英語リスニングのコツ(3)ー言葉の意味をヒットさせていく。瞬時に。Push the buttons called “meanings” while listening words. – How to acquire foreign languages by Kay Koyama.

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「英語リスニングのコツ」について第2弾として書いていきます。

<もくじ>
●英語リスニングのコツ(3)ー言葉の意味をヒットさせていく。瞬時に。Push the buttons called “meanings” while listening words. – How to acquire foreign languages by Kay Koyama.
●耳にした瞬間に意味をヒットさせていく感覚。

●TOEICや大学入学共通テストの試験で問題を聴く。ヒットさせる方法。私がやってきた方法です。by小山ケイ。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)徒然なるままにひぐらし。」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

(このブログの記事内に掲載の写真はすべて、私・小山ケイ自身の撮影によるものです)

●英語リスニングのコツ(3) – 言葉の意味をヒットさせていく。瞬時に。

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耳にした瞬間に言葉が意味をなす。

それが会話につながり、動画や映画、テレビ番組を視聴する楽しみにつながります。

これは何語でも同じです。

日本語で落語を聴いて笑ったり江戸の情景を頭に思い浮かべたりする。

あるいは友だちとの会話をカフェで楽しむ。

生まれたときから普通に母語を聴いて育ち、学校教育を受けていれば、耳にした言葉は自然と瞬時に意味を成しますよね。

だったら外国語もそのレベルになればいい。

えっ、なれない?

そう。すぐにはなれないのです。

よほどの才能を天から与えられていない限り。

外国語を聴いても、「瞬時に」「意味をなす」ようにはならない。

私も最初はそうでした。

でも、そうなれるようになるやりかたは見つけました。

私自身で

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これまでの日本の英語教育は、その点が軽視されていたと思います。

アタマを使って机上でする文法や構文の勉強はさかんになされた。

でも、何年義務教育を受けても、「英語ぺらぺら」人口は増えない。

それどころか、日本を代表するようなトップクラスの大学に入学しても、英語ペラペラにはならなず、「さんざん受験勉強したので読み書きはばっちりなのですが」と言ったりする。オヤジになってから。

だからでしょう、それを改善するかのように、大学入試の英語パートが大幅に変えられました。

私が2年分の大学入学共通テストを自分で解答してみた印象は、TOEFLやTOEICと同じく、「あれ、その単語の意味、なんだったっけ・・・」と考えているような時間はない。

圧倒的に時間がないのです。

それもそのはず、nativesや英語に慣れた人間がするように、聞いた瞬間に言葉を理解することが求められる作りになったから。

それが、私が今日のブログで書く、「耳にした瞬間に意味をヒットさせていく」ということ。

瞬時に。

瞬間的に。

●耳にした瞬間に意味をヒットさせていく感覚。

マキアート

私が意味をヒットさせている感覚はまるで、見えないボタンを頭(あるいは心)のなかで瞬間的にポンポン、押している感じです。

的(まと)としてもいい。

言葉を的にぶつけると、「意味」が同じ速度で自分に跳ね返ってくるような。

お笑い芸人さんの芸がそうですよね。

漫才とかコントとかバラエティ番組とか、彼らが放つ言葉を耳にした瞬間、どっと笑ったりする。私も観客も。

あのときの私と観客の感覚って、大きな的(まと)やボタンをピンポイントで押されてる感じじゃないですか?

だから「ツボにはまる」なんて表現もする。

芸人さんの芸は高度ですが、リスニングや会話であれば、一般的な言葉もたくさん使われます。

それをとにかく、増やしていく。

それが、「言葉の意味がどんどんヒットする」ことにつながります。

そして英語(外国語)がまるで母語のように聴こえてくる。

「英語ぺらぺら」の人のように。笑

実話がどうかはわかりませんが、ヘレン・ケラーのことを表すときによくこうききます。

「水に触れた瞬間、幼いころに覚えた”Wate”という言葉をヒットさせた。それが人間としての生活に戻るきっかけとなった」

“Water” = 水、という意味をヒットさせる。自分の中で。

それは、”Water”という英語を耳にした(リスニング)瞬間、「水」という意味をヒットさせることに似ていると思います。

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●ヒットさせる方法。私がやってきたやりかたです。by 小山ケイ。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

過去記事にもたくさん、書いています。

かいつまんで拾い上げていきますね。

1)  ひたすら声に出して練習。

2) ほぼ毎日。すきま時間でいい。

3) 何度も何度も。

4) リズム感をもって。

5) さいしょは音節の短い言葉で。長いセンテンスは覚えるのに時間がかかる。

6) 一定のレベルになったら、音節の長い言葉(ラテン語由来が多い)も。

7) さらにレベルアップしたら、文章やイディオムも。

8) 1)-7)は何度も何度も繰り返します。

9) 途中、nativesの音を確認。

10) できれば文字も確認。

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