英語に対する苦手意識を克服する【3つ】の方法。

Q) 仕事で英語を使う機会が増えてきました。でも学生のときから英語には苦手意識があります。どうしたらいいですか?

A) 外国語は 1)反復練習 と 2)刷り込み が自信につながります。具体策をお伝えします。

だれにでも、学生時代に苦手意識を持った科目や行事があったと思います。今日はそのなかで「英語」を取り上げ、ビジネスパーソンのための苦手意識克服具体策について書いてみます。
●何度も練習して刷り込むからこそ、自信につながる。
●まとめ

前回、このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では、下の記事を書きました。

●英語に対する苦手意識を克服する【3】つの方法。

aoyama business school

【具体策】

1) 何度も、何度も、練習する。
2) 「意味なんてわからなくていい」
3) 長文は、「後ろから」探ってみる。

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母校青学でMBAを取得しようとビジネススクールへ私が通っていたとき、理数が大好きで得意という人と友人になりました。

彼は、統計学などで問題文をみた瞬間、解き方が瞬時にひらめいていたようです。計算式なら私もなんとか解けるのですが、それが「これこれはこういうことでこういう状況です。どう解きますか?」みたいな文章になったとたん、頭が完全に思考停止します。笑 小学校のときからそうでした。

そんな私ですので彼をうらやましく思っていたところ、「実は英語が大の苦手」と打ち明けられてびっくりしました。頭脳明晰で苦手な科目なんかひとつもなさそうに見えた彼が苦手とするものを、この私が得意(それも「なりわい」)としていたからです。

英語が苦手とするかたの気持ちはさまざまだと思います。

1) 文法が嫌い。

2) 文法は大丈夫なのに喋れないから嫌い。

3) 長文を見た途端、拒絶反応。笑

4) なに言ってるかわからないから嫌い。

今日はそんな苦手意識を少しでも克服していただこうと、具体策を書いてまいります。日本のビジネスパーソンがよりよりビジネスをしていただけるよう願いを込めて。

横浜元町

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1) 何度も、何度も、練習する。

ビジネスで喫緊の案件や課題があれば、その資料に何度も目を通します。

普段であれば、一日1分でいいので、単語帳なりアプリなりに触れます。

いずれも、できれば「声」にだしたほうがいい音読です。ご自分の耳から脳に伝わって、潜在意識へ定着していきますので。

 

2) 「意味なんてわからなくていい」

極論ですが、頭(顕在意識)を使って文章や会話を理解しようとするよりも、「何も考えてない」ほうが外国語の習得、とくに会話はうまく行きます。

意味なんて分からなくていい。だって外国語なんだから。

意味を理解しようとして理解できないから、なんとなく嫌気がさして、苦手意識が芽生える。語学はもって生まれた才能とかIQなどよりも、興味や好奇心、ネイティブに通じた時の感動などが上達に力を与えます。

どうして理解できないんだろう、どうして意味が分からないんだろう、と思いつめる必要はありません。気楽な気持ちで、わからなくて当然、だと思っていていいのです。苦手意識を克服するためには。

 

3) 長文であれば、「後ろから」見てみる。

すべての長文に有効なのではありませんが、たとえば英語から日本語にする場合、文章のおしり、つまりピリオドの前のあたりから、前へ前へとみていくと、日本語として理解できることがあります。

関係代名詞などを使うことによって、文章がどんどん付け足せる構造を英語がしているからです。ネイティブの学者先生の文章など、10行ぐらいにわたって一文が連なっていることは、ざらです。

私は英文はそのまま読んでいますが、仕事で和訳する場合は、前文をいったん、頭の中で保持しながら、後半部分をみていくことがあります。

長文読解も「慣れ」でしかないのですが、たとえば下のような単語が文章のなかごろにあると、そこで一区切りしてその後ろから見ていくと、文章として理解できることがあります。ご参考までに。

★that, which, who, what, how, where, whose, if, 

★that is, I should say, so called, thanks to, 

★in, at, on, near, over, out of, 

★コンマのあとに動詞が来ていたら、たいていは命令文。

(長文読解については、明日以降にまた別記事にします)

 

●何度も練習して刷り込むからこそ、自信につながる。

そら

語学だけではなく、なにごとも、とにかく何度も何度も練習するからこそ、ふりかえったときに自信につながっているものです。

それは、「これが自信だ!」などという明確なものというよりも、なんとなく「自分は大丈夫」とどこかで感じているようなレベルだったり、あるいは不安そのものが湧き起こらなかったり。

何度も営業ルートとして訪れている取引先への道順は、「今日はちゃんと道を間違えずに行けるだろうか」と不安になったりしませんよね。何度も何度も通っているからです。道順を「練習のように」していったり来たりしているから。

何年も使っているご自分の携帯やパソコンの使い方も、「今日は使い方間違わないだろうか」と不安になったりしませんよね。毎日、「練習のように」して使っているのですから。

語学もそれとまったく同じです。毎日、さまざまな方法で触れていると、まずは不安そのものが湧き起こらなくなります。不安が湧き起こらなくなれば、苦手意識も小さくなっていきます。

日々のコツコツから、ぜひはじめてみてください。世界的なビッグチャンスのビジネスを獲得することもあるかもしれませんよ!

 

●まとめ

横浜港

英語をはじめとする語学が苦手なビジネスパーソンは多いと思います。けれど、克服方法は存在します。今日はそのなかから基本的な「3つ」をお伝えしました。

1) 何度も、何度も、練習する。
2) 「意味なんてわからなくていい」
3) 長文は、「後ろから」探ってみる。

語学は反復練習のような「慣れ」が威力を発揮します。才能やIQではありません。ぜひ日々のコツコツを日課にして、よいお仕事に結びつけてくださいね!それで成功したら、私ともぜひ、お仕事をご一緒しましょう。笑

世界をまたに、Big businessです!(^_-)-☆