今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2022年の大学共通テストまでの3か月間におすすめの英語の勉強法(ビジネスパーソンにも応用可能)について書いています。
<もくじ>
●<英語>2022年大学入学共通テストまであと3か月。(ビジネスパーソンにも応用可能)そろそろ「ピーキング」を意識します。効率的に。
●ビジネスパーソンが応用するとしたら。by 小山ケイ@いちビジネスパーソン。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●<英語>2022年大学入学共通テストまであと3か月。(ビジネスパーソンにも応用可能)そろそろ「ピーキング」を意識します。効率的に。
「ピーキング」とは本来、マラソンをはじめとするスポーツ関係の言葉です。
Peak + ing
「最高の成績を収めるために、ピークをもってくるべき場所を見定める」
これは、あらゆることに応用できます。
大学入学試験であれば、「最高の成績」とはテストの点数そのもの。
ビジネスパーソンであれば、「最高の成績」とは営業成績やプレゼン成果、取引先との成約、売り上げ目標の達成。
今日は、長年にわたって英語の翻訳者というビジネスパーソンをしている私が、実体験に基づきながら「大学入学共通テストまでの3か月間で、英語の試験に向けてピーキングを意識してすること」について書いてみたいと思います。
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試験対策そのものは予備校などの専門機関や講師の先生のようなプロがおられます。なので、今日の記事では「私にしか書けない」記事を書きますね。
One and onlyとして。
他の科目が短期集中で突破可能なことがあるのとくらべて、英語は日数と時間・労力を要します。
このことは、このブログで何度も何度も(口を酸っぱくして)言ってまいりました。
大学入学共通テストがまだ2回めなので、過去モンを振り返ろうにも分析データとしての蓄積はほぼ皆無です。
けれど。
英語を話し、書き、聴き、読み、それらのすべてを生業(なりわい)としている私からすると、「英語を実用的に使える人間を増やす」あるいは「そうなるように目標設定している若者を進学させる」ことを目的にしたために試験内容が大幅に変わった、大学大学入学共通テストの英語試験に向けたこの3か月間は、次のようなことをすると将来も使える英語につながっていくと思えます。
1) Nativesが話していることを毎日、聴く。YouTube動画や音声。→
理由】
a.リスニング試験の割合が増えた。
b. 会話の基本は「相手の言っていることを傾聴する。そして理解する」。これは、カジュアルな会話であろうとスピーキング試験であろうと、同じです。
教材】
a. 自分がこれまでずっと使用してきた教材。
b. 自分が興味を感じる動画や音声。
aはおもに、復習のため。
bはおもに、新しいことを仕込むため。
いずれも、映画やテレビドラマ、音楽でもいいのです。
(ただし、私が過去記事で書いたように、1週間前に音楽を聴くのはやめたほうがいい。ノリやダンスに意識が行ってしまったり、試験中もその音楽がなりっぱなし、ということを私も体験しているので)
2) 新しいことを仕込む作業と振り返る「復習(おさらい)」の作業。
割合としては半々。
ただし、「あくまで感覚で」。
律儀に計算して50%、50%は必要ありません。
臨機応変 (Rinki ohen)に。
ひと月から3か月くらいの短期語学留学があるように、3か月の期間で習得できる会話や聴きとることができるようになるnativesの発音、仕込むことができる単語や言い回し、などはまだまだあります。
集中力を味方につければ。
教材】
新しい参考書。
英字新聞(おすすめは、Wall Street JournalやFinancial Timesですが、ビジネスにまだ関係していない学生さんの理解をはるかに超える記事が多いかもしれません(いや、ビジネスパーソンにもハードルが高い場合があるらしい・・・)。
少しハードルをさげて、日本語訳がついている子ども向けの英字新聞で、最初は英語だけ読んでみると良いと思います。
読み方についてはこのブログでたくさん、書いています。
メニュー(カテゴリー)から、「英語(潜在意識を味方につけて)」をクリックして読んでみてくださいね。
ケータイであれば、ヨコ三本の線があるところ。笑
(なんて言うのかは知らないけれど)
3) 2021年度版の徹底復習。
まだ1回分です。
nativesの言っていることをソラで言えるくらい、毎日毎日、復習してみましょう!
読解もしかり。
4)(おそらく予備校でも講師の先生でも言わないこと。藁)
この時期だからこそ、「自分がむちゃくちゃ興味を感じていることについての英語」に触れる。
かたっぱしから。
理由】
a. 自分がむちゃくちゃ興味を感じていることは、苦にならずに毎日、熱心に、調べたり練習したりしようとするので。
b. 楽しい、わくわくする、という感情は、言葉を定着させてくれる不思議な力があるから。
「感情は、英語という言葉を記憶に定着させてくれる接着剤です」 by 小山ケイ(つまり、私)
c. 直前はそういうことができなから。気分転換にもなるから。
★音楽
★動画
★映画
★ゲーム(英語しか書かれtてないもの)
★雑誌
★外資系のパンフレット→ たとえば、アウトドアが好きな人にはおなじみの“Columbia”ですが、本社は私の母校がある、米国オレゴン州です。
“Nike”もそう。
アウトドアとかスポーツにむちゃくちゃ興味がある子(あるいは、Nikeの厚底靴そのものに対して。笑)なら、両社の本社サイトを閲覧したり、実店舗に足を運んでみるのはおすすめです。
実店舗には、まだ翻訳されていないパンフレットがあったり、日英どちらの言葉も掲載されているパンフレットが置かれていたりするからです。
●ビジネスパーソンが応用するとしたら。by小山ケイ@いちビジネスパーソン。
ビジネスパーソンで「英語をふたたび勉強し始めました」というかたはおられることと思います。
私も国内ビジネススクールに通っていたときを含めて、「TOEICを勉強しています」とか「せっかくビジネススクール、それも『英語の青山』に通い始めたので、また英語を勉強しはじめました」というかたによくお目にかかりました。
ビジネスパーソンに向けた記事はたくさん書きました。
そちらも参考にしていただきつつ、応用編んを書いてみますね。
お仲間ビジネスパーソンにむけて。
ビジネスパーソン応用編1) Nativesが話していることを毎日、聴く。YouTube動画や音声。→
ご自身が利用されている英会話アプリ、Podcastingの番組でも良いです。
「3か月後には日本の報道機関にも大々的にとりあげられる国家的な試験がある」とイメージしながら、毎日勉強してみてください。
キモは、「危機感」です。
それも、3か月間。
★普段から利用しているTOEICの音声教材
★いつも聴いているPodcasting
★ビジネス系の英語番組
★TED
★(意外と)瞑想系のYouTube動画→ 忙しくてストレス感じてるビジネスパーソンは多いです。私の周りもそう。英語の勉強くらい、ストレスフリーで気持ちがゆったりする瞑想系の動画や音声はおすすめです。私も毎日、聞いています。ただし、英語でInstractorが何か言っているものですよ(笑)。インストルメント系ではなく。
ビジネスパーソン応用編2) 新しいことを仕込む作業と振り返る「復習(おさらい)」の作業。→
毎日利用している教材等と合わせて、「新しいこと」を意識してみます。
たとえば。
★普段利用しているiPhoneの使い方を、米国Appleサイトに行って調べてみる。
★外国人の同僚(英語圏)に英語で話してくれるように頼んでみる。
★SNSで海外コミュニティサイトに参加してみる(やりとりが英語で書かれている)。
★自分でSNSに英語で発信してみる。
★英文ライティング講座に参加してみる。
ビジネスパーソン応用編3) 2021年度版の徹底復習。→
本当に徹底復習しても良いでしょうし、TOEIBの過去モンでもいいと思います。
その他。
★TOEFL参考書の復習。
★GMAT参考書の復習。
★ビジネススクールで配布された、Harverd Business ReviewのCase Studyの復習。
★教授が配布した英語のパワポ資料の復習。
★会議で配布された英文資料の復習(?)。
ビジネスパーソン応用編4)この時期だからこそ、「自分がむちゃくちゃ興味を感じていることについての英語」に触れる。
仕事を完全に忘れられる、自分の趣味の世界もいいでしょう。
家庭があることも忘れるくらい(笑)、打ち込めることに関係する英語でもいい。
★趣味の世界
★自分独りの世界
★好きな俳優さんの出演作品をかたっぱしから、観る。
★10代のころによく見た映画やPV (MTV)を再度、観まくる。
★「青春時代に大好きだったあの外タレはどうしてるのかなぁ」とググる。
“<英語>2022年大学入学共通テストまであと3か月。(ビジネスパーソンにも応用可能)そろそろ「ピーキング」を意識します。効率的に。” への3件の返信
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