【英語の上達】「それを実際に体験する人」になりきる。「受験者」ではなく。2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リーディング試験第2問B」から(その1)

Hamamatsu-cho, Tokyo

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2021年から開始した大学入学共通テストの第2日程(1月30日、31日実施分)「英語リーディング試験第2問B」から「それを実際に体験する人になりきる」ということについて書いていきます。

<もくじ>
●【英語の上達】それを実際に体験する人になりきる。受験者ではなく。2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リーディング試験第2問B」から(その1)
●それを実際に体験する人になりきる方法。
●”Intercultural Studies”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。




●【英語の上達】2021年大学入学共通テスト第2日程「英語リーディング試験第2問B」から(その1)

目黒川の桜(2021年3月27日)
目黒川の桜 (photo by Kay Koyama)

毎日新聞社

https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021b/q/?sub=LEN5

米国大学を卒業し、母校の青学にあるビジネススクール(大学院)も卒業した私にとっては、とても懐かしさと親しみを感じる問題文でした。

第2問Bの問題文のような英文は実際に何度も目にしたからです。

しかも、扱われているのが”Communication and Intercultural Studies”。

私が卒業した学部「国際学部 (International Studies)」にも関係のある分野です。

 

「大学入学共通テストの英語は現実に則した内容になっていく」。

その第1弾、と言えるのかもしれませんね。

 

**********************

当該問題文の「コースの説明文」は読めば読むほど、シラバス(Syllabus)に見えてきます。

米国大学に留学したり、青学ビジネススクールに通っていたときも、同じような配布物を「シラバス」として私も何度も目にしてきました。

よって、実際に留学を考えていたり、国内外のビジネススクールに通うことを考えていたりするかたであれば、この問題文は「これから実際に目にする可能性のあるもの」

そう思えば、興味を感じながら読めます。

私などはわくわくとした気持ちを抱きました。

 

「へぇ、おもしろそう」と。

大学入学共通テストの問題文であることも忘れて。

 

「それを実際に体験する人」になりきる利点はたくさんあります。

これは第1日程の英語試験でも私が触れたことです。

とくに、リスニング問題の「DVDショップでのホストマザーによるモノローグ」の出題。

書かれているものを問題文だと思うと、情報としての重要度はさほど高くない言葉や言い回しにとらわれたり、文法や文章の構造を考えることに時間やアタマが使われたりする可能性があります。

けれど、これを当事者意識をもって「自分が実際に体験しているのだ」と思えば、より重要な情報を見つけようとしたり、内容そのものを把握・咀嚼して自分の判断力や意見の構築に時間を割こうとするものです。無意識の領域は。

 

★重要な情報に目が向けられる。

★不要な情報にとらわれることがない。

★骨子と枝葉が理解しやすくなる。

★当事者意識で読める。

★「受験者」という受け身(緊張を伴う)から解放される。

★感情と気持ちを動かすことができる。(それによって集中力や記憶力が増幅される)

 




●それを実際に体験する人になりきる方法。

1) 状況を把握する。

2) そこから、「登場人物」を把握する。

3) 読み手(回答者)である「私」はどんな役割か。

4) 1)から3)において、できるだけ自分に引き寄せる。

→ 学校生活の話であれば、自分の学校の話に置き換える。

5) 引き寄せることが難しければ、その世界を実際に体験する人はどんな人か想像し、その人に自分を重ねてみる。

6) それによって、「わくわくとした楽しい気持ち」を抱いてみる。

→ 苦なくその世界(つまり出題文)のなかに入っていきやすくなるから。

 

ご覧いただいてお気づきでしょう。

これまでの大学受験やTOEICのリーディングなどで、こんな方法を勧める人間はさほどいません。

 

でもこれは私が学生のころから実際に行ってきた方法です。

そして私はこの方法でいわゆる「読み書き、聴く、話す」はさほど苦労を感じずにこなせるようになりました。

 

もとめられるものはアタマではありません。

想像力と、わくわくとした気持ちです。




 

●Intercultural Studies”の発音。

小山ケイが自分で書いた手書きの英文
Written and shot by Kay Koyama (myself!!)

1) インター

2) カ(ここが一番、音程が高い)

3) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」

4) チュ

5) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ra」

6) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」

7) (母音なしで)「S」

8) タディー

9) (母音なしで)「S」

10) インター + カ + 「L」 + チュ + 「Ra」 + 「L」 + 「S」 + タディー + 「S」

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