今日の記事では、「ひと呼吸おく」ことについて書いています。
<もくじ>
●ひと呼吸おく。
●普段の生活においても、人生ドリルとしてひと呼吸おく。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は、「徒然なるままにひぐらし。」で人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで書いた記事は下からごらんになれます。
●ひと呼吸おく。
[the_ad id=”11588″]
運転されるかたならわかるかと思いますが、ドライバーとして車を運転するときはできるだけ「保守的ドライバー」になる必要があります。
◆物陰があればそこから子どもやモノが飛び出してくることを想定して十分に減速する。
◆前の車とは適切な車間距離を取る。
◆割り込まれたら、同じく「保守的ドライバー」と思える車を探してそのうしろにつく。
◆右折・左折、車庫入れ・横断歩道を通過する際など、危険が考えられるところではできるだけ目視もする。ミラー上での確認ですませない。
◆法定速度を頭に入れつつ、交通量に合わせた速度で運転する(法定速度を不必要に厳守しない)。まわりに自分を合わせる。
◆前や隣の車線の車が「なんとなくおかしい」と思ったら、車線を変更して距離を取ったり別のルートをいったりする。
◆交差点に入るときはエンジンブレーキを多用するぐらいの心持で。
◆急ブレーキを踏む必要はないけれど、つっきるのに時間がかかると思われる交差点の黄色信号では渡らずに停車する。
→ 運転しながらダッシュボードからものを取り出したり標識をきょろきょろ確認したりしているドライバーもいます。そういう人の車の後ろにつくと、とにかく運転が定まらない・・・。事故になるまえに保守的な行動をとるのがベストです。
今日私がこのブログで書く「ひと呼吸」には、ワンテンポ、距離、タイミングの意味が含まれています。そして気持ちは「保守的ドライバーで」。
コロナウイルスが世界的に蔓延していますが、いまだ有効なワクチンは開発されていません。対策はそれぞれの叡智と努力でなされるようになってきましたが、医療現場のかたがたのご尽力をはじめ、ひとりひとりの努力や心がけを無駄にしないためにも、「ひと呼吸おく」ことを対策の一つとして私も実行しています。
★スーパーや銀行でならんでいるとき、自分が適切と思える距離を前の人ととる。
→ あまりあけすぎると並んでいることが他の人からは分かりません。ソーシャルディスタンスという言葉が日本でも使われ始めた最初のころ、私が並ぶと、少しして後ろから「並んでんですけど!」とおばさんに怒られました。笑 3メートル以上あけて並んでらしたようです(見えなかったよ、おばさん泪)
3メーターはあけすぎだと思いますが、日本語にはいい表現があります。「こころもち」。
こころもち、前の人とすこし間隔をあける。こころもちという言葉は、その人の感覚や判断能力にゆだねられた、AIではなかなか理解できないであろう人の柔軟性に重きをおく言葉なのです。
★なになにが品薄、こういう対策が出るから買い締めが増えそう、などのニュースにはすぐに反応しない。報道したりSNSで流したりしているがわは「自分ひとりだけ」が報道・報告していると思いがちですが、それを受け取るがわはあちこちから洪水のごとく受け取っていることがあります。
すると、それがさも大きなうねりのようになってしまって、大ニュースと知覚されるのです。
→ 自分の目で確かめたり、自分を支配している「不安」をよく見たり、代替案を考えてみたりする。
→ トイレットペーパーもようやく需要が落ち着きはじめました。夕方以降に行ってもたくさんそろっている店舗もありますよね。マスクも手作りや日本製のものが使えます。除菌関係の商品も少しずつ出回り始めています。店舗には備え付けのものも置かれています。
★購入商品の使用はひと呼吸おく。
→ ビニール袋や”Ziplock”に入れたり、外箱やプラスティック素材の部分を直接触らずにすぐに捨てたりします。
★家に帰ったらひと呼吸おくつもりで、手洗いとうがいをしっかり、する。
→ つい油断しそうになりますが、室内のものをベタベタと触るまえに、とにかく、手洗いとうがいをよくします。
★★★★★カンヌパルムドール受賞作品”Sex, Lies, and Videotapes”を30年近くもまえに観てから私が敬愛しているスティーブン・ソダーバーグ監督(S.Soderberg)の作品。コロナウイルス感染症が蔓延するいまの世界を表しているようだと再び観ている人が増えている、とNewsweek Japanにありました。2011年作品。Quoting from the official trailer of “Contagion.”★★★★★
●普段の生活においても、人生ドリルとしてひと呼吸おく。
★自分が夜中に書いたメールをすぐに送信せずに、朝まで寝かせる。
→ 夜に書くメールはわりと気持ちが高揚していたり論理性や冷静さにかけていることがあると言われています。朝おきてすっきりとした気持ちの時にもう一度読み返してから送信します。
★人と会話しているときに、売り言葉に買い言葉で喧嘩をするのではなく、ひと呼吸おいてから反応する。
→ これはよく言われることですね。私もけんかっ早いのでついカッとなりやすいですが、相手は何か事情を抱えていることもあります。あるいは周りに聴くと、「あの人はそういう性格だから」とみんながその人のきつい言葉遣いについて知っていることもある。
ケンカは血圧上がりますし体力も消耗します。
しなければならないときもあるけれど、しなくていいケンカ(それも相手が雑魚の場合)はできるだけスルーするにこしたことはありません。自分の時間とエネルギーがもったいないだけですので・・・。
★横断歩道にて。青になったからとすぐに渡らずに、ひと呼吸おいてから渡る。事故を防止するため。自転車や自動車など、理解しがたい運転をするかたがおられます。
★ものを食べるとき。ひと呼吸おく。感謝・鑑賞する。
★急いでいるとき。つい目的ばかりに目が行ってしまいます。ひと呼吸置いて、最善の方法がないか探してみます。冷静な心と、わくわくすることが良い結果を見つけやすいです。
[the_ad id=”11588″]