今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、”on that track”(その道に進む)について書いています。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから47 – ”on that track”「その道にすすむ」
●”on that ttrack”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●小山ケイの翻訳コーパスから47 – “on that track”「その道にすすむ」
シンプルな3つの英単語からなる言い回し。
でも聴いた瞬間に、鮮明なイメージを想起させます。
まっすぐで長い道。
そこに、自分がまるでスタート地点についた走者のように立っている。
手前に。
そして、その道に「乗る (on)」。
自分の意志で。
ひたすらまっすぐに。
“‘on that track’ *人生において、「その道に進む」(どんな職業であれ)”ー小山ケイ自身の翻訳コーパスからの引用
かっこいい言いまわしだと思いました。
たとえその職業を進んだ瞬間はわからなかったとしても、振り返った時に「しっかりとまっすぐに進んできたんだ」ということが分かるような表現です。
●”on that track”の発音。
1) オン
2) (舌先を軽く噛みながら「Za」と言うように)「Tha」
3) (母音なしで)「T」
4) (母音なしで)「T」*以下を参照。
5) (舌先を口腔内に軽く巻いて)「Ra」
6) (母音なしで)「K」
7) オン + 「Tha」 + 「T」 + 「T」 + 「Ra」 + 「K」
*3)から4)は、3)を飲み込んで、4)のほうを発音するようなイメージです。連結発音に通じます。
*4)が母音なしの音なので、その分、5)は明確に「a」の母音の音をさせるように、口を大きく開けて発音します。