設問もすごく面白くて、本文にかかれてあるであろうことがなんとなく把握できます。それは、こんな感じです。
1) Chili peppersあるいはワサビに関する耐久性。
2) スパイスと人の気分やパーソナリティなどについてなにか書かれてある。
3) 「辛み」がつづく時間。
4) スパイスがもたらす恩恵(あるいは気を付けること)