今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、長年のなりわいである「翻訳」をとりあげて、「これからの翻訳者には、「しゃべり (Speaking)の能力もあるといい」ということについて書いています。
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<もくじ>
●翻訳者の能力(その9)。翻訳者の能力その9ー「しゃべり(通訳)もOKとする」”Translation OK” as well as “Speaking OK”
●実際にどんな”Speaking”が求められるか?(弊社の例も交えて)
●では”Speaking”能力をどうやって身につけるか?
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままに、ひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●翻訳者の能力その9ー「しゃべり(通訳)もOKとする」”Translation OK” as well as “Speaking OK”
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私は翻訳者です。
その一方で、通訳を依頼されることもあります。
ただし、看板は掲げていません。
私のところまで依頼が来る「通訳」案件は、長くお取引させていただいているクライアント企業が取引先とやりとりしたり、「うちの海外窓口となってほしい」、というような、ビジネスの現場で必要とされる「しゃべり 」がほとんどです。
まさに、“Speaking.”
通訳者のかたはランク付けされて大きな国際会議に数名体制で当たったり、海外とのテレビ会議や電話会議で通訳したり、あるいはテレビの同時通訳をしたり、そのお仕事は多岐にわたります。
私の友人などは、通訳学校に通ってしっかりと勉強してから、エージェントに登録して他の通訳者さんとパートナーとなって二人体制で当たるのだそう。
彼女がしている通訳案件などはやはり、通訳のプロとしての専門性が大いに求められる、と私も思います。
でも、です。
長年翻訳者をしてきて感じるのは、「ビジネスの現場で需要が高いのは日常会話程度のやりとりができる人。ただし、専門用語も理解できる人」。
げんに、上記のように私のところに「お願いしたい」といってくる案件がそうです。
その企業の社員にその能力があれば一番ですが、日本において「日常会話程度の英語ができる人」は多数派ではない。
いまの時代、翻訳は機械でもできます(私がよく言われることです。笑)
機械翻訳の性能が上がってきている、とも言われます(あれ?と思うようなのもありますが・・・)。
よって、プロの翻訳者が全員持っている能力、というよりも、「これからの翻訳者が持っていると良い能力」として私は、”Speaking”を上げてみたいのです。
つまり、「付加価値」ってやつです。笑
“Speaking”ができると、たとえば、”Speaking”でひろったことから発生する翻訳業務をご依頼いただけることもありますし、「なくてはならない存在」としてクライアントから指名買いしてもらえることもあります。レッドオーシャンの「相みつ」ではなくブルーオーシャンをすいすいおよぎながら。
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●実際にどんな”Speaking”が求められるか?(弊社の例も交えて)
★海外の見知らぬ企業、人からの突然の問い合わせへの対応。
★こちらの要件をしっかり、伝えたいときのしゃべり。
★相手の姿がまったく見えない、「電話でのやりとり」。
★海外取引先や多国籍企業内の接待、呑み会。
★英語を話す人たちのゴルフラウンド。
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●では”Speaking”能力をどうやって身につけるか?
もちろん、一朝一夕では無理です。笑
このブログの別カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で私がさんざん書いている方法を使ったり、英会話学校に通ったり、短期語学留学したりしながら、身につけていきます。
そしてここがミソなのですが、「日常会話」とはいいつつ、「専門用語」もしゃべりの中で使えるようにしておく。
専門的なことを口頭で説明できるようにしておく。
相手の言うことも理解できるようにしておく (Listening)。
◆こつこつ。
◆日数をかけて。
◆基本は音読。
◆できれば毎日。
◆「感情」を利用する。
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