ライティング対策。ビジネス、TOEIC、入試等々。「英語の文法はまるまる暗記するしかない。決まり事だから。たとえば”including”のまえにコンマをつける。ー 小山ケイの過去記事から。「神は細部に宿る」

小山ケイ直筆の英文

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、過去記事で取り上げた2021年大学入学共通テスト(第2日程)「英語リーディング試験」から、「正しいGrammarは丸暗記する」ということについて書いていきます。「神は細部に宿る (God is in the detail)」と題して。

<もくじ>
●【英語の上達ー神は細部に宿る】正しい文法は丸暗記する。ビジネス・TOEIC・入試など。ー小山ケイの過去記事から。

●”Including”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます







●<英語の上達>ライティング対策。「英語の文法はまるまる暗記するしかない。すでに「決まり事」だから。たとえば”including”のまえにコンマをつける。ー 小山ケイの過去記事から。「神は細部に宿る」

小山ケイが自分で書いた手書きの英文
Written by Kay Koyama (me!)

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英文ライティングをするのであれば、文法の正確さは必須です。

「文法」といっても、日本の学校で習うような「なになに構文」や「不定詞」がどうとかこうとか、という名称(?)を覚えたり、それを言い当てたりすることではありません。笑

 

英語で言う”Grammar”ということ。

 

Writingが必修科目になっている米国の教育制度においては、「正しいGrammar」はあらゆる場面で求められます。

 

たとえば、私が米国オレゴン大学に留学していたときに受講した哲学のクラスでは、レポートの出来が全体的に悪かったようで、「君たちは学校で今まで本当にGrammarを習ってきたのかね」と教授がチクリとおっしゃったことがありました。

(私はもちろん自分も含まれているのだと思い、次のレポート提出時にはひとこと、「私は日本から来た外国人です。文法がおかしくて成績を落とすような場合はぜひ事前にお知らせください。追加でPaperを書きます!」と隅のほうに走り書きをして懇願しましたね)

日本語でいえば、漢字のはねるところとか、横棒や縦棒が突き抜けるところとか、てにをはとか。

それらがおかしいと、文章自体もなんとなく、変ですよね。

「この人、本当に日本語、勉強してきたのかな」と私は日本語のnativesに対して思うことすらある。

 

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

 

私が今年の5月にこのブログで取り上げた、大学入学共通テスト第2日程の「英語リーディング試験第3問B」には、架空の人物「留学生のJane」によるブログ記事という設定で問題文が作成されています。

 

【参考サイト】

毎日新聞社

https://mainichi.jp/exam/kyotsu-2021b/q/?sub=LEN11

 

私がプロの翻訳者としてじっくりと目を通してみると、くだけた言い回しで書かれていながら、”Grammar”はさすが大学入試用の問題文だけあって(笑)完璧です。

★includingのまえのコンマ

★Howeverのあとのコンマ

★動詞を修飾する副詞が動詞の直前に書かれているので読みやすい。→ 文末に副詞を持ってきたりすると、文意が変わってしまうこともありますので。

★助動詞のあとの動詞は原形。

★”Of course”のあとはコンマ

 

小山ケイ直筆の英文

こうしたGrammarは「なぜ?」を考えられなくもないですが、それをやるのはかなりアカデミックなレベル。

脈々とつらなるヨーロッパの古い歴史から学ぶことも求められる(民族大移動とか)。

 

だから、私を含めて一般的に英語を手段として利用するレベルの人たちであれば、とにかくまるまる覚えるしかないのです。

私もどうしてincludingの前にコンマが必要なのか、知らない。笑

(読んでいると、なんとなく「ああ、ここで区切りってことかな」と無意識の領域では理解しています。それが目的かもしれないですね。includingの前のコンマは)




 

学生さんだけではなく、ビジネスパーソンでも英語で文章を書く機会はこれからますます増えると思います。

完璧なGrammarはnativesでも把握するのが難しい。

YouTubeの動画を観ていると、「正しいGrammarを勉強しませんか?」と米国系と思しきCMが入ってきますよね。あれを見ると私は、「nativesでも大変なんだわぁ」といつも共感。

だからこそ、Grammarは決まり事としてまるまる覚えてしまう。

まるまる覚えるためには、何度も練習するしかありません。

ゴルフや楽器の演奏と同じく。

 




●”Including”の発音。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

1) イン

2) 「K」

3) 「Lu」

4) ディン

5) 「G」

6)  イン + 「K」 + 「Lu」 + ディン + 「G」