TOEICスコア730点以上が卒業要件の青山ビジネススクール(青学MBA)での英語のライティングについて

今日の記事は、TOEICのスコア730点以上の取得を卒業要件にしている
青山ビジネススクールでの「英語のライティング」
について書いています。
●青山ビジネススクールでの「英語のライティング」
●具体的な方法

●青山ビジネススクール(青山学院MBA)での「英語のライティング」(卒業要件はTOEIC730点以上)

St. Andrews

青山ビジネススクールでは英語でのライティングが求められることはほとんどありません。ただし、英語の必修科目でレポートの提出が求められたり、教授とのメールでのやりとりで必要があったり、あるいは私がしたように答案用紙を全問、英文で回答したり、ということはあるかもしれません。

さらに、論文やリサーチペーパーを書く授業を受講した場合、海外Journalへ投稿するさいなどはまずはAbstract を英語に翻訳することはあります。

Journalへの投稿は厳格な決まり事があるのでその道のプロにお願いすべきですが、「英語の青山」とちまたで言われている青山学院のビジネススクールですし「この機会に英語の勉強を再開したい」、という目的を持って入学されるかたも多々おられますので、ぜひ英語でのライティングには挑戦していただきたいです。

学業と仕事に合わせて、英文の書きかたを習うことは時間と労力を必要とするので大変だとは思いますが、少しでも効率的にいい英文が書けるヒントを差し上げられれば、と思い今日はわりと自由度のあるライティングについて少し触れてみます。

私が青山ビジネススクールの学生だったころに英文でのライティングをした科目は2つ。

英語の必修科目と、「ゲーム理論」です。

必修科目のほうは英文のレポートを求められたので作成し、ゲーム理論のほうは教授が試験問題のすべてを英文で出してきたため、私も全問、英文で答えました。

レポートのほうは自分で持ち帰って数日かけて書くことができますので、構成を練ったり、調べ物をしたり、文法をチェックしたりする時間があります。

試験問題はその場で回答するのでこれまで自分が身につけた英語のライティング力のなかで書くことになります。

2019年度の大学入試から英語のライティングが課せられます。採点する側も採点しやすかった、「読む・聴く」のマルティプルチョイスの英語試験から国際的な場での表現力につながる「話す・書く」という発信力(ability to express oneself)が若い学生にも求められるようになりました。

レポートであっても試験問題であっても、「表現」であることにかわりありません。明確な規定が存在する、博士課程や研究論文のJournalとは違い、レポートや試験問題の解答にはある程度の自由度が存在します。

そこにご自身のオリジナルな考えや言葉の選び方を盛り込むことで、判で押したような味気ない文章を脱皮して、読み手がおもわずその書き手の世界にのめりこむような、クリエイティビティあふれる英文を書くことも可能になります。

●具体的な方法

Andaz

演繹法や帰納法などを含めた構成やレトリックなどは、ライティングを専門的に研究しておられる先生方に譲るとして、私からは、

「人の心を打つ英文」

「読み手の感情を喚起する英文」

の書き方について少し記してみたいと思います。

 

私が考える具体的な要素は以下のとおりです。

1)Simplicity (単純明快であること)

2)Emotions(感情を喚起)

3)Concrete idea or episodes 

(具体性ある考えや例、体験談)

4)Universality (普遍性)

 

英文が生きる場所は、ビジネスの現場だけではありません。こうして、世界と通じるBlogSNS、YouTubeをはじめとした動画サイトなどが私たちの生活にはいまや、当たり前のこととして存在しています。

手元のスマホを毎日いじってる人ならよくわかるはずです。これを一生、「日本語オンリー」でちまちまと発信し続けるのはあまりにもったいない。井の中の蛙です。

 

WordPressをはじめとするBlog

YouTube

Twitter

Instagram

Facebook, etc., 

これらはすべて世界に通じています。(うしろ4つはもともとアメリカ企業です)

私も世界を意識して、英語でときどき発信してますよ。次回は上記の1-4)について書いてみようと思います。「英語の青山」を代表して。

 

翌日の追記】

本日2019年4月1日付の日経新聞で、ファーストリテイリング社の柳井さんが、新卒入社の子たちに向けて、「若者よ、世界を意識せよ。世界を舞台に仕事をせよ」とおっしゃってましたよね。