「枕詞 (まくらことば)」ー小山ケイの「人間関係がうまく行く方法」1 – MAKURA-KOTOBA, literally meaning “Cushion words” for doing well with other people in the society.

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「人間関係がうまく行く方法」と題して書いていきます。

<もくじ>
●「枕詞 (まくらことば)」ー小山ケイの「人間関係がうまく行く方法」1 – MAKURA-KOTOBA, literally meaning “Cushion words” for doing well with other people in the society..
●枕詞のなにがいいのか。What are advantages of MAKURA-KOTOBA?
●枕詞を発するようになるには。「人間関係でもみくちゃにされてみる」笑→ 言葉をストックする等。How to be the expert of MAKURA-KOTOBA→ Be with people and sometimes get jabs or punched (lol) knowing what is MAKURA-KOTOBA and stocking the words as rhetoric.

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●「枕詞 (まくらことば)」ー小山ケイの「人間関係がうまく行く方法」1 – MAKURA-KOTOBA, literally meaning “Cushion words” for doing well with other people in the society.

枕詞とは本来、和歌(古典)で使われる言葉です。

決まった言い回しがあって、それがあると次に来る言葉も決まっているというもの。

つまり、Aという定型があってBがくるのだけれど、BにとってAはBを受け止める(枕のように頭を預けられる)言葉、というイメージです。

 

この「枕詞」という言葉。

私は別の意味で個人的に使ってきました。

私が長年の自分の人生において、「枕詞」と呼ぶようになった言葉とはつまり、人に何かを依頼したり話しかけたりするときに「定型」として発するもの。つぎにくるBという依頼や言いたいことをスムーズに寝かせるために。

前置き、としてもいい。

それは、こんな感じです。

 

◆忙しくしている上司や部下、友人知人に話かけるとき、「忙しいところすみません・ごめんね」とひとこと付け加えてから話しかける。Say “Sorry to bother you” first when you talk to your boss, co-workers, or friends.  

◆何かを依頼するときに「お手数ですが」とひとこと言う。Say “Do me a favor, PLEASE” first when you ask them to help you rather than to start saying your order or command first (lol).  

◆何回も同じことを質問するとき、「何度も同じこと聞いてすみません・ごめんね」と詫びてから質問する。Appologize “Sorry to ask you this so many times” when you ask them same things a lot. 

◆忙しくしている上司や部下、友人知人に話しかけるとき、「いま話しかけてもよろしいでしょうか・話しかけて大丈夫?」と相手に配慮する言葉をひとこと言う。Say “May I ask you now?” first when you talk to them looking busy. 

 

●枕詞のなにがいいのか。What are advantages of MAKURA-KOTOBA?

何十年とビジネスの現場に身を置いてきました。

たくさん人にもみくちゃにされました。

米国にも数年住みました。

その私がつくづく思うのが、枕詞があるのとないのでは人間関係が違ってくる」ということ。

相手にとっても、自分にとっても。

 

私もなんどとなく言われたことがあるのです。枕詞なしに。

唐突に要件だけ伝えられたり話しかけられたりしたときのあの不快感。笑

理性では「しかたないよ、この人は外国人だから」「幼いからこういう物言いになるんだよ」と理解できるのですが、言われた瞬間はとっさに「むっ」となる。そして、ああそっか、枕詞がなかったからだ、と。

 

★人と話してる最中にとつぜん、別の人間が自分の要件だけ伝えてくる。

→ 「話してる最中にもうしわけないんだけれど」という枕詞がない。それも、本当にもうしわけない、という気持ちを込めた言い方と表情もなし。

★「なになにはどこ」「つぎはどうするの」など、自分の聞きたいことだけ質問してくる(外国人)。

→ 「ちょっと教えてほしいんだけど」「助けてほしんだけど」「いつもごめんね」という枕詞がない。しかも、ぶっきらぼうに言われれば言われるほど、「こいつケンカ売ってんのか」と思えてくるから不思議。笑

 

枕詞をあなどってはいけない。

こういうちょっとした人間関係の潤滑剤である知恵や工夫を自分に仕込めば仕込むほど、人間関係はよりスムーズにいきます。

【利点/Advantages】

1) 人間関係の潤滑油 Oil for your relationship

2) おたがいが人間であることの確認(機械や『駒」じゃない)Mutual confirmation that “We are human, NOT machine nor chess pieces”

3) 自分が相手に対して配慮していることの証明 Declaration that ” I am considering you.”

 

●枕詞を発するようになるには。「人間関係でもみくちゃにされてみる」笑→ 言葉をストックする等。How to be the expert of MAKURA-KOTOBA→ Be with people and sometimes get jabs or punched (lol) knowing what is MAKURA-KOTOBA and stocking the words as rhetoric.

場数を踏めば踏むほど、相手の反応から人は学びます。

まさにディープラーニング。

1) とにかく人と会話する。やりとりする。Talk to lots of lots of people anyway!

2) 枕詞をストックする。Stock MAKURA-KOTOBA as much as you can. 

3) 自分が発した言葉に対する人の反応をよく観察する。Carefully observe the reactions of others to your MAKURA-KOTOBA.

4) 人から言われたりされたことに対する自分の反応も日々、客観的によく観察する。Carefully observe your reactions to others’ words as well. 

5) できれば4)で「いやな感情」だったときは分析してみる。If you feel bad to 4), then analyze that. 

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