米国オレゴン州についてー行き方、NIKE(ナイキ)、ポートランド国際空港、交通機関、交通手段

●米国オレゴン州で学生として行くかたへ、行き方など。東海大駅伝チームと東洋大駅伝チームがオレゴン州で合宿

今日の記事では、私が留学して卒業した米国オレゴン大学についてと、オレゴン州への行き方について書いています。

東洋大・今西くん(箱根駅伝6区) by Kay koyama (小山ケイ)

「わが母校」青山学院の駅伝チームにとっては

よきライバルである、

東洋大の選手たちと東海大の選手たち。

かれらがそれぞれ米国オレゴン州

自主合宿をしたことを

私はさいきん、ネットで知りました。

(とくに、

東海大の子たちは私のもうひとつの母校である、

University of OregonのあるEugene市に

2か月間、一軒家を借りて滞在したそう。

なんだぁ、相談してくれればなぁ。爆)

東海大・中島くん(箱根駅伝6区) by Kay Koyama (小山ケイ)

私の固定ページにもあるとおり、たしかにオレゴン州はNIKEのおひざ元ですし大迫さんもいらっしゃいますしColumbia社の本社もありで大自然に囲まれ、走ったり自転車に乗ったりのスポーツはとにかくさかんです。

Eugeneなどは一歩街を出ると、

夜中は鹿やタヌキが出歩いてますし、

UOの校内ではリスがあちこちで走り回ってます。

圧倒的にのどかで、空気がおいしい。

ちなみにNIKEの本社は、

Oregonいちの大都会(笑)である

Portland市から車で10分ぐらいI-5を

南下したところにある、Beavertonという市にあります。

会長のPhil  Knight氏はオレゴン大を卒業しているので

私の大先輩です(#^^#)

★★★★★オレゴン大学の大先輩、フィル・ナイト(Phil Knight) ナイキ会長です。お誕生日、おめでとうございます!(#^^#)(ちなみに、オレゴン大学卒業生は“Ducks”と呼ばれます。大学マスコットのドナルド・ダックから来ていて、私も自身のTwitter accountに”Duck”と入れています)★★★★★

オレゴンは西海岸ので、海一つ隔てた日本とのつながりはとても強いです。

昔から。

ときの外務大臣、松岡洋右が留学したのも

わが母校、オレゴン大学なんですよ。

知ってますよね、松岡洋右。

「国際連盟」を脱退した。

UOで私が専攻した国際学部の単位取得科目のひとつである、

「米国の歴史:第二次世界大戦突入までの期間」

という歴史の授業を受講したとき、担当教授が

「松岡洋右はこのオレゴン大学に留学してたんだって!!

資料みてびっくりしたよ(@_@)」

と授業中に口から泡でも吹きださんばかりに

興奮気味におっしゃっていた表情を

今でも思い出します。

いずこも人っておなじなんだなぁ、と

なんだか嬉しくなりました。

法科大学院(Law School)に留学していたそうです。

松岡さん。

閑話休題。

大坊珈琲店のコーヒー「3番」(大倉陶園のカップで)

★★★★★大坊珈琲店で使われていたシリーズです。大倉の白さは大坊さんが「最高」とおっしゃるほど、清潔感にあふれています。取っ手も安定感があって飲み手の指によくなじみます。★★★★★

オレゴンは、米国のなかでも屈指の

「外に開かれた」州といえます。

歴代の知事は民主党員

昔から民主党が強い州’です。

住民のかたがたも日本へ旅行に来ていたり、

仕事で日本と取引があったり、

大学機関が交換留学制度を有していたり。

だからこそ、外に開かれた感性を持つ人たちを

さらにひきつけるのだと思います。

その典型がPortland。

トランプ政権が発足することが確実となるや、

まっさきに大規模な反対デモが起きたのが

Portlandです。

Portlandの反対デモの様子は連日、

NHKでも取り上げられていたので

記憶に残っているかたもおられるでしょう。

実際にオレゴンで短期合宿を計画している若い子や

その親御さんたちの参考になれば、と思い、

すこしいろいろ書いてみようと思います。

オレゴン州は太平洋に面していて

南はカリフォルニア州,、ネバダ州と、

北はワシントン州と、

そして東はアイダホ州と接しています。

北緯42度で北海道よりも若干、

北に位置していますが、

EugeneやPortlandなどのOregon Coast側は

体感温度はそれほど寒くはありません。

もちろん冬場は防寒が必要ですが、

凍えるほどではないので、

重ね着できる長袖のTシャツやセーターなどを

数枚と暖かいジャケット1枚でもあれば、

あとは必要に合わせてショッピングモールや

NIKE、Columbia、あるいは、

Made in Oregon」というOregon各所に存在する、

お土産にはもってこいのお店で購入すれば

良いと思います。

寝具も同じです。

現地で新品のものが手ごろな値段で購入できますし、

こだわりがなければ、

Second handのものもいくらでも手に入ります。

夏は湿度が低くてカラッと晴れているので

とても過ごしやすいです。

成田空港から直行便があります。

私はDELTA航空を使っていました。

行きは追い風で約7時間

帰りは向かい風で約8時間の空の旅です。

夜出発の便であれば、

ポートランドには日本時間の夜中に着く

ことになります。

なので、飛行機の中では

時差をできるだけ解消するために

寝ておく必要があります。

格安航空券の特徴のひとつは、

エンジン付近の座席は安売りされやすい、

ということです。

もし格安航空券を購入された場合、

エンジン付近であれば、

大きな子守歌が一晩中、

聞こえることになります。笑

私も留学時代を含めて若いころは

目を皿のようにして格安航空券を探したものですが、

これは若者の特権でしょう。

中年以降のかたには、比較的静かな座席や、

あるいはビジネスクラス、

ファーストクラスでの空旅をお勧めします。

とくに、仕事で海外に行かれるかたは、

乗っているだけで体が疲れてしまうエコノミーでは

到着後、すぐに仕事ができません。

●オレゴンPortland International AirportからDowntown、あるいはOregon各地への移動方法

Portland International Airport (PDX) からPortlandの中心街までは

ラッシュ時間にもよりますが、車で約1時間弱

成田から東京の中心街までが2時間前後かかることを思うと、

Portland国際空港からPortlandへのアクセスは

とてもいいです。

そこからさらにポートランド以外のオレゴン各地へ行くには

国内線か、あるいはレンタカーで移動します。

ポートランド市内からもGreyhound が出てますので、

(広いOregon州内を車で移動する際の必需品です。

私もボロボロになるまで広げて使い続けました。)

そこまで空港からタクシーで移動しても良いでしょう。

但し、Greyhoundはときおり、

車内での治安の悪さが取りざたされることがあります。

運賃が割安でコスパは良いので、

もしどうしても利用する場合は、

できるだけドライバーに近い前方の席を確保しましょう。

空港から直接レンタカーで移動する場合は、

時差でふらふらの頭を押して、

何車線にも分かれた高速道路のスピードに乗らなければならない、

ということは覚悟してください!

空港付近にはBest WesternやHoliday Inn級の

価格も割安で便利なコンドミニアム風ホテルがあるので

そちらを利用して一晩体を休める、

というのもいいと思います。

ネットでも予約可能です。

ちなみに、Portland付近で雨がふる場合、

霧雨のようなshower状態のものが多いので、

それほど完全防備で雨具を用意しなくても大丈夫です。

Oregoniansは傘を差さずに歩いてる人もいますよ。

“This is the Oregonian way!”とかなんとか言いながら。

●Oregonで住むところを探す(家、アパートなど)

さて。実際にOregonで長期にわたって滞在する場合、

その期間がもしひと月以上になるのであれば、

私は東海大の子たちがしたように

1)一軒家を借りるか、

2)「Quad」と呼ばれる4人でキッチンやバスルームだけを

シェアするアパートを借りることをお勧めします。

Eugene市であれば、たいていは割安な価格で借りられますし

家賃に電気代(都市ガスがないのでキッチンはIHです)や

水道代が含まれていることが多いからです。

敷金や頭金、礼金、なんてものもありませんので

こういう点は本当に、

「今日、着の身着のまま、

母国から逃れるようにしてやってきた人でも

すぐに生活できるような柔軟性がある社会」

だとつくづく感じます。

Eugeneは大学の街ですので、いたるところに

教授や研究職のひとの住居があります。

かれらが長期にわたってサバティカル(sabbatical)

不在にするとき、

学生に家を貸し出してくれることもありますし、

あるいは離れの一室を使ってください、

なんてこともあります。1) 知り合い・ツテを頼ったり

2) ネットの情報を調べたり、

3) ご自身の大学の留学窓口を利用したりする

方法もあります。

行く先にある大学が

交換留学制度や姉妹校のような関係だったりすると、

思わぬ好条件の物件に巡り合えたり

大学寮の部屋が短期間、食事付きで借りられたりします。

オレゴン大学も、青学をはじめ、

慶応、早稲田、明治大

交換留学制度を有していますよ。

上記のとおり、

私の肌感覚として、

米国は着の身着のまま他国から移住してきた人でも

その日のうちに必要最低限の生活物資はそろえられるようなところがあります。

SafewayAlbertsonsなどのスーパーにいけば

食料品や日常品は利用しやすい価格で売られています。

そしてオレゴンはなんと、タックスがないのです!!

(消費税導入が何度となく議会で議論されたのですが、

住民投票でことごとく却下された、

という経緯があります)

上記のQuadは家具つきのところがほとんどですし、

実際に住んでいる人が不在にするときに借りるのであれば、

もちろん家具(テレビやキッチンのものなど)は利用させてもらえます。

日本から短期で行かれる場合、持ち物はスーツケース一つだけでじゅうぶんだと私は思います。

たくさん持って行っても、帰りも大変ですし。

大学構内の掲示板には「For sale」の張り出しとともに

中古品(Second hand)もたくさん売られているので、

それらを利用しても良いでしょう。自転車なども購入できます。

A4サイズぐらいの張り紙の下に、イカやタコの足みたいにぺらぺらと切り込みがあって、そのひとつひとつに相手の連絡先がしるしてあります。自分用にいちまいちぎって、相手に連絡します。またくわしくは、(2)以降としてアップします。