スコットランドのセントアンドリュースの宿泊場所(ゴルフ)(3)

今日の記事では、
St. ANdrewsでの宿泊場所について書いています。
●St. Andrewsでの宿泊先について
●私たちが宿泊した先
いちばんはじめの記事は、以下のサイトから始まります。↓↓↓↓↓



こじんまりとして徒歩で回れてしまう町。古い町並みの中に、素朴なお菓子屋さんやカフェがあったり、高級ゴルフウエアやクラブを売る店舗があったり、何日滞在しても飽きない魅力がSt. Andrewsにはあります。



●セントアンドリュースでの宿泊先について

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1日で町中をほぼ回れてしまう、と言われるように、St. Andrewsはこじんまりとして歩きやすい町です。

そのせいか、日本の旅行ガイドブックなどを見ると、「イギリス」や「Scotland」をタイトルとするなかで、ほんのちょびっとしかページが割かれていません。

2ページあれば良いほう。

それは「聖地」の扱いとして淋しすぎる。笑

というわけで、このカテゴリー「徒然なるままにひぐらし。」ではしばらく、私がじっさいに聖地巡礼をした経験を存分に盛り込みながら、St. Andrews Linksの公式webサイトや町の中心部に位置するSt. Andrews 大学のサイトなども参考にして、St. Andrewsについて書いていこうと思います。

ちなみに同大学は、ウイリアム王子とキャサリン王妃の母校であり、お二人が出会われた場所でもあります。

日本から留学されている学生さんもおられるとのこと。

★★★★★留学経験者である私も、上記キャンペーンは興味があります。★★★★★

1) Bed and breakfast (B&B)

イギリスと言えばB&B、と言われるほどB&Bがたくさんありますが、St. Andrewsも街中のいたるところにB&Bは存在します。

Old Courseまで徒歩で行ける距離のものも多く、入口にはTripAdvisorのステッカーが貼られているところもあるので目印にもなります。

2) Luxury hotel

やはりOld Course Hotelがまずは上げられます。五つ星ホテル、となっています。

「ホテル越え」のホテルです。

私たちは今回、こちらのホテルは宿泊ではなく見学中やラウンド後の食事や買い物で何度か利用させていただきましたが、従業員のかたも宿泊客も、紳士淑女が多い印象を受けました。

日本での駐在員のご経験でもあるのか、日本語が堪能な身なりの良い初老の白人紳士がドアを手で押さえて私たちが通るのを待っていてくださり。

レセプションの中年男性には「いまそこで買い物をしてきた帰りなのですが、こんな格好でこのまま、こちらのレストランにこれからお邪魔しても大丈夫かしら・・・」と皆で尋ねたところ、「大丈夫ですよ、十分に素敵なお召し物をお召しでらっしゃいます」品の良い笑顔でおっしゃっていただいたり(こちらは英語ですが)。

のっけから「Hi, how’s it goin’?」「What’s up?」ではなかったのでとても親近感を感じました (Sorry Americans…)。

そして、もうひとつ、特筆すべきホテルとして、私は「Fairmont Hotel」をあげたいと思います。

2001年にセントアンドリュース大学の学生によるファッションショーがここで開かれた際、学生モデルとして現在のキャサリン王妃が”Runway”を歩かれた際、同じく学生としていらしてらしたウイリアム王子がさいしょに一目ぼれした場所、なのだそう。

St. AndrewsのOld Courseからはすこし離れていますが、外観や玄関の雰囲気など、高級感と落ち着いた雰囲気を感じます。

北海の景色が見渡せます。

●私たちが宿泊した先

私たちが宿泊したところは、一緒に行った友人の友人で、ここSt. Andrewsには何度も訪れているツアーコンダクターを生業とされているA氏の紹介でした。

外観はいっけん、何の変哲もないB&Bでした。

そのかたが「ホントは教えたくなかった隠れ家です」とおっしゃったので、宿泊先名は伏せさせていただきますが、旅行ガイドブックや宿泊サイト、旅行会社を通してではやはりここは紹介されないと思います。

セレブなかたや芸能人のかたも、おそらくご存じないでしょう。

設備は若干、老朽化していますし、エレベーターなどはもちろん設置されていません。

到着したときは4人とも、言葉に出さずとも「目が点」という状態でした。

とくに、うち1人は上記のOld Course Hotel(★★★★★)に長期滞在経験のあるような人間です。

床の絨毯にはシミもありました。

でも。

数日宿泊するごとに、そのよさが分かりました。

帰ってきてその話をA氏にお礼と合わせてしたときにようやく、ご自身にとって「隠れ家である」ことを伝えられました。

Caddieさんたちの間では認知度の高いB&Bです。

「どこに泊ってるの?」とラウンド中にキャディさんに聞かれて、「●●●」と答えると、「ああ、あそこね!」とすぐにわかってくれました。

そういうB&Bはやはり、人とのつながりのなかで紹介されます。

本当の口コミのすごさですね。

「ガイドブックにも載っていない」と枕詞がつく名店と同じです。

(どうしてCaddieさんたちがご存じなのか、どこが良かったのか、詳しくはすみません、割愛させていただきます。A氏のお気持ちを尊重し、またA氏に感謝したいので・・・)。

●Caddieさんたちとの思い出

行く前から友人に、「素朴でかわいい町だから」と言われていたのですが、本当でした。

ゴルフ発祥の地であるため、観光が産業として機能している町ではありますが、どこか片田舎の素朴さに通じる安堵感や親しみやすさを感じました。

なかでも、Caddieさんたちとの会話は私の中で思い出のひとつとなっています。

私たちのCaddieさんはみんな、若い男性陣だったのですが、あれは10番ホールあたりだったでしょうか、ひとりのCaddieさんがもうひとりの人へ、「えっと、あの映画なんてったっけ、女二人がドライバーで、アメリカ国内を回っていく話」なんて会話しているのです。

どうやら、私の友人たちのうちの2人が、その登場人物たちに雰囲気が似ている、と言いたいらしい。

でもそういわれたほうは、「え、なんだろう・・・」と言っている。

私には、「女二人がドライバーのロードムービ-なんて、あの映画しかないじゃん」、と思えたので、横から、「それって、テルマ・アンド・ルイーズ(Thelma & Louise)じゃないの?」と言ったのです。

すると、「そう!それ!」となって、みなで大笑い。

前回、「英会話ができると、St. Andrewsでの楽しさが広がりますよ」とお伝えしました。

「hand-wedge」が「手の5番」であることを教えてもらったのも、ラウンド中にCaddieさんたちと雑談したからです。

St. Andrewsの町全体をぜひ見たい、と思い、二階建ての観光バスにも乗りましたが、そのときに「ウイリアム王子とキャサリン王妃がSt. Andrews大学の学生だったころにデートしたカフェがここです」とアナウンスされてそのカフェにも下車後に立ち寄りました。

アナウンスはもちろん、英語です。

友人たちからは「こんなこと、ガイドブックには載ってないよ!」と、とても喜ばれました。

カフェの窓には外に向かって、“Kate met Wil here!”と手書きの紙がさりげなく上のほうに張られてありました。

お二人が在学中におつきあいされていたころの町のかたがたのスタンスそのものです。

「Kate」と「Wil」が誰の愛称であるのか、知らなければ素通りしてしまうところでしょう。

しかも、主語は「Wil (William王子の愛称)」ではなく民間から王室入りしたKatharine王妃の愛称、「Kate」となっている。 

さらに、日本に帰国してから、宿泊先の「General Manager」(とご本人が署名していたので、日本から行くときはOld Course Hotelのようなホテルを想像していました。笑)にお礼のメールと、また必ず宿泊させていただくつもりであることを送りました。

そのときに、日本語訳した「避難方法」(「これ読んでね」とチェックイン時に渡されたものは、いかにもグーグル翻訳なものだったので)をプレゼントとして送ったところ、「次回は旅行会社を通さずにじかにメールをくれると、ディスカウント料金をご紹介できるからね」と言っていただけました。

これも、あらたな「人とのつながり(縁 en/spiritual encounter)」です。

次回は、公式webサイトやtwitterから、St. Andrewsの魅力や情報を拾ってみたいと思います。

英語にご興味ありましたら、このブログの以下の別カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」をご覧ください。

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