2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第5問 (16)

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、2023年度大学入学共通テストの「英語」リスニング試験第5問について書いていきます。。

<もくじ>
●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第5問 (16)

●”Habitat’”の発音。
 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます

●2023年度大学入学共通テスト「英語」リスニング試験第5問 (16)

今日はリスニング問題第5問の問27から問32までを取り上げます。

(福井新聞のサイトに2023年度分の大学入学共通テスト問題が掲載されています。)

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1702701

 

リーディング問題では私は、自分のやりかたである、「冒頭の説明文や選択肢から見る」をいつもやっています。

(その理由については、このブログでたくさん書いています。過去記事をご参照くださいませ)

この大学入学共通テストのリスニング問題では、音声ですでにそのようにするよう指示があります。

よって、私のいつものやりかたと同じく、最初にそれらに目を通していきます。

第5問の問題数は7問。

27問から33問までです。

今日は32問まで取り上げます。

図表を見ているだけでも、いろいろなことが把握できます。

そして、空欄になっている部分もなんとなく自分で埋められます。

【音声で流れてくるはずの情報】

1) ゾウは世界各地に分布している。アジアにいるゾウは「アジアゾウ (Asian elephant)」と呼ばれている。

2) アジアゾウの生息が危険にさらされている。そのほとんどは人為的な原因に由来する。

3) 住む場所も限られている可能性。どこでも生息できるわけではない。

4) 上記3)の情報が得られたため、選択肢問題の「27」(ゾウの性格)については、選択肢「3」が一番しっくりくるような気がする。

→ 【私・コヤマの推測】いたっておだやかで人なついっこい性格ゆえに、人を信じやすい。よって、悪意を持った人間(違法な捕獲業者など)に近づかれてもその意図に気づかず、心を開いて彼らについていってしまう。たとえば、餌をくれた=いい人、だと思って従ってしまう、とか・・・。

5) 「28」に入る選択肢は、1か2しかありません。物質のはずだからです。そのほかの選択肢は「状態」だったり抽象的なものだったりします。

6) 「29」は上記の情報からの推測で「6 (Performances)」。サーカスや動物園などのショーで使われるのだと思います。だから、「生きたまま捕獲される」

7) 「30」と「31」は「4」と「5」しか入れられないと思います。ここに入る選択肢は、抽象的なものだったり状態だったりするはずだからです。物質的なものではない。

→ このように、消去法でも選択肢を選ぶことができるようになります。語彙力があれば。だから、大学入学共通テストでも「単語力」が大切なのです。

では、実際に音声問題を聴いてみましょう!

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私の推測が間違っていたところと合っていたところがありましたよね。

ナショナルジオグラフィックやNHKの動物番組のようで興味深く聴きました。

問題文を読み上げているスピーカー男性は、とてもゆっくり読みあげてくれていましたよ。こういうプロの丁寧な読み上げに慣れていくことも、英会話上達への道だと思います。入試対策としてだけではなく。

(一般人nativesの話す速度は、この方の2、3倍は平気でいきます。笑)

【聴き取りのポイント】

1) 同意語や同じ意味を表す言い回しを理解する。→「道具を使える」とはアジアゾウのどういう能力をあらわすのか?

2) 音声で触れられていることを選ぶ。推測や「選択肢と同じ単語があったから」で選ぶのではなく。

● “Habitat”の発音。

1) (ヘ、トと言いながら)ハ

2) ビ

3) タッ

4) 「T」

5) ハ + ビ + タッ + 「T」