今日の記事では、昨年2019年5月19日に書いた「さまざまな職業形態」の続編として、コロナウイルスが蔓延するいまの日本における職業形態について書いてみます。
<もくじ>
●アルバイト、会社員、フリーランス、法人経営。そのすべてを私は経験しました。
●ひとりひとりが「いろいろな方法で金銭を得る」時代になる。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「新しい生活様式・テレワーク・仕事形態に向けて」のカテゴリーで書きました。働き方改革やリモートワーク・ノマドについて私が思うことについては以前、下の記事で書きました。
●アルバイト、会社員、フリーランス、法人経営。そのすべてを私は経験しました。
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昨年の5月19日に、私はこのブログで「さまざまな職業形態について」と題してブログを書きました。
そのときに、「また詳細を引き続き書いてまいります」と記しましたので、今日はこのコロナウイルス感染拡大するいま、今後の予想を続編として書いてみたいと思います。
会社員
いわゆる「コロナ禍」によって出勤形態はさまがわりしていきます。ある日は出勤したりある日はテレワークをしたり、あるいは完全にテレワークへ移行する企業があったり。
これまでは「会社員」とは「正社員(あるいは契約社員)として企業に属し、その企業の本社・支店・支社・店舗等に出勤する人」がほとんどだったと思います。
これからの職業形態は、働く場所や出勤時間はかなり多様化することが考えられます。
技術革新によってリモート操作も可能になるはずです。
私が銀行員だったとき、システム開発専門の部署がありました。それらの部門はこれからの時代、すべてオンラインでつながってテレワークとなるはずです。5G6Gの時代が本格的に到来することも大きい。
会社員のかたがたの意識の変化、技術革新、生活形態の変化(働きながら子どもを育てたり親を介護したり)などによって、上記のような予想はほぼ間違くなく現実となると思っています。
フリーランス
もともと「ノマド」や「remote work」で働いていたひとも多いと思います。コロナ禍によるこれからの時代、自宅での仕事を中心に、外では三密を避けながらカフェやワークスペースを利用する。ワークスペースはコロナ対策がしっかりなされた専用スペースが増えるでしょうね。
法人経営
テレワークを積極的に利用したり、これまでなかなか導入されなかったフレックス制やワークシェアリングを本格的に利用したりしていくこととなると思います。
これから起業するベンチャーであれば、テレワークはworking-standardとなるはずです。
●ひとりひとりが「いろいろな方法で金銭を得る」時代になる。
何年か前、知り合いの大学生と話をしたとき、彼女は「メルカリで合計10万円くらい稼いだ!」と嬉しそうに言ったことがあります。ちょこちょこと出品しているらしく、「プチプチを手にいれなければ」とも言ってました。プチプチとは出品物を梱包する緩衝材のことです。
大学生でもオンラインのフリマでそんなに儲かるんだ、と私は当時、メルカリの市場規模に驚きましたね。10万円は大金です。とくに学生にとっては。
私自身は一時期、ヤフオク(Yahoo!オークション)をしていたこともありますが、メルカリの登場で誰でも気軽にオンラインで自分の不要物を出品できるのは本当に便利だと思います。若い子を中心にスマホで利用されているのも納得できます。
ひと昔前、とくに日本経済が「右肩あがりで成長する」ことが当然視されていた時代、働くことは会社員になること、というかたが多かったと思います。一次産業に携わるかたたちが少なくなるいっぽう、1億総サラリーマンという言葉が生まれ、会社員が増えました。
けれどこれからの時代、企業もテレワークが進み、様々な雇用形態に対する法整備も整い始め、技術革新もなされ、個人の生活もそれぞれ事情・目的・目標を抱えることで、職業形態や契約は様々ながら個人がそれらを自ら選んでいくようになります。
金銭を得る方法は多様化する。
それが、これからの時代の特徴だと思います。そして人は税法上や社会保険をはじめとする、いわゆる「役所」が関わる事務手続きの便宜上、「どの職業形態に属しているか」振りわけられる。多面的に稼ぐ、といってもいい。
職業形態はあくまで、お役所関係の事務処理のため。
音楽だとジャンル化みたいなものです。ミュージシャンや演奏者たちは自分の表現したいことをしているだけなのに、まわり(プロモーター・主催者・店舗)は彼らを「ジャンル化」する(と言ってぷりぷりするミュージシャンは多いですよ。笑)
★YouTubers、Bloggersといってもそのなかでも法人・フリーランサー・副業者などそれぞれ。
★「会社員」といっても正社員・契約社員・ワークシェアリング社員・テレワーク社員などさまざま。学生インターンやシニア会社員も重要なパートナーとなるはずです。
★学生でありながら起業家。
★学生でありながらメルカリやSNSで稼ぐ。
★主婦もおなじ。兼業あるいはワークシェアリングのようにして確定申告を行う必要があるくらい稼ぐ人も増えるはずです。
★不労所得者が増える。
★働くことそのものへの日本の人の意識が変わる。
しばらくは混とんとするかもしれませんが、そのさきにあるのは間違いなく、個人が個人の豊かさや幸せを追求できる「面白い世界」。私はそう思っています。わくわくと。
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“アルバイト、パート、会社員、フリーランス、そして法人経営。職業形態を考える (2) Works and occupations in Japan 2020” への2件の返信
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