今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、日米豪印による通称 ”Quad”(「クアッド」)という英語について書いていきます。
<もくじ>
●【英語】”Quad” 「クアッド」日米豪印。
●”Quad”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語】”Quad”「クアッド」日米豪印 – Japan, US, Australia, and India
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昨日のニュースから。
BBC
https://www.bbc.com/japanese/56383688
日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE10DAP0Q1A310C2000000/
NHKFMで「日米豪印四か国の通称『クアッド』が」とアナウンサーが読み上げるのを聴いていて、「ああなるほど」と私はとても納得しました。
Quad
私にとっては懐かしいひびきです。
私が「クアッド」と聞いて思い出すのは、若かりしころに留学した米国オレゴン州で学生たちが好んで住んだ居住スタイルです。
たんなる「4」という数字というよりも、なにかが四つになって組み合わさっているようなイメージ。
居住スタイルであれば、4人(あるいは4つの家族・世帯)がキッチンやバスルームをシェアする形の施設。
キッチンだけのシェアという施設も含めて。
けれど、完全に切り離された居住スペースなのではなく、4人・4家族は何かをシェアしている。
だから日米豪印が連携して取り組むことを“Quad”と表現するのだと思います。
Four members、ではなく。
★コロナ対策でがっぷり四つに組む。
★太平洋海域の治安
★経済的な連携
★思想の共有
★場合によっては人的交流
“Quad”はまさに、まんじのように中心部を共有している状態。
よって、この中心部を共有していないものは部外者となりやすい。
居住スタイルの”Quad”は、同じキッチンバスルームを共有していない部外者はその場所へたどり着くことはできない(私が住んだQuadは玄関から自室に入ってらさらに奥の扉でそれぞれつながっていましたね)。
仲良し4人組はたしかに居心地がいい。
今回の「クアッド」メンバーを見ても、以前から政治的に近しい間柄(文化的にも親近感を感じる国々です。少なくとも私は)。
けれど、そこに組み込まれていない「他の」クアッド利用者はそのなかに入ることはできない。
だから、「うちをけん制するな」と言うところがでてくる。
これは当然だと思います。
Qua – = Four
-(q)ua = interlocking or connecting with one other or each part (like “squad” or “square”)
接尾語だと思っている” -qua”への理解は私の誤解かもしれません。でも、”Quad”に実際に住んだ経験のある私の潜在意識のなかではすでに、そんな英語のイメージが植え付けられている。
私が無意識とはいえ「クアッド」と言う言葉を耳にして瞬時にとても納得したのはそんなところもあるのだと思います。
●”Quad”の発音
1) ク
2) (口を少しすぼめながら)「ウァ」(ここが一番、音程が高い)
3) (母音なしで)「D」
4) ク + 「ウァ」 + 「D」
*ニュース報道ではカタカナで「クアッド」と書かれていますが、英語の発音には2)のように「ウ」の音が入ります。あえてカタカナにすると、「クウァッド」とするほうがいいような気も。
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