reticulum = honeycobm「ハチノス(牛の代に胃袋)」ー小山ケイの翻訳コーパスから82

reticulum

今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、自身の翻訳コーパスから取り上げて書いていきます。

私はプロの翻訳者として長年にわたって、自分(自社)専用の「コーパス」と呼ばれる辞書を作っています。 方法は全くのアナログです。気に入った言い回しやnativesが使う言い回し、専門用語などを和訳・英訳どちらも「対訳」としてExcelにひとつひとつ打ち込んでは保存しています。世界中のどこをさがしても同じものは二つとない。なぜなら、私という人間が自分の感覚で、「これいい」「これ大切」と思ったものを手打ちで入力して蓄積していったデータだからです。ラーメン屋さんやとんかつ屋さんでいったら「秘伝のたれ」(笑)。 門外不出です。今日はそこから取り上げます。

<もくじ>
●reticulum = honeycobm「ハチノス(牛の代に胃袋)」ー小山ケイの翻訳コーパスから82
●”reticulum”の発音。

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。

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●reticulum = honeycobm「ハチノス(牛の代に胃袋)」ー小山ケイの翻訳コーパスから82

反芻することで知られる牛。

4つの胃袋で。

そのうちの第二胃袋が「reticulum」と英語では呼ばれるのだそうです。

つまり、「ハチノス」。笑

私は食べることが大好きです。

ハチノスとは文字通り、ハチの巣のような形に見える牛の第二胃袋のことで、食べることが好きな人たちが好んで食べる牛の部位ですよね。

ちなみに、ハチの巣は英語でhoneycobmと言います。

牛の第二いぶくろのことも、別名そう呼ぶのだそう。

これをカタカナにして「ハニカム」と呼ぶと、ショーケースなどの通気口に用いられた、プラスチック製の装置になります。

これも、ハチの巣そっくり。

言葉の表現っておもしろいなぁ、とつくづく思いますね。

●reticulum の発音。

小山ケイ本人が書いた英語の筆記体です。Written and taken by Kay Koyama.

1) (舌先を口腔内に軽くまくようにして)「Re」

2) ティ(ここば一番、音程が高い)

3) キュ

4) (舌先を上前歯の裏側に軽くつけて「La」

5) (上下の唇を合わせる音をさせて)「M」

6) 「Re」 + ティ + キュ + 「La」 + 「M」