Finale/Denouement
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから取り上げて書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●”Finale/Denouement”「大団円」ー小山ケイの翻訳コーパスから67
●”Denouement”の発音。
●”Finale”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●”Finale/Denouement”「大団円」ー小山ケイの翻訳コーパスから67
[the_ad_placement id=”%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%9c%80%e5%89%8d%e5%88%97″]
これも、いつ登録したのか、まったく覚えていません。
何かの映画でも観ていて登録したのか。
「大団円」は、私の大好きな故・横溝正史先生が小節の最後の章としてよく使われていた言葉です。
イメージとしては、それまでどろどろにもつれた不可解な事件が、登場人物たちをひとつの場に一挙に集めて解決する。横溝先生の物語の場合ですが。
「え、どうなるのどうなるの?」
「いったいだれが犯人なの?」
「なんなの、この二転三転は?」
誰もが犯人に見えてしょーがなくなったころに、「大団円」というタイトルの章が始まります。
残りページもあと少しというところ。
そして「完」。
だから、”Finale(フィナーレ)”.
ああ、たしかに。
それまで見ていた「劇」が幕を閉じます。
「大団円」をググってみるとやっぱり、演劇や小説でめでたく幕閉めとなる意味なのだそう。
イタリア映画やフランス映画であれば、“Fin”と出るところですね。
●”Denouement”の発音。
1) ディー
2) (ナ、と言いながら)ノ
3) 「M」
4) 「N」
5) 「T」
6) ディー + ノ + 「M」 + 「N」 + 「T」
●”Finale”の発音。
1) 「Fi」
2) 「Na」
3) 「Le」
4) 「Fi」 + 「Na」 + 「Le」
[the_ad_placement id=”%e8%a8%98%e4%ba%8b%e6%9c%80%e5%89%8d%e5%88%97″]