私の好きな英単語 – Ritual

今日の記事では、「私の好きな英語」と題して「Ritual」という英単語について書いています。

<もくじ>
●私の好きな英語ーRitual
●私がこの言葉を好きな理由。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。

●私の好きな英単語 – Ritual

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聞いた瞬間にもっとも浮かぶのは「宗教」

厳格なやりかたにのっとって執り行われる宗教儀式

決まった手順があって決まった形式を大切にする宗教行事

 

けれどRitualはいろいろな場面で使うことができます。

“Morning coffee is my ritual to start a day.”

“The ritual we always do in this seminar is to ask you questions and to answer your questions.”

たぶん、日本の学校の授業では「宗教儀式」という意味で習うことが多いと思います。そしておそらく、大学受験でもそういうシチュエーションで出題される。

けれど、たとえばスピーキングテスト。

それも面接官を前にして話す形式のもの。

何かの拍子に自分が毎朝、ストレッチをすることを日課にしている、という話をすることになったときに、次のように言うことができるんですよ。

“Stretching my body is my morning ‘ritual’ every day.”

面接官が何人もいるようなスピーキングテストだと緊張してもしかしたら言い回し、なかなか口をついて出てこないかもしれません。

でもたとえば会社の同僚の外国人に言うときや、ビジネススクールの面接が英語でのやり取りになった場合(私が青学ビジネススクールの面接を受けた時のように)、「ritual」と使うことで場の雰囲気を和らげてくれたり(to break the ice)軽い談につながって言ったりしてくれます。

応用編として。英会話そのものに慣れてきたら、”ritual”というときに両手で引用マークを2回、空中に描いてみましょう!(^0_0^)

2回。

くりっくりっと。

やりかたは、両手の人差し指と中指を使って、自分のまえでくりっくり、と引用マークを描くような感じです。

両手の間はすこしあけて。その中に”ritual”が入るので(視覚上)。

nativeっぽくなりますよ~。笑

上手にやってみたいかたは、英語圏の映画とか海外youTubersの動画を参考にしてみてくださいね。

●私がこの言葉を好きな理由。

鶴岡八幡宮の茅の輪

nativesもよく使う使います。

でも宗教の表現をするためじゃないことが多い。

気さくな雑談とかざっくばらんに話をするときとか。

やっぱりto break the iceだったり、相手との距離を縮めてくれたり。

聞いていても、自分と同じ生身の人間が話しているような親近感がわいてきます。

だからこそ、私はこの言葉が好きなのです。

おはな

宗教にはまったく関係ない話題のなかで”ritual”と使われると、「ああ、宗教行事みたいに決められたやりかたのひとつとしてそれをしたんだわ」とか「毎回同じことをしているって意味で使ってるんだわ」とか、いろいろなことを瞬時に理解できます。

しかもそれがとても大切なこととして行われていることもある。

毎朝コーヒーを飲むことが日課の人がritualと使えば、毎朝毎朝同じことを単純に繰り返している、というよりも、大切なひとときとして行っていることを意味している場合が多い。

大坊さんのコーヒー。大倉陶製のカップ。
大坊珈琲店のコーヒー「3番」(大倉陶園のカップで)

あるいは毎度毎度同じことを繰り返すことを大げさに表現している。

だから、その言葉遣いが使う人の茶目っ気であったりユーモア(ときには皮肉?)であったりということが分かります。

仰々しさ

自虐

ユーモア

 

日本の学校ではおそらく、そんな使い方は教えてくれないはずです。

そら

日本語もそうなのですが、言葉はその額面の使い方がある一方で、それに上記の「仰々しさ・自虐・ユーモア」のような別の意味を付加した表現方法として使えます

言葉は人のクリエイティブな活動の手段でもあるのです。

だから私は言葉が好きなのだと思います。

そしてそんな私が英語をみたとき、クリエイティブな表現方法として役に立ってくれるひとつがritualと言う英単語なのです。

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