今日の記事では、日経新聞の日経ビジネスが提供する教材を観ていて気付いた「海外赴任を成功させるコツ3つ」と「海外赴任と英語」について書いていきます。
<もくじ>
●【コツ3つ】「海外赴任」「グローバル人材」「英語」-日経ビジネスの広告を観ていて。
●海外赴任をされるかたの英語。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
●海外赴任・グローバル人材・英語。日経の「日経ビジネススクール」提供の英語教材広告をみていて。
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日経新聞のアプリをみていたら、日経ビジネスが提供する広告が目に留まりました。
「海外赴任」という言葉が大きく出ています。
「国外で働くことになったビジネスパーソン向けのこまごまとした交渉術や文化的な違いの克服法なんかを国ごとに教えてくれるサービス?」
と興味を持ちながら読んでみました。
読んだ感想としては、なんとなく、「どなたに向けた教材なのか」が漠然としている印象です。ケチをつけるようでもうしわけないのですが。笑
(教材の名前はあえて出しません。ググってみてくださいね)
その理由は、以下の3点が一緒くたに取り扱われているからです。
1) グローバル人材の育成
2) 英語力の習得
3) ビジネス手法の分析
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1)から3)まで、それぞれ専門にサービスを提供している専門家やコンサルティングファームがあります。
1)などはビジネススクールをはじめとする教育機関でもよく喧伝されるところです。
3)などはたとえば英語圏でも専門に教えている方がおられます。
(私は毎日、何時間もYouTubeを観ている「Heavy YouTubee」ですが、私が閲覧する海外動画には米国人と思しきビジネスコンサルタントさんのCMが入ってきます。「どう効果的にビジネス交渉をするか」「タフな相手とどう向き合うか」「タイムマネジメント」等々教えてくれるのだそう)
日経ビジネスの広告を観ていて結局、提供されている内容などから私は日経ビジネスのこのサービスは、リクルートの英語教材アプリ「スタディサプリ」に似ている(あるいは、スタディサプリの成功と人気に便乗?した)オンライン英語学習サービスなのだと理解しました。
「海外赴任を疑似体験する」ところがおそらく他社英語アプリやオンライン学習サービスとの差別化、としたいところなのだと思います。日経ビジネスにとって。
そしてたぶん、 BtoB。
個人ではなく企業向けに広告の文言を作成していることがあきらかだからです。
「御社の人材を海外赴任に適した人材にさせていただきます」
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上記の1)から3)はそれぞれ、とても奥が深い。そして多岐にわたります。それはおそらく、多くのビジネスパーソンが気づいておられることじゃないかな。
そして、この3つが海外赴任を成功させるコツとも言えます。
「すべてを一挙に網羅」はさすがに無理があります。とくに英語など、習得には時間と労力を要しますので。
だから、現地でのビジネスを成功させるためには、この3点を基本として押さえつつ、ご自身の強みや弱みに合わせて重点的に克服していくべきものを把握することが大切になってくるのではないでしょうか。
次の項目では、上記の2)から「英語」について私の思うことを書いていきます。
●海外赴任をされるかたの英語
英語圏からの帰国子女や英語圏への留学経験のあるかたなら英語圏での海外赴任も「語学」に関してはそれほど悩みはおもちにならないと思います。
日経ビジネスやリクルートのスタディサプリ、ベルリッツなどの老舗英会話学校が想定している受講生はおそらく、帰国子女や留学経験者ではないビジネスパーソンのはずです。
けれど、そうしたビジネスパーソンのなかでもさまざまなかたがおられる。
★大学は英文科だった。
★英語の読み書きは大好き。
★文法の勉強は大好き。
★片言なら話せる。
★英語の勉強そのものが好き。
★英語はまったく嫌い。
★英語は本当に苦手。
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(a) 海外赴任で「使える」英語を身につける。
「使える」とは、
◆会議でも発言できる
◆交渉もできる
◆雑談やネットワーキングタイムもカジュアルな話ができる
レベルの英会話、ということだと思います。
おそらく一番モチベーションが高い(苦にならない)かたは上記の「英語の勉強そのものが好き」というかたたちでしょう。
こういうかたたちであれば、たとえば日経ビジネスのオンラインサービスで提供されるさまざまな課題も、大きな興味とやる気をもってこなしていかれるはずです。
英文科卒業のかたやなにがしかの興味をもっておられるかたもそれに類する、あるいは同様のレベルで能力を向上させていかれる可能性をお持ちだと思います。
一番大変かな、と思うのが苦手意識があったり、「英語は大っ嫌い」というかた。
ビジネススクール時代に私の友人にもいました。「英語がものすごく苦手。ケーススタディの英文を読むのもひと苦労」。
そんなかたへ、私から「こんなふうにしてみたらどうかな」と思うことを書いてみますね。
◇あれもこれもとはじめからやる必要はありません。
◇ご自身がやっていけそうなところからゆっくりと。
→ ドラマ仕立ての課題を見るところかもしれませんし、講師とチャットするところかも。あるいはグループディスカッションだったり、ディクテーションだったり。
◇ とにかく継続性を大切に。一日3~5分でOK。
→ 余力を残すぐらいがいいですよ。いやいや長時間やっていると、挫折しやすくなります。
◇ 時間があるときに復習。自己流でOK。
(b) 「映像化」を大切に。
これはどの英語サービスでもそれほど触れられていないことですが、実際にご自身が海外赴任されている姿を日々、事細かに映像化します。
映像化は人の潜在能力を促すとされています。
トップアスリートがやっているイメトレみたいなものです。
コツは、シチュエーションを細かく、ありありと、想像すること。
そして、リラックスした状態で。
(1) リラックスした状態で行います(瞑想、呼吸法)。
(2) 海外赴任で英語を使う場面を事細かに分けます。
会議、社内での日々のやりとり、買い物、ガソリンスタンド、レストラン、近所の人とのやりとり、コミュニティでのやりとり、交渉、取引先とのやりとり。
(3) Bで分けたそれぞれの場面で、自分が相手と気持ちよくやりとりしている「姿」を思い描きます。
英語の内容ではなく、姿を思い描くのがコツです。
(4) Cで緊張を感じてもそのままに。
思考も流れるままに。
極度の緊張を感じるようであれれば、そのシーンから離れて、自分の呼吸や体に意識を振りむけます。そして、リラックスした状態に戻します。
(5) 全体を通して、とにかくゆったりと。
リラックスのしかたも含めて過去記事にもたくさん、類似のことを書いています。よろしけれあば参考になさってくださいね。
小山ケイ過去記事】心を静める方法ー瞑想の呼吸法や自分のエネルギーの向け方も含めて。
小山ケイ過去記事】「どうしたら英語を話せるようになりますか?」英会話の上達法。
“【コツ3ツ】「海外赴任」「グローバル人材」「英語」ー日経ビジネスによる英語教材(たぶん)広告を見ていて(日経新聞アプリ)。” への2件の返信
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