今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、先日実施された、第3回大学入学共通テストの英語について書いていきます。今日はリスニング試験の第4問Bです。
<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第4問B
●”Vegetable ”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第4問B (15)
リスニング問題第4問Bです。
(福井新聞のサイトに2023年度分の大学入学共通テスト問題が掲載されています。)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701
問26の1問だけで、用意された表に書き込みをしながら解いていきます。
流れる音声は1回だけ。
条件は日本語で書かれていますが、流れてくる音声は英語なので、そこをしっかり組み合わせる能力も求められると思います。
【たとえば】
「全生徒」 All students
「増やす」 Increase
それぞれの人名(4人の候補者の名前)
「ベジタリアン」 Vegetarian, eating vegetable only
「食堂」 Dinning room
「コンピュータ」Computers
では実際に問題を聴いてみましょう!
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4人の候補者のうち、ひとりだけがすべての条件を満たしていました。
条件はそれぞれ、なにかを「増やす」というもの。
時間だったり、メニューだったり、機会だったり。
ほかの3人は、3つの条件のうち2つは叶っているけど、残りのひとつについては触れていなかったり別のものを増やしたりするスピーチでしたよね。
【聴き取りのポイント】
1) “Not”と完全否定している部分をしっかり聴きとる。
2) 条件に関係する単語の発音。
3) 違う言い回しだけれど、条件に賛成か反対かを表している表現。
4) それぞれの「なまり」。→ 最初のスピーカーは日本育ちの人みたいな発音(たとえば、米国生まれの日系人)で、二人目の女性はあきらかに日本人だと思います。3人目が北米系の英語圏native、4人目は「英国で教育を受けた帰国子女(男性)」のように私の耳には聴こえました。
なまりがあっても、それぞれが英語で言っていることを把握できるように耳を鍛える。
●”Vegetable”の発音。
1) 「Ve」
2) 「Ji」
3) タ
4) (ブ、と言いながら)ボ
5) 「L」
6) 「Ve」 + 「Ji」 + タ + ボ + 「L」