●2024年大学入学共通テスト「英語リーディング」第6問B (16)
昨日からひきつづき、「英語リーディング」第6問Bを解いていきます。
福井新聞のサイトに英語リーディングの問題が掲載されています。
fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/38f70d655c90a7ad4c7c4b3fd0f78451.pdf
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:ようやく、出題文を全文、読んでみました。
なかなかに面白い内容でしたね。
コロンブスの時代の人たちがアジアにスパイスを求めたのも、「防腐剤」として食物の腐敗をできるだけ遅くするためでしたよね(それ以外の理由ももちろんありますが)。
使われている言葉もいたって平易。そして文章もシンプルで読みやすいです。
昨日書いたように、専門用語がいくつか出てきますが、最初に設問に目を通していたので、それらが文中で突然紹介されても、慌てるどころか、「あ、ここに出てきた!」「このことだったんだ」とかえって合点がいく感じがしました。
筆者の視点は、「スパイスには正負両方の側面がある」で一貫しています。
ワイオミング大学での研究結果を論拠として持ち出したり、専門用語を紹介したりしている点が筆者の視点を裏付ける材料となっている。
でも目盛りは「正」のほうに若干向いているんだよね。
「よーするに、加減しながら意識的に利用すれば、スパイスは食事や食べ物の色どりとなってくれるよ。まるで人生の色どりのように」と(くぅ)。
●各設問の答え
問1
設問を最初にみていたおかげで、簡単に見つけることができました。
よみはじめたらすぐに、「わさび」と「チリペッパー」の違いが説明されましたよね。
問2
正解以外はすべて、本文に書かれてあります。
消去法で「かかれてあること」を消していってもよい。「書かれてないこと」を探すよりも。
問3
これも、本文にかかれてあります。
疲れている言葉や表現が違うので迷うのかもしれませんが、じっくりと本文をよめば、その要約のような選択肢を2つ、選ぶことができます。
問4
消去法で答えることもできます。
3つの答えは出題文で書かれていることとは違うか、反対のことですが、のこる1つが「可能性」として考えられます。よって、選択肢の英語も「可能性」としてあらわされていますよね。笑
得られた情報から論理的に推測する能力が求められる問題だと思います。
問5
ラストの文章が物語っていると思いますね。
私が上記のように、「筆者の視点」としてあらわしたことは、この正解の選択肢と同じことを文中で筆者が表していたからです。
キーは、「クロージング」だということ。
この筆者はけっきょく、何を言いたかったのかな?
それが、正解につながっていきます。
ほかの4つはどれも、文中にはかかれていません。それらしい単語は何度もでてくるけれど・・・。笑