今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの第2日程(1月30日、31日実施分)「英語リーディング試験第2問A」から「英語の文章や表をじっくり読み込む」ということについて書いていきます。
<もくじ>
●【英語の上達】大学入学共通テストの英語試験は計算も必要。笑 落ち着いて読み込んでみよう。2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リーディング試験第2問A」から(その2)
●”Single-use”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●【英語の上達】大学入学共通テストの英語試験は計算も必要。笑 落ち着いて読み込んでみよう。2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リーディング試験第2問A」から(その2)
毎日新聞社
https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021b/q/?sub=LEN5
第1日程の英語(リーディング)試験と同じく、第2日程のリーディングも表をじっくり読み込みながら計算する能力がもとめられていますね。
設問を読みながら問題文中にある「どんぴしゃりの文章」を選ぶ、というやりかたではない。
第1日程のやりかたと同じく、
1) まずは設問に目を通す。
2) そして、問題文や表をじっくり見る。分かることを自分で拾ってみる。
3) 次の言葉で「数」や「数字」をしっかり把握する。
★each
★fewer than
★more than half
★most
★on average
★at least
***********************************
Question No.1
この表から分かることは、
1) 回答した学生は29人。よって、過半数とは15人。
2) まったく買わない、という学生はかなりの少数派(2人)。大多数は週に1本以上は購入する。
3) ただし。それぞれがどういう買い方をしているか、は全く分からない。
ある生徒は週に1回だけ、何本も購入しているかもしれない。
ある生徒は隔週で1本以上、購入しているかもしれない。
週に3本買う学生がいても、その学生は1週間のうちに一回だけ3本、購入しているのかもしれない。
週に7本買う学生がいても、その学生は日に1本だけ購入しているのかもしれない。
「一日に何本買いますか」「日に何回、買いますか」という質問になったら、この数字はまた変わってくる。
そして、”each student”ということは「全員」ということ。
「全員」が同じかどうか。
Question No.2.
1) 半数以上の生徒が自分専用の「reusable bottle」を持っている。
2) 1)は「それを使っているか使っていないか」で分かれる。
Question No.3
1) 「回答した生徒数」が29人以上になるのだから、「複数回答可」だったことが分かる。
2) Question No.1で「single-use bottleをまったく買わない」と回答した生徒が必ずしも「reuable bottle」を持参している、とは限らない。
→ 学校にはまったく飲み物を持参していない可能性もある。そのことはこの設問の票からはまったく把握できない。
→ ということは、このQuestion 3にQuestion No.1で「一週間のうちにsingle-use bottleをまったく購入していない」と回答した2人の学生も回答している可能性がある。
→ “single-use bottle” user = non “reusable bottle” user ではない。non “single-use bottle” user = “reusable bottle” userではない。(イコールである、と決めつけてはいけない)
というのも、
設問の前提として、「生徒は必ず飲み物を飲みます」となっていないからです。
よって、Question No.2で「reusable-bottleを持っていない」と回答した12人の学生の中に、Question No.1で「1週間のうちでsingle-use bottleをまったく購入しない」と答えた2人の学生のどちらか、あるいは両方が含まれている、ということも考えられる。
●”fewer than”の発音。
1) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで「ヒュー」と言うように)「Fyu」
2) ワー
3) 「R」(米国英語)
4) (両前歯で舌先を軽く噛んで「Za」というように)「Tha」
5) 「N」
6) 「Fyu」 + ワー + 「Tha」 + 「N」
*1)は「フー」ではありません。小さな「ュ」が入ります。
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