【英語】1日のうちでどんなふうに語学を勉強するか。5つ。英語の上達のために。

今日の記事では、在宅ワークやSOHOのかたに向けた「語学の勉強に割く時間」について書いています。

<もくじ>
●1日中家にいる場合に英語(語学)の勉強にあてる時間配分。
●在宅ワークのかたの語学学習。
●上記のやりかたを社会人ビジネスパーソンの勉強に応用する(たとえばMBA取得のための勉強など)

このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は、カテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」で書きました。前回の記事は下からご覧になれます。

こちらは昨日書いた記事です。




●1日中家にいる場合に英語(語学)の勉強にあてる時間配分。

部屋の様子。

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コロナウイルスの蔓延により東京都でも「STAY HOME(ステイホーム)」が標語となっていますよね。全国でも自宅で仕事をされているかたや子どもさんと一緒に長時間おられるかたも多いと思います。

今日は、在宅ワークやSOHO(Small Office Home Office)のかたが語学を勉強されることを想定して、こんなふうな時間帯にこんなことをやってみたら息抜きにもなっていいんじゃないかな、ということを実体験をもとに書いていきますね。

TIME Magazine

語学はきばる必要がありません。これは私がこのブログで何度も申し上げていることです。だからこそ、ストレスを感じたり不自由な思いをすることの多いこの時期、息抜きとしてぜひ語学をちょこちょことやってみていただきたいです。

大切なことは、ゆるーくでいいのだから、できるだけ毎日、やってみるということ。語学学習のキモは毎日継続させることです。

 

1) 単語や慣用句を2,3、音読する。

2) 動画・映画を観る。

3) 音楽を聴く。

4) 参考書・関連書籍を読む。

5) 実際に話す(アプリ、ご友人、サークル)。




●在宅ワークのかたの語学学習。

銀座カフェパウリスタ(Ginza Cafe Paulista)photo by Kay Koyama

朝起きてから夜寝るまでの間、一日家で仕事をすることは、ともするとマンネリになったり、さまざまなプライベート要因(?)が入ってきたりしますよね。

それぞれの企業やお仕事のスタイルによってどのような時間帯に何をされるかはまちまちだと思います。たとえば外資系であれば夜にテレビ会議が始まるとか、私のように朝起きたら寝巻のまま(笑)、時差を利用した海外企業からの成果物をネットでチェックするとか。

けれど、語学の効果的な学習方法という点ではある程度共通点があると思います。たとえば朝は頭もすっきりしていて疲れがないので能動的な勉強に向いているとか、寝る少し前は興奮しやすい動画や映画を観るよりもその言語の読書時間に充てるとか。

アプリやオンライン英会話はこの時期、すごく便利な方法ですね。コロナウイルスの蔓延にかかわらず在宅ワークはまずます主流になっていくはずです。それゆえ、どこにいても利用できるアプリやオンラインもおそらく主流になっていくのではないかな、と思います。

そら




★朝(午前中):声を出す勉強をしたほうがいい。

ご自分が日々勉強している参考書や単語帳などがあるかと思います。それを音読します。しっかりと。朝いちばんでやれるといいですね。それこそパジャマのままでもいいですから。

朝いちばんにいきなり仕事に取り掛かるのはなかなか難しいかもしれませんが、きばる必要がない語学の勉強であれば時間がさける方が多いのではないでしょうか。身じたく整えながら音読してみる。発声や自分の声が脳に与える刺激などによって目が覚めます。

ハイアット箱根

この時間帯に在宅であまりおすすめしないのは聞き流しの勉強をすることです。聞き流しの勉強それ自体はとても効果的ですが、せっかく家にいるのですから音読をぜひやってみてください。

アプリもいいと思います。ただ、アプリは起動までに時間がかかることがあります。朝起きて歯も磨くか磨かないかという時間でも語学はしっかり効果的に勉強できます。それゆえ、たとえば前日の寝る前に、朝いちばんで見られるようにノートや参考書、単語帳の「その部分」を開いて準備しておくというやりかたはどうでしょう。

声を出す時間はたったの3分。

 

★仕事のまえのアプリや確認

たとえば歯を磨いていて音読できないときに聞き流しをしたり、アプリを聴いたりできます。これも短時間ですよね。アプリも聞き流しもわりと「ながら」で出来るのできばって集中してやる、というよりも、ゆるーくで十分だと思います。基本は楽しく、です。

静岡葛城ホテル

 




★仕事中のスキマ時間や休憩時間に、チラ見。

何度かこのブログで書いていますが、たとえば電話中に相手が保留音を流したり、テレビ会議で相手がまだ全員揃わなかったり、「ちょっと資料とってくるから待ってて」とZOOMアプリの向こうにいる人から言われたりした空白の瞬間などなど、そんなちょっとした、本当にささいなスキマ時間こそ語学には貴重な時間。

チラ見でいいのです。じっくり腰をかまえて、ではなく、チラっとです。

そのためのコツは、「語学はちょこちょこ」をつねに頭にいれておくということだと思います。つい忘れてしまうかもしれませんが、きばらなくていい分、ちょこちょこが最強の力を与えてくれます。

桜の花

 

★午後:眠気がおそってくるころに、歌を歌ってみる。笑

私も長年、この時間帯の睡魔と戦いながら(?)仕事をしていますが、在宅であれば会社とちがってまわりを気にする必要がありません。ぜひ好きな洋楽や英語の歌詞で歌われている曲(あるいは勉強されている言語の歌)を楽しく1曲、歌ってみてください!

歌うことそのものが気持ちを楽しくしてくれます。もちろん、気分転換にもなります。iPodで聴きながら、あるいはYouTubeを見ながら。

サントリーホール天井

 

★午後:あるいは思い切って仮眠をする。聞き流しで。

スペイン語でいう「シエスタ」ですね。思い切って15分くらい仮眠すると驚くほど頭がすっきりしますしあとの仕事が能率あがります。私の長年の実体験です。

そのときにおすすめなのは、小さな音量で聞き流しの語学プログラムをかけたり海外YouTubersによるその言語の動画を流したりすることです。私などは瞑想系の動画(英語)を聴いています。映画でもいいと思います。コツは仮眠をさまたげない程度の音量で流すということです。

Podcastingももちろんいいでしょうしネットラジオもおすすめです。ご自身が普段無理なくお聴きになっているものがいいですね。くどいようですが、語学はきばる必要はまったくありません。しっかりと聞こえないからと罪悪感を感じる必要もありませんよ。

ベッド

 

★夕飯を取ってから寝る前までの「この瞬間」という時間:じっくり英字新聞を読んだり読書にあててみてください。

動画や映画はわりと気持ちが高揚しやすいです。それゆえ、能動的な語学学習よりも受動的な「読み」が向いています。私も米国大学に留学していたころ、この時間帯に課題の参考文献を読み込むことに充てていました。

●上記のやりかたを社会人ビジネスパーソンの勉強に応用する(たとえばMBA取得のための勉強など)

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家にいることが多くなって、大学・大学院の新学期も5月以降からという社会人学生さんも多いことでしょう。

上記のやりかたは在宅ワークのかたが語学を勉強する場合について考えてみましたが、これは今の時期、家にいることが多くなった社会人学生のかたにも応用いただける方法だと思っています。

青山学院の正門

たとえば、朝のすっきりした時間帯には復習のような頭を使う時間に充てます。この時間帯にグループワークや読書を充てるのは少々もったいない気が私はします。それらは午後以降に自分のバイオリズムがゆっったりとする時間帯に充てられるからです。

 

朝いちばん:復習(前日に該当箇所を準備しておく)、論文の構成を練ること、数字の確認、提出物の「てにをは」などの確認

とらやカフェのコーヒー

在宅ワーク中:グループワークの友人たちとの軽いやりとり、教授とのやりとり、相手が保留音のときにノートや配布物をチラ見、テレビ会議のまえの一瞬に復習、息抜きに学校サイトの確認・参考資料の検索・MBAであれば海外事例や経済の動向を確認・TEDの確認・Harvard Business Reviewの確認等々(webの国内外新聞に目を通すのも息抜きになりますよね)、

(あまり向いてないのは読書だと思います。メインは仕事のはずですので、この時間帯で学校の勉強に充てられるのは基本的に「スキマ時間」ということになります。ここに読書を充ててしまうと、仕事のやりとりや電話に遮られて思考が途切れがちになります。時間ももったいない。読書はまとまった時間がとれる、しかもまわりが静まり返った時間が最高に向いてます)

スコットランドセントアンドリュースの鉛筆

 

夕飯以降:グループワーク(人が揃いやすいこともあります)、iPadなどを使ったテレビ会議、参考文献の読書、予習。

自由が丘原田シェフ。

慣れない在宅ワークで戸惑われるかたもいらっしゃるのかもしれません。けれど、これまで通勤や取引先などに行かれていた移動時間がほぼすべて、ご自身の時間として使うことができる。それが在宅ワークの魅力のひとつだと思います。

長期戦になる可能性もあります。そして働きながら学業を修めるのはやはり大変です。このブログの別カテゴリー「働きながらMBA」でもたくさん、私は実体験をもとに記事を書いています。よろしければそちらもぜひ、参考になさってみてくださいね!

We’ll go for it!

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1年前のちょうど今日、この記事を書きました。