今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「人生ドリルシリーズ」として書いていきます。
<もくじ>
●「繰り返えす」ー小山ケイの人生ドリル141 Repeat over and over <Kay Koyama’s Life Exam Vol.141>
●繰り返す具体的な方法。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●「繰り返えす」ー小山ケイの人生ドリル141 Repeat over and over <Kay Koyama’s Life Exam Vol.141>
以前私は、「習慣化」について、そのメリットとデメリットを記事として書きました。
今日は、「繰り返す」ことの良い面から書いてみたいと思います。
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習慣化の記事でも書きましたが、繰り返すことの何がいいかというと、地味なことや負荷がかかることを次第に苦労なく出来るようになることです。
★アスリートのアップ
★基礎練習
★英語の練習
★ 通勤通学
★そうじ
たとえば、英語。
「毎日、数分、音読するのがいい」と言われても、それを実際に繰り返して出来る人はそう奥はないはずです。
(多かったらいまごろ、日本は英語ぺらぺらのひとでいっぱい。笑)
「英語ぺらぺら」のMUSTは「音読練習の日々の繰り返し」だからです。
頭でっかちに文法こねくりまわすのとは別物です。
アスリートの地味なアップもそう。
ゴルフの打ちっぱなしもそう。
楽器の基礎練習もそう。
「繰り返す」ことはデメリットもある反面、メリットもある。
それが私の実感です。
そして、メリットを上手に生かせる人は、人生を楽しく、豊かに生きられる。
●繰り返す具体的な方法。
1) 繰り返す行為のメリットをまずは確認。
→ デメリットであれば、その行為はやめる。
→ たとえば、誰かへのうらみつらみの思い。日に何度も繰り返して、「あいつはあーいったこーいったこーしたあーした」と思っていると、脳みそがショートしてしまいます。あるいは体が病気になったり精神的なバランスを崩すこともある。
2) 「小さな階段」にしてみる。その行為を。
→ 何を繰り返すか決まったら、それを「小さな階段」にしてみます。
→ たとえば、英語の音読。「毎日音読する」だけでは挫折するひとが多いと思います。よって、毎日するのであれば、毎日かならずしているほかのことと掛け合わせてみる。歯磨き、食事、入浴、洗顔、髭剃り、化粧、などなど。
歯磨きしているときに、鏡に英単語を毎日ひとつ、前の晩に張り付けておいて、歯磨きしながらそれを声に出して読んでみる。
そして、「小さな階段」ですから、だらだらよりも、それらの掛け合わせたものをしている間だけにしてみる。その繰り返す行為を。
3)「やりたくない」と思ったときは、体のほうを動かしてみる。頭(想いではなく。
誰でも体調の悪いときがあります。
あるいは、脳みそのほうが反抗して「いやだ」と言ってくる。
私も日々、それを経験しています。
そういうときはあえて、「体のほうを動かす」。
音読めんどくさい、と思ったら、前の晩に鏡に英単語を貼る行為だけはしておく。
とりあえず歯磨きだけは始める。
とりあえず、「あいうえお」と発声してみる。声帯を動かして。
あるいは、もぐもぐと小声でその単語を口に出してみる。
繰り返すことのなにがいいかというと、そういうめんどくさい、やりたくないときにでも、体が勝手に動いてくれるようになることです。
どんどん連動していく。
自分がどんどん繰り返すごとに。
基礎レンいやだ、と言っても、とりあえず音楽室に行ってパート仲間をみつけたら、次第にいつもの基礎レンモードになる、というような。
そしてそれが次第に、リズムを生み出すようになるのです。
よくいう「生活のリズム」はまさにそれだと思います。