今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、コロナが将来に渡って半永久的に存在する時代、「ニューノーマル (New normal)」について書いていきます。
<もくじ>
●<サステナビリティ>New normal「ニューノーマル」ー これからの時代、コロナウイルスとの共生を考える。インフルエンザのごとく。Corona virus is gonna be like flu in the next “New normal” era.
●サステナビリティとして、「人類とともに今後も存在するであろうコロナウイルス (We are gonna live with Corona virus for good, probably)」について考えてみる。Zero Corona = No COVID-19 in the world in the near future may be unrealistic.
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「サステナビリティ・持続可能性」」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●New normal「ニューノーマル」ー これからの時代、コロナウイルスとの共生を考える。インフルエンザのごとく。Corona virus is gonna be like flu in the next “New normal” era.
私は今年の1月2日に自身のこのブログ記事で次のようなことを書きました。
“「コロナウイルスは今後、『なくなる」のではなく、インフルエンザのように毎年流行(はや)るウイルスとなっていくと思う。その分、医薬や医療、科学技術の進歩で、ワクチンの有効性が向上したり重症化が回避できたり死者数が激減するのではないか」。”
(過去がその記事。38番の個所「コロナウイルス対策を徹底する」に私はそのように自身の予見を書きました)
今日のNHKのニュース。
米国医師会が発行する雑誌に大学教授らが発表した論文が報道され、私の予想と同じように、コロナウイルスはインフルエンザのように毎年流行するウイルスとなる可能性があり、「ニューノーマルとしてコロナウイルスとの共生を考えていく必要がある」、とのことでした。
やはり。
NHKニュースサイト
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220201/k10013459831000.html
上記の報道には、「ゼロコロナ (Zero Corona)」という言葉を引用して、コロナがまったくなくなる、という考えに基づく国家戦略なり経済対策なりは現実的ではない、とする、ペンシルベニア大学のエマニュエル教授やミネソタ大学のオスターホルム教授らの訴えが記載されています。
私もまったく同感です。
コロナウイルスが蔓延し始めた約2年前、「数か月で収束する」と書いていた経営コンサルの方がおられました。
そのほかにも「すぐに終わる」とネット上で「意見」を表明していたかたも。
でも私は発生当初から「このウイルス、少なくとも5年は私たちを振り回す」と思っていました。
1) 資金繰りのために政府系金融などから資金を借りた企業も今後、数年に渡って返済に追われます。
2) 人流(じんりゅう)はすでにドメスティックな次元ではなく、「爆買」の言葉がはやるほどに発生前から数年に渡って国際的な動きとなっていた。ヨーロッパを含めた世界的な傾向として。
(東京の山手線など、その中に人間も入れられるのでは、と思われるほどの大きなスーツケースを携帯した外国人のかたでつねにラッシュ状態でした。ヨーロッパの観光地もしかり、とのこと)。
人流こそがこのウイルスを流行らせる最大の要因ともいえ、その要因を完全になくすこととはつまり、国際的な人の流れすらをも完全に断ち切らなければならないことを意味するからです。
海外旅行が世界的なメジャーレジャー (major leisure)となったこの時代に。
国際企業が多数、存在するこの時代に。
緊急事態宣言も何度も出される状況となった。
振り返るとこのあいだ約2年。
人類の悲惨な歴史である第一次世界大戦 (WWI)や第二次世界大戦(WWII)の期間に匹敵する勢いで、私たちはCOVID-19というウイルスに振り回されています(太平洋戦争とはほぼ同じ期間です)。
ワクチンは開発され接種率も過半数を超えたけれど、ブレークスルーで感染されるかたもおられる。
●サステナビリティとして、「人類とともに今後も存在するであろうコロナウイルス (We are gonna live with Corona virus for good, probably)」について考えてみる。Zero Corona = No COVID-19 in the world in the near future may be unrealistic.
なくなることに意識やエネルギーを向けるよりも、「共生するにはどうするか」を考えてみる。
そうすれば、身の回りの出来ることからはじめて、コロナそのものの影響力を小さくすることが可能になるはずです。ガンや病気への対処法と同じように。
Think it for our sustainable future(人類の持続可能性のために)として。
1) これまで同様、個人レベルでのコロナ対策を徹底する。
→ 手洗い、消毒、うがい。当座は「三密」をさける。会食等は少人数で。
2) 1)をふまえつつ、「三密」「大人数での会食」となる経済・文化活動を再開するための策を考える。
ライブや演劇、人的交流会、ネットワーキングタイムなど。
どれも私が愛してやまないものばかり。
3) 健康な人であれば、ワクチン接種の機会があるときはすすんで接種してみる。
アレルギーも基礎疾患もなく、年齢的にも可能であれば。
4) 在宅勤務、リモートワーク、「Normad」の推進。
5) (抽象的ですが)世の中には、「自分の意志ではどうにもならないことが存在する」ということを改めて考える。
→ 災害対策にもつながります。人智の想像を超える災害。