小山ケイの翻訳コーパスから45 – Open「風通しがよい」

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「Open」について書いています。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●小山ケイの翻訳コーパスから45 – ”Open” 「風通しがよい」
●”An organization with an open atmosphere”の発音。

 

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

●小山ケイの翻訳コーパスから45 – Open 「風通しがよい」

St. Andrews, Scotland (UK) photo by Kay Koyama 「聖地」セントアンドリュース・スコットランド 撮影:小山ケイ

 

“Open”という英語そのものは、日本でも広く使われていると思います。

★広い

★開く

★開放的

 

 

カタカナとしても。

◆オープンスペース

◆オープンカフェ

◆オープンソース

 

などと使われている。

 

どういう場面の翻訳だったのかは今となっては覚えていないのですが、私はこれを「風通しが良い」と日本語訳する機会があった。

 

“‘Open’「風通しが良い (by 私)」ー小山ケイ自身の翻訳コーパスからの引用”

 

職場の雰囲気についてだったのか。

組織の意思決定についてだったのか。

体育会系のチームについてだったのか。

高い吹き抜けのある建築物についてだったのか。

 

一般的に使われる訳がある一方、「このいいまわしがしっくりくる。意訳にもならずに」という、ひらめきにも似た訳が降ってくることがあります。

それは神様からのGIFT。

だから私は書き留めたのだと思います。

自分専用のコーパスに。

 

●”An organization with an open atmosphere”の発音。

 

1) ア

2) (連結発音で)ノゥ

3) 「R」(米国英語)

4) ガナイ

5) ゼイ(ここが一番、音程が高い)

6) (シュン、と言いながら)「ション」

7) ウィ

8) (舌先を両前歯で軽く噛みながら「Za」と言うように)(連結発音で)「Tha」

9) (連結発音で)ノゥ

10) (炸裂音をさせて)プ

11) (連結発音で)ナ

12) (母音なしで)(Tと言いながら)「L」(米国英語)*以下を参照

13) モ

14) 「S」

15) 「Fi」

16) 「R」

17) ア + ノゥ + 「R」 + ガナイ + ゼイ + ション + ウィ + 「Ta」 + ノゥ + プ + ナ + 「L」 + も + 「S」 + {Fi」 + 「R」

 

*10)は、上下の唇を合わせて炸裂させる音をしっかり、出します。

*12)は、日本語にはない発音なので少し難しいかもしれません。「舌の省エネ」です。

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