今日の記事では、英語をモチーフに、外国語の会話を習得することについて書いています。
●英語(外国語)の習得ーまずは、感覚を大切に。
●毎日、声に出す。
●システマティックな確認作業。
昨日は下の記事を書きました。
●英会話(外国語)の習得ーまずは、感覚を大切に
1)「攻略方法(数学的論理性)」「過去モン」よりも、まずは感覚。
2)マインドフルネス
1)大学受験の攻略方法って、
数学的な論理性に強い人が
強くないですか?
それとか、過去モンを
どんだけやったか、とか。
英会話をはじめとする外国語の会話って
それとはほとんど関係ないです。
つまるところ、
感覚ですね。
頭を使って話している人もいないことはないですが、
なんとなく、言葉に血が通ってない。
ネイティブも赤ん坊のときから
感覚をたよりに
言葉を習得していきます。
日本の教育って
「感覚」をすごく否定しているように
私には思えるのですが、
感覚はあらゆることの基本ですよ。
物の気配を感じたり、
殺気を感じたり、
無言の圧力を感じたり、
KYにならないようにしたり。
鋭い人は第六感を持っているし。
あの世とつながっている人もいます。
2)感覚で無意識に出てくるレベルまで
落とし込めれば
外国語の会話は上達していきます。
頭でSVOやSVOCをこねくり回しているうちは
あまり上達しない。
SVOCやSVOの例文がありますよね。
会話を習得する場合は、
その文法を細かく紐解くよりも、
その例文をまるまる、
声に出していきます。
頭を空っぽにした状態で。
感覚だけを研ぎ澄ませて。
マインドフルネスで
とにかく、しつこいくらいに、
例文を声に出して読みます。
どこまでがSでOでCで、
なんて考えなくていい。
何度も何度も声に出して読んでいくうちに、
「感覚」がちゃんと学習してくれますから。
「感覚さん」ってすごいんです。
潜在意識としてもいい。
●毎日、声に出す。
1)週に一回ではなくできれば毎日。
2)役者になる。笑
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なんども書いてます。
できれば毎日、1分から3分でいいので、
単語なり文章なりを声に出して読む。
黙読ではなく、音読。
それも大声で。
そしてできれば、感情をこめる。
感情は記憶に定着させるための
木工用ボンドみたいなもんです。
自分が喜怒哀楽、はっきりしていると
思っているあなた。
語学の学習には向いてますよ。
例文を読んで、
それがセリフだと思って
その「役」になりきってください!
いま読んでいる例文は、
今度、舞台でやる芝居のセルフです。
そう思ってみてください。
a)Oh, hi Ellen, what’s up?
Nothing’s up there, John (lol).
b) There is a convent there.
How many people are there?
Nun.
(アメリカ人の友人に教えてもらった
jokeです)
●システマティックな確認作業
1)確認作業のスケジュールを作ってみる。
ほんの数分、週1回でも。
スケジュールを可視化させる。
a)スマホ b)アナログ手帳 などなど。
2)コツは、とにかくひととおり。
ひっかかってもいいから、ひととおり。
ざっと。
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上記までは感覚についてのべました。
でも、私を含めた後天性外国語スピーカーには
大切な作業が残っています。
ときおり、
システマティックな確認作業をしなければ
なりません。
上記で唱えた言葉を
本当に自分のものにしているのかどうかを
確認する作業です。
人間は元来、楽なところに流れていく生き物です。
感覚でやっていると
すごく楽になっていくのがわかると思います。
習慣化するからです。
そうなると、だらだらと唱えるだけで
終わってしまう。
感覚さん(潜在意識)が作業をしてくれているからです。
ここでいったん、
リセットする過程が必要です。
顕在意識という左脳の論理性、計画性の出番です。
まるで、碁盤の網目に
自分の感覚さんが覚えたことを
列挙していくような作業。
それには、
目に見える形で
スケジューリングしてしまうのが
いちばん確実です。
スマホでもアナログの手帳でもいい。
とにかくシステマティックに、
可視化させます。
たとえば土曜日であれば土曜日、
日曜日であれば日曜日、
たくさんの時間を割く必要なありません。
自分が毎週、「ここ」と割ける時間を
確認作業に割り当てます。
淡々と。
土日にどこかへ必ず行く用があるとすれば、
その前に必ず3分、
確認作業に充てる。
スケジュール帳にしっかり、記録して。
「ここは確認作業の時間」として。
やったら、
★OK
★済
などとしるしをつける。
あるいはスケジュールを削除する(スマホの場合)。
アラームをつけてもいいですね。
なったら、やる。
必ず、やる。
確認作業のコツは
アバウトさです。
律儀にすべて確認していては
「こんだけ覚えてないんだ」と
がっかりして、
嫌気がさしていきます。笑
そして結局、頓挫してしまう。
すべてを覚えていなくて当然なのです。
人間なのですから。
ああ、覚えてなかったんだな、
ということを知るのが、
確認作業の目的です。
続ければ続けるほど、
確認作業の量が増えていきますが、
アバウトさで、
とりあえずひととおり、
目を通して、
声に出して読んでみましょう。
そうすると、何度かやっていくうちに、
「あ、またこれか」
となってくる日がきます。
そうなれば、あとは脳みそが
アルゴリズムで勝手に
ひょいひょいと
文法やらつづりやら読み方やらを
拾っていってくれるようになります。
【まとめ】
1)語学の会話には感覚が大切!
2できるだけ毎日、声に出す。
3)左脳を使って、システマティックに
確認作業
a)スケジュールを可視化。b)アバウトさを大切にしながら。