「回向(えこう)」を英語にしてみる。Buddhist term “Ekou” in English

“Ekou” in English

母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、仏教の言葉である「回向(えこう)」について英語から考えていきます。

<もくじ>
●「回向(えこう)」を英語にしてみる。Buddhist term “Ekou” in English
●”Unconditional love”の発音。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●「回向(えこう)」を英語にしてみる。Ekou in English

先日、同日に某所2か所で「回向(えこう)」という日本語を聴きました。

回向は仏教の言葉です。

日本語nativeとして私は以前から「回向」という言葉は知っていましたが、同日にこの宗教に根差した言葉を耳にするというシンクロに、私にとって大きな意味があるのだろうと感慨深くなりました。

「回向」とは平たく言って、亡くなった人が無事、あの世(浄土)へと成仏できるよう、この世(現世)の人はその人を応援する意味で徳を積んでいくというもの。

私は翻訳者です。

翻訳者として「回向」という言葉を英語にするとどんなふになるのだろう、と興味を感じました。

私が考える「回向(えこう)」が含む意味

★愛(ほぼ、無償の愛)

→ Unconditional love.

 

★利他性

→ Altruism

 

★「社会性」(自分自分、ではなく、社会の一員として行動する。それがめぐりめぐってよりよい社会を形成していく)

→ Consciousness to the society with suite attitudes

 

★(聖書にある)「あなたの業を主にゆだねれば、計らうことは固く立つ」

→ 仏教の場合の「主」はお釈迦様、天、無私、か?(小山)

→ 「ゆだねる」のはその先の故人。仏教以外では「社会」。

→ 「計らうことは固く立つ」のは、故人が浄土へ行くこと。広く社会的な意味では、社会や世界にとって善となるものが発現する。あるいは成就する。

●”Unconditional love”の発音。

1) アン

2) コン

3) ディ(ここが一番、音程が高い)

4) (シュ、と言いながら)ショ

5) ナ

6) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて)「L」

7) (6)からの連結発音で)「La」

8) (上前歯で下唇の内側を軽く噛んで)「V」

9) アン + コン + ディ + ショ + ナ + 「L」 + 「La」 + 「V」