今日は昨日にひきつづき、自分の器を広げてくれる「一流の年上のひと」について書いていきます。
Q) 一流の審美眼ある年上の人と友だちになるには、どこで見つけたらいいですか?
A) まずは、お金をかけます。笑 類ともです。具体策を私の体験からお伝えしますね。
昨日は下の記事を書きました。
●一流の年上友だちの見つけ方。まずは、「おカネをしっかりかけること」。
1) しっかり、お金をかける。
2) 誰でも集まれるもの、はさける。
3) 嗅覚を研ぎ澄ます。
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刺激的なタイトルとなりましたが(笑)、実体験ですので包み隠さずに書いていきますね。
お金をかける、とは、「投資」、としてもいいです。そう聞けば、いろいろなかたがネットで同じことをおっしゃってることがおわかりいただけるかと思います。
自己投資。それも、自己啓発系だけではなく、遊びにおいても。
これはホントです。もちろん、むやみやたらにお金をかけたらいい、ということではありません。会社員ばっかり集まる高い自己啓発系=ビジネススクール、ではほとんど、ビジネスは生まれませんでしたから。大笑 年間の学費は100万をゆうにこえているにもかかわらず、です。
(ブログのアフィリエイターで「自己投資で100万かけられないひとは成功しない」なんて書いてる方を見かけましたが、なんだそんなもんか、と思ってしまいました。100万なんて、ほとんどのビジネススクールでは年間の授業料にも満たないです)
会社員のかたが「マネタイズ」ということに頓着しないからなんですよね。お金は毎月、銀行に定額、振り込まれるものだと思っている。それが、サラリーマンにとってのお金。タダでもの聞いてくる人もいますし・・・(大学教授なんかそうですよ)。
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1)の「しっかり、お金をかける」は、お金がかかるセミナーやスクール、遊びには、同じくお金を払える人が集まってくるからです。
私も若い駆け出しのころは、無料セミナーとか異業種交流会、ネットの集まり、などにばんばん参加してました。でも、無料はやっぱり、無料。同じように、お金をかけたくない人たちが集まる。しかも、あわよくば自分に仕事をくれる人を探している人ばかりの集まり。笑
こういう会は、いわゆる「士業」の人もたくさん参加します。税理士、社労士、中小企業診断士、行政書士。目的は同じです。だから、「自分のクライアントからあなたに仕事を依頼するようにします」と言える営業力のある士業さんだと、頭一つでますよ。余談まで。
無料のあつまりも楽しいことはもちろんたくさんありましたが、「自分の器を広げる」ということにはあまり結びつきませんでした。
何度か体験するうちにそれを次第に悟った私は、お金が入ったら、お金のかかる集まりに「投資」するようになりました。もちろん、上記の通り、やみくもに、ではなく、ちゃんとビジネスのいろはを勉強するためにです。
さらに、毎月お金がかかる、会員制の図書館にも入会しました。
このあたりから、かなり器の広い人たちと知り合えるようになりました。
裸一貫で会社を興して100名の従業員を抱える会社を経営している創業者や、超有名私立大学・大学院の理系を卒業して企業へ勤めているいっぽうで、芸術や音楽、文学への造詣がとても深い年上の人とも知り合えました(いずれも、私が母校青学へmasterを取りに行く際、推薦状を書いてくれたかたがたです)
図書館の責任者である女性とも知り合いになれました。控えめながら博識のかたです。私のことをなぜかよく覚えていただけて、読売新聞がある記事を書くときに題材となる人物を探している、とのことで、大きな写真入りで取材記事を書いていただきました(あのときに「新聞の影響力って大きい」と改めて感じましたね。うちのジイさんもブンヤでしたので、すでに他界していたジイさんの姿が思い出されました)
そして、極めつけが、昨日の記事で書いた、資産家のうちに生まれたイキなゴルフ友だちです。
ゴルフはとにかくお金がかかります。道具をそろえるのもそうだし、レッスン代、打ちっぱなしに行く費用、コースラウンドの料金、泊りがけなら宿泊費、そしてウエア。
コースについては一昔前のバブル期よりはかなり、リーズナブルな金額になったとはいえ、維持させるためのそのほかのことで毎月こまごまと費用が掛かります。
それでもゴルフをする人が多いのは、ゴルフが面白いから、というのももちろんですが、4人(最大)のひとたちが終日一緒に、雑談したりお互いのプレイをたたえあったりしながらコースをラウンドするから、精神的にものすごく近くなれるというのが大きな理由です。
取引先の人や芸能人どおし、異業種の人たちなどなど。
2) 誰でも集まれるもの、はさける。
1)でも触れましたが、無料の集まりには、自分の商品を売り込みたい人たちがわんさと参加します。ねずみ講の人、なんかも来ますよ。
前回も例に出した、「日本酒を飲む会」みたいな集まりも、今の私にはハテナです。入っているかたには申し訳ないのですが、いや、その会そのものが悪いのではなく、「その会に入ってます」と振りかざされても、たとえば利き酒師やソムリエのような、苦労して勉強してお金を払って資格を取った人とは違う、ということ。
自分の器を広げてくれる年上の友だちを見つける、という明確な目標を掲げるのであれば、私なら次のような集まりを探しますね。
★会員制で高額な参加料がかかるゴルフの会。お金を持ってる人たちが集まります。そして、「ゴルフを一緒にしましょう」と言ってくれる人がまわりにいる人たちの集まりだということ。ゴルフは厳格なルールのあるスポーツですから。身元がちゃんとしてて、ルールが守れる人だという証明にもなります。
★利き酒師やソムリエの資格を持っています、というかたがたの集まり。とにかく「努力の人」のはずですから。
★国内外のビジネススクールを卒業した人ばかりの集まり。お金では学位は買えません。お金もかかりますが、労力(努力)と時間もかかりますので。
3) 嗅覚を研ぎ澄ます。
直感と感覚しかありません。これも学校ではまったくおしえてくれない。でも、人間としてのサバイバル能力を身につけてくれるのも、嗅覚です。「この人は一流の人だ。おちかづきになったほうがいい」という嗅覚を磨く。
【参考指標。笑】
笑顔
身なり
聞き上手
ユーモア
柔軟性
自分をコケにできるセンス
奢り上手
食通
博識
「言うことが光ってる」
イキ
お金の使い方に余裕がある
あそび上手
●若い子は、どうやってお金をかけていこうか。新人銀行員だったころの私自身に向かって書きます。
ペーペーの新人時代は、支払うものを支払うのでやっとだと思います。それでも、「自分の器を広げる」という生涯をかけた大いなる目標があれば、無駄遣いもしなくなるはずです。
こんなことを心がけていくと、投資に回せるお金がチリツモになっていきますよ。
★月々1000円でもいい。自分がとても興味がある分野のセミナーは、お金を払ってでも参加する。いまならwebinarという手もあります。
★月に数冊は、自分の興味がある分野の書籍にお金を払ってみる。自腹で。
★「この人は一流の人だ」と思える年上のひとのセミナー、集まりには、お金を払って参加する。
★ボーナスが出たら、全額、貯金・預金にすぐ回す!!(笑)→ 私の実体験です。
★月に何回かは、お金の収支を詳しく見てみる。無駄がないか、支払わなくていいものがないか。それを「投資」にまわしていく。
★無駄な呑み会を減らして、その分、「勉強」の時間に回す。セミナー、習い事、夜間の社会人学校、オンライン英会話、などなど。
★会費がいる会員制の会で、「一流のひとたち」が集まり、なおかつ自分がとても興味を感じるものがあれば、日頃からチェックしておく。「無意識の領域」がその会に参加できるようにしむけてくれますので。これも私の実体験です。
★一流の人が集まる、と言われる、会員制ジムに入る。
★集まりだけじゃなく、自分独りでもお金を払って行動する。自分自身で器を広げることになりますので。→ おいしい、と評判の店やカフェに足を運ぶ。美術館・博物館へ行く。コンサートへ行く。ライブへいく。映画を観る。
“「一流の年上友だち」をどうやって見つけるか?まずはお金をしっかりかける。” への4件の返信
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