⚫️2025年大学入学共通テスト(再試験)「英語リーディング」第六問 (2)
今年の1月25日に実施された、再試験の大「英語リーディング」第六問について昨日は冒頭部分と設問を先に見てみました。
では昨日の続きで今日はいよいよ、第六問の問題文を解いてみましょう!
(2025年大学入学共通テスト.再試験の「英語リーディング」は、「著作権の手続きがすみ次第、大学入試センターのWebサイトに掲載されるそうです。私も後日に、こちらに貼り付けますね)
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問1
先に設問のほうを昨日、見ていたので、答えはすぐにわかりますね。
にしても、なかなかに「おばちゃんモード」満開のJunkoさんです笑。手足を隣の領域(Hirokiの座席)にかかるくらい広げてたりお菓子を勧めたり。両親に言われるまでもなく、知らない大人からあれこれ話しかけられても身構えてしまうことでしょう。10歳の子は。
答えのヒントは、”armrest””left””toward window’。
問2
昨日の記事で私は、「このStoryはフィクションとして書かれてあるのかもしれない」と書きましたが、読み終えるとどうやら「作文」として書かれてあるようです。
選択肢をJunkoさんの意識と感情の流れに沿って並び替えるという問題。まるで国語の問題みたいですね笑。
“Rude”(失礼、無礼)という言葉が出てきますが、そう思ったのはHirokiであってJunkoさんではない。よって、まずはこの選択肢を外すことができます。
あとは並び替え。
問3
これも、国語の問題に似ています。
登場人物2人のそれぞれの性格を選択肢から選ぶという問題。
作文に書かれてあることからしか選べませんので、問われているのは想像力と共感力です。
一読した限りですが、私が読んで感じたのはこんなことです。
★Hirokiはすごーく神経質なくらい、「親の言ったこと」を忠実に守ろうとしている。何度も何度もその描写がでてくるからです。
★Junkoさんは「おばちゃん」そのもの。手足を投げ出すようにして座席に座ったり。見知らぬ子が一人旅をしているようなので、話しかけてそれとなく様子を見てやろうとしているのかも。
★共通点を見つけることは会話の潤滑油。Junkoさん、「私の友だちもいるわ!」と返答。
★Junkoさん、Hirokiにチョコレートをあげようと、カバンをごそごそ。
★思惑(おもわく)の違いから2人の間に何度となくながれる沈黙。(Silent)。
★Junkoさん、下車駅が違うこともあり、遠くからHirokiの祖母に手を振る。