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母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから書いていきます。
私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。
<もくじ>
●Empower「権限を与える」ー小山ケイの翻訳コーパスから154
●”Empower”の発音。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記記事は「英語(潜在意識をみかたにつけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
●Empower「権限を与える」ー小山ケイの翻訳コーパスから154
文字通り、「力を与える」という動詞です。
つまり、「権限を与える」。
Em + Power
これに-mentの接尾語を突ければ、名詞で「権限を与えること」となります。
ビジネス関連の文書ではよく使われます。
イメージとしては、上長(上の立場の人間)が下の立場の人に、自分の所有する力を一部なり全部なり与えたり、あるいは自分の力で下の立場の人たちがさらに大きな力を発揮できるようにするような感じです。
“Empower”という言葉を知らなくても、-powerという接尾語から推測できます。
たとえばTOECで。
あるいは英字新聞で。
あるいは大学入学共通テストで。
リーディング問題や新聞の記事を読みながら、前後の文脈も利用して「-power」という言葉を無意識の領域で感じる。
それが、長文の読み方であり、力のつけ方です。
●”Empower”の発音。
1) エン
2) パ
3) ワ
4) (すかさず)「R」
5) エンパワ「R」
*3)と4)はほぼ同時ぐらいのタイミングです。