今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「Holy smoke」について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから31 – ”Hoy smoke” 「(俗語)おやまぁ」
●”Holy smoke”の発音。
●小山ケイの翻訳コーパスから31 – Holy smokes「(俗語)おやまぁ」
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「Holy」のあとに何かをくっつけて、「おやまぁ」とする俗語はいくつかあります。
Holy macaroni
Holy mackerel
「聖なる」という意味の”Holy”のあとに、まったくとんちんかんなものがくっついているのがなんともおかしく、そのギャップがnativesの間で長い時間をかけて「俗語」として使われるようになったのだと思います。
そして、私自身もそのおかしさに思わず登録した。
自身のコーパスに「nativesの俗語」として。
笑いのセンスに親近感を感じて。
“Holy smokes”…(俗語)うわぁ・・・、おやまぁ・・・、あれまぁ・・・、ー小山ケイ自身のコーパスから引用。
Holyのあとにwishだのprayerだのblessingだのがついたら、「いかにも」。
というのも、”Holy”という言葉がキリスト教と密接に結びつく英語だからです。
けれど、俗語として使われているのは、マカロニであったり魚の鯖(さば)であったり、そして煙。
キリスト教徒の多い英語圏だからこその俗語かもしれませんね。
日本語だと「宗教を連想させる言葉との掛け合わせ」でどんな言い回しがあるでしょうか。
あぶらかたぶら (Abra Katabura)
ちちんぷいぷい (Chichin Puipui)
くわばらくわばら(桑原桑原)
南無・・
馬の耳にに念仏(ことわざ)。
神様仏様
(ほとんど、ノリですね。笑)
“Holy smokes”なんて聞くと、緑豊かな森の木立や泉の付近からもくもくと煙が立ち上がり、中から大きな杖を手にした長いひげの「神様」が・・・(あるいは、仙人)!!現れるような気がしてきます(笑)。
「おまえの願いを叶えてやるぞよ」。
おやまぁ。
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●Holy smokeの発音。
1) ホゥ
2) (舌先を上前歯の裏側につけて)「Li」
3) (母音なしで)「S」
4) モゥ
5) (母音なしで)「K」
6) ホゥ + 「Li」 + 「S」 + モゥ + 「K」