地頭力(じあたまりょく)- Your divine GIFT called “Jiatama” in Japanese

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、投資方法としての”Influenced-focused investment”について書いていきます。

(おかげさまで、一日に1,000PV前後読んでいただけるブログに成長しました。このブログを推奨してくださったかたもいらっしゃいます。ありがとうございます!)

<もくじ>
●地頭力(じあたまりょく)- Your divine GIFT called “Jiatama” in Japanese
●頭(アタマ)がいい = 地頭(じあたま)がいい、ではない。

 

(ブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイの撮影によるものです)

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままに、ひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

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●地頭力(じあたまりょく)- Your divine GIFT called “Jiatama” in Japanese

私の好きな言葉となりつつある(笑)地頭(じあたま).

ライフワークと言えます。

小さいころから無意識にこれを鍛えてきましたね。

今日の記事ではさっこん、ますます取りざたされる「地頭(じあたま)」、それもその「力(ちから)」について書いてみたいと思います。

自分が無意識に培ってきた(と思われる)地頭力を駆使しながら。

 

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東大生(OBOGを含む。うちのじーさん@東大卒も)には怒られそうですが、「地頭(じあたま)」とググった瞬間に「東大生」と出てくるのはおかしい、というのが私の持論です。

                     >なにやってんだGoogle Japan in Shibuya。

Google Japan
Google Japan in Shibuya

「地頭(じあたま)がいい = 偏差値が高い学校に入れる人」ではない。

そして、もちろん、

「地頭(じあたま)がいい = 知識を詰め込んだ人」

でもない。

「地頭(じあたま)がいい = 小学校から塾通いをした人」

でもない。

「地頭(じあたま)がいい = IQが150を超えてる人」

でもない。

→ 「地頭(じあたま)がいい人」がIQ高い、ということはもちろん、あり得ますが、「IQ高い人」が地頭(じあたま)がいい、のではない。

 

地頭(じあたま)研究者の学者先生にお目にかかったことはないので、おそらく「地頭(じあたま)」には先行事例も明確な定義もない。

実証事例も学会もない。

だから、「地頭(じあたま/Jiatama)」という言葉は、現在までのところ、アカデミックな対象となりえる正式な日本語というよりも俗語やスラングの部類。

私を含めた市井(しせい)の人間がちまたで使う日本語「地頭(じあたま)」、とくにビジネス界で共有する認識は次のようなことではないか、と思います。

おそらく多くのビジネスパーソンたちは「そうそう」とうなづいてくれる気が。

【地頭がいい人(新人、就活大学生・部下・同僚・上司・取引先)】

★コミュニケーションにおいて、相手に「上座の座布団」を差し出してくれる人。

★その人と話していると、たいてい居心地が良い。

★包容力。

★1,言ったら、10、理解してくれる。

★むつかしいことをかみ砕いて説明できる。

★平易な言葉で表現できる。

★表現力。

★表情が豊か。

★ユーモアがある。

★カリスマ性。

★自分のことをコケにできる。

★独創性。→ 自分軸で物事を人に説明できる。

★アイコンタクトがある。→ 目力(めじから)。笑

★笑顔が素晴らしい。

★返事の仕方が素晴らしい。

★相槌の打ち方が気持ちいい。

★挨拶が気持ちいい。

★程よいボディタッチがある。

★子どもや赤ん坊ともしゃべれる。

★子どもや赤ん坊とも意思の疎通が図れる。

★行動力がある。

★判断が的確。

★機動性。

★俊敏。

★感度がいい。

★反応がいい。

★想像力がある。

★創作力がある。

★演技力がある。

★世の中の、わりと多くの人と渡りあえる。

★共感力。

★協調性。

★継続性。

★共生力。

★忍耐力。

★相手に合わせて話す速度や声の調子、高低を変えられる。

★相手に合わせて言葉遣いが変えられる。

★外国語が縦横無尽に使える。→ 読み・書き・話し・聴きができる。

★発言力がある。

★説得力がある。

★レトリックの使い方が上手。

★遊びの天才。

★勉強と遊びが両立している。

★自分の見せ方が上手。

★自分の扱い方が上手。

★気分が安定している。

★精神が安定している。

★機微が読める。

★人を見る目がある。

★謙虚。

★人に対して感謝の念を表せる。

★あらゆることにつねに感謝している。

★他者を大切に扱える。

★他者に対する愛情表現が的確でさりげない。

 

●頭(アタマ)がいい = 地頭(じあたま)がいい、ではない。

Hello Kitty! Photo by Kay Koyama.

以前、東大生が某大手新聞社(「四季報」の会社)から出したという「頭(あたま)の良さ」に関する本がネットによく出てきました。

「質問をしたときに、頭のいいやつは、『その質問をする意味は?』としょっぱなに聞いてくる。すごい」と。

これを読んだとき、私は「アホか」と思いました。笑

 

人と話をしていて、「その質問をする意味は?」なんて返事をする前から聞くやつは無粋で野暮

コミュニケーションの流れがぶちぎれです。

だいたい、色気がない。

(アタマだけで生きてんだろうね。コンピュータみたいに)

 

次からは、「こいつにものを聞くときは、まずアタマを使って、質問する理由を考えてからじゃないと会話にならないな」と思うことでしょう。

私などはそうです。

身構えます。質問した瞬間に「その質問をする意味は?」なんて言葉が返ってくる男(女)と話すときは。

どうですか?

子どもは思ったまんまを口にします。

感じたまんまを口にする。

その子どもが、ママと話すときにちくいち、「自分がいまママに対してしようとしている質問の意味は?」といったん考えながら質問するなんて。かわいそすぎる。

 (そーゆぅママって頭(あたま)は悪いと思う。私は)

 

地頭(じあたま)のいい人間との会話は、居心地がよくて、安心感があって、まるで自分が子どものときにママ(あるいはパパ)と話をしていたときのような居心地の良さがあるものです。

明日は、「地頭力の鍛え方」について書いてみようと思います。

平易な言葉で。

間違っても「地頭(じあたま)」は理論で説明するよーなもんじゃないですからね。

 

 

ふん。