(私が長年、寄付をしている「国境なき医師団 (Medecins Sans Frontieres)」が、ウクライナ (Ukraine) での活動を開始しています。下記サイトからは寄付も可能です。)
https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/ukr20220302nt.html
You can donate for Ukraine through the above website of the Organization.
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、日本語の「千切り」が英語で”julienne”と言うということについて書いてみます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
(おかげさまで、一日に1,000PV前後読んでいただけるブログに成長しました。このブログを推奨してくださったかたもいらっしゃいます。ありがとうございます!)
<もくじ>
●”Too many cooks spoil the broth”「船頭多くして船山に登る」
●”Too many cooks spoil the broth”の発音
(ブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイの撮影によるものです)
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままに、ひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆や翻訳のご依頼は、郵送にてご連絡ください。107-0052 東京都港区赤坂5-5-9 1F MBE114 小山ケイ。eメールやSNSなどでのご依頼は現在、お受けしておりません)
●Too many cooks spoil the broth「船頭多くして船、山に登る」ー小山ケイの翻訳コーパスから58
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日本語も英語も、どちらも有名なことわざです。
ようするに、「あーでもないこーでもないと指示する人間が多すぎて物事があらぬ方向にl行ってしまうこと」。笑
私の大好きな表現です。
日本語も英語もいちおう、「専門家」が指示する人間。
日本語では船頭。
英語では”Cooks.”
船頭→ 英語ではcooks(料理人・コック)
船→ broth(だし汁、鶏ガラや野菜などを煮込んで作るスープ)
登る→ spoil(台無しにする)
無料のGoogle翻訳では”Climb to Funayama with many captains”と、むちゃくちゃな英語訳がでてくることわざです(大笑)。
「たくさんの船長たちとフナヤマに登れ!」
●”Too many cooks spoil the broth.”の発音。
1) トゥ
2) メニー
3) クッ
4) 「KS」
5) 「S」(前の音から連結発音のようにして、音を飲み込む)
6) ポイ(ここが一番、音程が高い)
7) 「L」
8) (舌先を軽く噛んで「Za」と言うようにして)「Tha」
9) 「B」
10) 「Ro」
11) (舌先を軽く噛んで、「S」と言うようにして)「Th」
12) トゥ + メニー + クッ + 「KS」 + 「S」 + ポイ + 「L」 + 「Tha」 + 「B」 + 「Ro」 + 「Th」
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