今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「Non-public side」について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから43 – ”Non-public side” 「裏側(人に見せないクレープの内側)」
●”Non-public side”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。 小山ケイ:東京都港区赤坂5-5-9 1F MBE114
●Non-public side「裏側(人に見せないクレープの内側)」
これも、いまとなっては、いつ、どこで、どうして登録したのかは不明です。
「クレープ」となっているので、おそらく料理番組を観ていた時じゃないかな。
Julia Childとか。
響きとしてはとってもお役所的。
なのに、「クレープの内側」を表現しているのがなんともおかしかったのだと思います。
番組を観ていて。
耳で聴いていて。
じっさい、ググってみると、”non-public (side)”として使われているのはおもに、法律文書とか特許文書。
直訳すると、Non-public sideは「非公的な側」。
その、「非公的な側」が食べ物のクレープに存在する。笑
クレープはまあるく、あるいはしかくく焼かれたあと、中身を入れてくるくるっと巻かれる。そうしてくるくるっと巻かれると、内側の焼け目がところどころについた部分は、外からはほとんど見えなくなる。
それが、Non-public side。
かつて私が中学生だったころ、週末になると友だちと連れ立って原宿・竹下通りによく通いました。
あのあたりで食べるクレープのおいしいこと。
私のなかではいまでも、「クレープ=原宿 (Harajuku)」。
なので、「クレープのnon-public side」なんて言われると、原宿でぱりぱり、クレープをほおばりながら、「この中身がおいしいね」なんて言ってるうちに、ところどころがトラの皮みたいに焼けた内側が次第に顔を出す映像が私の頭に降ってきます。
こういう言葉の使い方に出会うと、言葉ってホント刺激的だわぁ、とつくづく感じます。
そう思いませんか?
Any word’s sooooo sexy xxx
(「ワンダと不思議な仲間たち( “A Fish Called “Wanda”)という、“Oxbridge”の秀才集団・英国モンティパイソンのメンバーが脚本を書いたハリウッド映画があります。あれに出てくるジェイミー・リー・カーティスの役どころは、イタリア語を耳にするとオルガズムを感じて身もだえする女。あの気持ち、すごーくよく、分かる。大笑)
●”Non-public side”の発音。
1) ノン
2) 「Pa」(ここが一番、音程が高い)
3) 「B
4) 「Li
5) 「K」
6) サイ
7) 「D」
8) ノン + 「Pa」 + 「B」 + 「Li」 + 「K」 + サイ + 「D」
*2)と3)はそれぞれ、上下の唇を合わせて策れるさせる音、を意識します。