良い翻訳者とは(その6)。「肝っ玉がすわっている」(胆力)。翻訳者だけではありません。ビジネスパーソンとしても。人としても。”I can handle anything,” said an excellent translator (lol). by Kay Koyama.

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、長年のなりわいである「翻訳」をとりあげて、「良い翻訳者とは、胆力がある」ということについて書いています。

<もくじ>
●良い翻訳者とは(その6)。「肝っ玉がすわっている」(胆力)。翻訳者だけではありません。ビジネスパーソンとしても。人としても。”I can handle anything,” said an excellent translator (lol). by Kay Koyama. 
●「肝っ玉のすわった人」=胆力のある人、に情報が集まってくるということ。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「徒然なるままに、ひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●良い翻訳者とは(その6)。「肝っ玉がすわっている」(胆力)。翻訳者だけではありません。ビジネスパーソンとしても。人としても。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

 

長年、翻訳者をしてきて感じるのは、「良い翻訳者とは肝っ玉がすわったプロである」

 

これはなにも、翻訳者に限りません。

ビジネスパーソン全般にもいえること。

そして人としても。

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肝っ玉がすわったひとは、たとえばクライアントがピンチというときに「ああ、あの人に相談しよう」と思い出してもらいやすい。

そして実際に、すわった肝っ玉を生かしてことを進めるので、よい成果物を生み出します。

友だちや知り合いもそうですよね。

胆力のある人は信頼されて、一目置かれる。

そして、話しているまわりは意図していないのだけれど、胆力ある人に結局、情報が集まってくる。たとえそれが「だれそれがどうしたこうした」という井戸端会議のレベルであっても。

 

クライアントやエージェントにいわれるままに「はいはい」もいい。

でもそれは、予定調和的に進められる案件のとき。

あるいはクライアントがしっかり、手綱(たづな)を握っているとき。

だからわりと、競合も多い。笑

「この案件できるひと、このゆびとまれ」

アウトソーシング的なやりかたは、発注料金もたたかれやすい。

小山ケイが自分で書いた手書きの英文

【肝っ玉がすわっていると良い点(私が感じること)】

★「指名買い」されやすい。

★レッドオーシャンを抜けだしてブルーオーシャンに行きやすい。

★クライアントの要求をしっかり聴きとって「はいはい」とふだんは仕事をしつつ、ここぞというときに胆力を発揮するので信頼されやすい。単純に「こーしたほうがいい、あーしたほうがいい」とクライアントやエージェントに提案・指図(!!)するのではなく(それは胆力とは違います。笑)。

★覚えてもらいやすい。

★安心されやすい。

★胆力を生かして行動範囲を広げられる。

★よって、自分で見聞きできることが多くなる(コンスタントにご依頼いただくクライアントやエージェントが増えるので。仲間が増えるので)。

★ひらめきがある。

★最良のやりかた(解決策)をおもいつきやすい。

 

最後の2つは、肝っ玉がすわっているがゆえに精神的なゆとりがあることからくる結果です。

 

●「肝っ玉のすわった人」=胆力のある人、に情報が集まってくるということ。

小山ケイ直筆の英文

上記のように、友人知人のレベルの話でも、胆力のある人は結果的に情報が集まってきやすい。

これは私の長年の経験から感じたことです。

友人知人であれば噂ばなしの域を出ないことも多いでしょう。

けれど、あらゆる方面から話が聴けるので、多面的に情報収集ができて、事実に限りなく近いことが把握できるようになります。

 

さいきん私が体験したことでは、あるコミュニティの人Aさんが別の人Bさんになにやら「仕事が大変だ」と愚痴を言ったというもの。

それを教えてくれたBさんは私に、「彼女も大変そうで今回は同情した」。

BさんはAさんから信頼されているひとです。

その一方で私はまた別の人CさんからAさんについて、「自分の仕事をだれそれにとられた、とわめいた」(笑)。

CさんはAさんとはそれほど仲が良くなく、Cさんいわく、「とられたって言ったって、だれそれさんたちは指示されたとおりにやっただけなのよ」。

私はさいしょ、Bさんの話を聞いた時、「? 意味がわかんない」と思ったのですが、Cさんからも話がきけたことで、私自身がいないそのときのことを、私はほぼ事実に近いレベルで把握することができました。

翻訳者であれば、業界の事情を多面的に深淵に把握できたり、人や仕事の紹介につながったりします。

私も長年、自分の胆力をつけることを意識的・無意識に実行してきました。

 

【情報のレベル】

◆うわさ話(井戸端会議レベル)

◆巷で話題のもの(井戸端会議レベル)

◆仕事の案件(ビジネスレベル)

◆業界の動向(ビジネスレベル)

◆人の紹介(ビジネス・プライベートレベル)→ ビジネスだけではなく、パートナー関係、友人、趣味、コミュニティ、あらゆるレベルにつながります。私がこのブログで何度も何度も触れているように、「すべての基本は人」だから。だから人を大切にする。自分もしかり)

 

 

【翻訳者にとってのあらゆる情報収集の利点】

1) 仕事につながる。

2) コンスタントにご依頼いただける。

3) 信頼性につながる。

4) 存在を思い出してもらいやすい。

5) なくてはならない存在になりやすい(笑)→ この域はかなりの上級車。

6) 誤った情報や人に流されずに、事実に限りなく近いことに則して仕事ができる。

7) 自分軸が持てる。

8) 自分が落ち着く。笑 → これが、精神的なゆとりにつながるのです。

 

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