A blessing in disguise
今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再度、母校の青学(大学院)へ入ってMBAを取得した私・小山ケイが、自身で長年作っている「コーパス」の英語について書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●”A blessing in disguise”「不幸中の幸い」ー小山ケイの翻訳コーパスから88
●”A blessing in disguise”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
(執筆等のご依頼は、港区赤坂5の5の9 1F MBE114 )
●”A blessing in disguise”「不幸中の幸い」ー小山ケイの翻訳コーパスから
「不幸中の幸い」という言葉が取扱注意なため、”A blessing in disguise”も同じだと思います。
直訳すると、「変装した恵み」。
大きなことには至らなかったとしても、やっぱり大変なことに変わりはない。
そういうときに「不幸中の幸い」という表現は使えないですよね。
“A blessing in disguise“も、表現からすると、その人にとって「恵み」や「祝福」だと思えること。
それも、「神(天)の恵み」のような、スピリチュアルな存在に守られているかのような出来事。
★電柱に車ごとぶつかったけれど、怪我一つなかった(車も大破しなかった)。
★困難にであったと思ったけれど、それはのちのち、その人にとって「吉」と出た(万事塞翁が馬)。
★希望していた企業に就職できなかったけれど、その企業はその後、市場の縮小で吸収合併されて世界競争の大波に飲み込まれた。
●”A blessing in disguise”の発音。
1) ア
2) (上下の唇を炸裂させるように)「B」
3) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて「Le」
4) 「C/See/Sea」
5) 「N」
6)(連結発音で)ギン
7) ディス
8) ガイ(ここが一番、音程が高い)
9) (母音なしで)「Z」
10) ア + 「B」 + 「Le」 + 「C/See/Sea」 + 「N」 + ギン + ディス + ガイ + 「Z」