今日は、頭が真っ白になるぐらいひっ迫した状況に直面したときにどう対処するか、私自身の体験にもとづいて書いていきます。
<もくじ>
●頭が真っ白になるぐらいひっ迫した状況に対処する方法
●時間に制限があることに直面するとき
●いらぬ負のエネルギーを他人からさらにぶつけられる。
●次から次へといろいろなことがなぜか起こる。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで人生ドリルシリーズとして書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
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●頭が真っ白になるぐらいひっ迫した状況に対処する方法
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中学高校生ぐらいならまだそんな状況は経験しないと思いますが、社会人にもなると次から次へといろいろなことが起こるものです。
もちろん、そういう「問題」のようなものをまったく経験せずに中年以降の人生を迎えるかたも中にはおられます。でもほとんど経験せずに30代40代以降の人生を迎えるかたは、まずまれです。
ご本人が生来のポジティブシンキングなかたで、はたからみると大きな「苦難」に見えることも「ぜんぜん苦難じゃないよ」と乗り越えようとすることもあるでしょう。
でも多くの人は私を含めて、「問題」や「苦難」と思えるさまざまなことに日々直面する。そしてそこで右往左往する経験を多々している。「どう解決したらいんだろう」「困った。焦る」「頭が真っ白になる」。
◆金遣いの荒い両親のもとに生まれて、その両親の借金の肩代わりを10代でさせられた。
◆遺産相続で骨肉の争いをしている親族を持つ家庭に生まれた。親族からはことあるごとに誹謗中傷を受ける。
◆コロナウイルスの世界的な蔓延で、商売が急に立ち行かなくなった。
◆両親、義理の両親の介護問題が一挙にやってきた。毎日介護に携われるのは自分ひとりだけ。
◆PTAのなかでボス格の人間に事あるごとに目の敵にされる。
◆職場に気の合わない人間がいて、今度その人と一緒にプロジェクトをしなければならない。
◆分量が100ページを超える書類を明日までに英語訳するよう、上司から指示があった。
私もこれまでの人生において、上記のようなことや似たようなことを多々、経験してきました。そのなかで、「頭が真っ白になるくらいひっ迫した状況」には次のような特徴があることに気づきます。
1) 時間に制限がある(納期、持ち時間が少ない、やることがたくさん、難題)。
2) 1)のような状況において、いらぬ負のエネルギーをさらに他人からぶつけられる。
3) なぜか次から次へといろいろなことが起こる。
4) 「あなたのやりかたは間違っています」と行政から指摘される。
1)から3)はわりと多くのかたが経験されているはずです。
4)は会社法人として経営している私だからこそ経験することだと思います。年金事務所や税務署からご指摘いただいたことがこれまでの15年以上に渡る経営のなかであったのです(懐かしき思いでです。笑)
よって次の項目では、1)について3)について詳しく書いていきます。
●時間に制限がある(納期、持ち時間が少ない、やることがたくさん)ことに直面するとき。
フリーランスのかたであればほとんどのかたが経験されています。
会社員でもいついつまでに何々を必ずしておかなければならない、とか、数字をこれだけあげておかなければならない、などの「持ち時間の制限」を経験されているかたは多いと思います。
時間に制限があるときは、まずはその中身を吟味するところから始める、というのが私のこれまでの実体験でおこなってきたことです。あきらかに無理難題でありながら断ったり分量を調節してもらったりすることなく事を進めてしまうと、最後まで終わらせなくてはならなくなることがあります。
吟味する際に利用するのは、これまでの経験や自分の状況、リソース、人員など。
中身を吟味したら、手を付けると決めたことやモノをさらに細分化していきます。そして、自分が「ここからだったら簡単に手が付けられる」と思えるところから作業なり解決方法の着手にあたります。
★難題、問題、とりかかるべき仕事内容の中身をよく吟味する。
★手を付ける、と決めたことをさらに細分化していく。
●いらぬ負のエネルギーをさらに他人からぶつけられる。
これは意外と見落としがちだと思います。仕事や物事は独りで行うことが少ないゆえ、自分に対して思わぬ方向から他人の負のエネルギーが飛んでくることがあるのです。
ただでさえ難問に直面しているのに、さらに他人から負のエネルギーをよこされると混乱します。
たとえば、部署内で難問や納期のタイトな仕事にとりかかっていると、別の部署から矢継ぎ早に「どうなの、進捗状況は。詳しく説明してください」と連絡がきたり、「もう出来ましたか?」と催促されたり。納期前・報告会前だというのに。
こういう他人からの言動って、けっこう心理的負担じゃないですか?
私はそうです。そしてこれまで一緒に仕事してきたり友人知人たちと話したりしても、同じようなことを多くの人が言います。
自分が非常に混乱しているときは、もしかしたら他人から余計なエネルギーをぶつけられている可能性も大きいと思います。
そういうときはぜひ一度ゆっくりと立ち止まって、その混乱が他人から心理的な負担をかけられているのかどうかも吟味してみるといいですよ。私の経験から。
●次から次へといろいろなことがなぜか起こる。
物事は自分の思い通りにはならないこともある。
天中殺、なんて言葉が私の子どものころに流行りましたが、人生のある地点ではなぜか急に、いろいろなことが一挙に引きおこることがあります。
私や私の友人知人の例でいうと、出産と両親の介護が一挙に訪れたり、部署内の人が一挙にやめてしまったり、なぜかしらないけれど、あらゆる方向から攻撃されることになったり。
今回のコロナウイルスの世界的な蔓延にしても、起こったその地点では「『世界的規模の問題』が起こった」と不安に思った方が多いと思います。私もそうです。
もちろん、おちついてゆっくりと時間をかけてみていけば、「これからの人類の生き方改革につながる」「働き方改革」「状況を良い方向に利用する」などと思えてきますが、起こったその地点では「え、どうなるんだろう」と自分の目盛りが負のほうに振られているかたが多かったんじゃないかな。私のように。
コロナウイルスの世界的規模での蔓延など、自分の意志でどうこうできる次元を超えています。
自分さえちゃんとしていればこの蔓延は起こらなかった、とか???
いえ、それはないです。笑 蔓延後に「ひとりひとりができるところから気を付ける」、というのは次の段階の話ですし。
だから、自分の意志だけではどうにもならないことは人生において多々起こりえます。
そのときに私がこれまで四苦八苦しながら「人生ドリル」として回答をさがしてみたやりかたは次のようなことです。
★まずは、自分の意志ではどうにもならないことが世の中にはたくさんあることを認める。
★それでも起こるのだから、まずは直視してみる。逃げずに。
★なぜか知らないけれど、自分の落ち度でもなく自分が引き起こしたことでもなく起こりえたことであれば(両親、祖父母、義父母の介護が一挙にやってきたり、肉親の借金を肩代わりしたり)、「天からの人生ドリル」。そして、自分を責めたりしない。
★事実として見る。負の出来事として自分の恐怖心や不安を「見る」のではなく。
★それができてから、「時間に制限がある場合」のやりかたを実行し始めたり、「他人からの余計な負のエネルギーに注意する」ことをしたりすることに集中していく。
上記の内容についてはまた、明日以降にさらに詳しく書いてまいります。
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