Q) 英語がしゃべれることでよいことは何ですか?
A) 私の実体験では、「7つ」あります。
今日の記事では、母校の青学から単位をもって米国オレゴン大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再び青学(大学院)へ戻ってMBA(修士号)を取得した私・小山ケイが、「語学ができると7つの良い点がある」ということを実体験にもとづいて書いています。
<もくじ>
●英語がしゃべれるとどんな良いことがあるか。7つ。私の実体験です。
●通訳翻訳機械の便利さとはまた違う、マンパワーによる英会話(あるいは外国語をしゃべるということ)。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
今日は私の実体験や友人知人たちの経験から、英語をはじめとする外国語がしゃべれるとどんな良いことがあるか、書いています。
●英語がしゃべれるとどんな良いことがあるか。7つ。
良い悪いは主観なので、自分にとっては良いことでもほかの人には魅力を感じなかったり悪く見えたりすることもあります。それでも今日は、「私がいいって言うんだから、いい」という主観丸出しで(笑)、7つ、自分が体験した「英語がしゃべれてよかったな」を書きますね。
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1) 世界のどこに行っても大丈夫、という気持ちになれる。
2) 英語圏なら本当に大丈夫だった。
3) 仕事につながった。
4) いちもく置かれる。
5) 大学院で役に立った。
6) 日本に来る外国人とも話せる。
7) 世界で配信されているものが理解できる。
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1) 世界のどこに行っても大丈夫、という気持ちになれる。
英語圏だけではないですが、世界でいまや言葉のデファクトスタンダードとなっているのは、英語です。それゆえ、海外旅行や海外出張などをすると、たいていは英語が通じます。
そんな経験があるためか、英語ができると、世界のどこにでも行ける、というゆったりとした気持ちが生まれます。
2) 英語圏なら本当に大丈夫だった。
飛行機に乗っても、日本人ではないまわりの人たちやCAさんたちと英語で会話してます。ハワイへゴルフで行った際は、オアフ以外は日本語ができないゴルフ場の人や宿泊先の担当者も多く、英語でやりとりするとむこうから感謝されたりしましたね。
母国以外の人と意思の疎通が図れるというのはやっぱりいいものです。「おたがい気持ちが通じたね」という思いになります。
スコットランドにゴルフで行った際は、Pubにたむろするおじ(い)さんキャディさんたちに「コニチワ。今日のスコアはどうだったの?」と人なつっこい笑顔で興味津々に聞かれて少し会話。まぁかなり出来上がっておられましたが・・・。
どこに行っても必要最低限の要件を伝えるだけではなく、現地のひとといろいろな雑談ができるというのは雑談好きにとってはとても楽しい。現地のおいしいものとかお勧めお土産をおしえてもらったり、おもわぬ情報をもらったりすることもあります。
3) 仕事につながった。
もちろん、翻訳のことです。取引先には通訳を頼まれることもあります。私の友人も英国の大学院で学位を取得していますが、現在は国際通訳者として活躍しています。
4) いちもく置かれる。
主観的なものですね。でも、見下されるよりもよいです。「しゃべれる人が少ない中で、この人はその能力があるんだ」と思われます。
5) 大学院で役に立った。
このブログの別カテゴリー「働きながらMBA」でも書いたように、私が通った青学ビジネススクールは配布資料の大部分が英語でした。私は難なくそれらを理解できたので、そのぶん内容を理解することにエネルギーと時間を割くことができました。
同級生たちにも内容を伝えたり翻訳したものをあげたりしたので喜んでもらえて二重にうれしかったですね。
6) 日本に来る外国人とも話せる。
都内では随所に外国人観光客がいて、彼らから道を聞かれる機会もだいぶ増えました。そのときに英語で聞かれたりこちらも英語で声をかけたりして、英語を介在につかの間のやりとりを楽しんでいます。
7) 世界で配信されているものが理解できる。
これがいちばん大きいかも。エンタメもニュースも一般市民のSNSもブログもYouTube videosも、英語であれば私はさほど労力も時間もかけずに理解できます。
字幕が出てくるものもありますが、ネットラジオのようなものは同通など入りません。現地の音楽ネットラジオなども聴けて、いい時代だわ、とあらためて技術革新と多くのひとびとの力に感謝する日々です。
●通訳翻訳機械の便利さとはまた違う、マンパワーによる英会話(あるいは外国語をしゃべるということ)。
電車にのっていたら、さんまさんが宣伝しているSOURCE NEXTのAI通訳が掲載されていました。同じ紙面に載っていた、使ってみて便利だったという一般ビジネスパーソンたちの口コミと、画面に表示されていた英文を見ながら、「AIはどんどん一般人の生活のなかに普及しているんだわぁ」とあらためて感じました。
そのいっぽうで、ネットで日本の人によく検索されるのは「英語」ですよね。AIという便利な技術を使う一方で、「自分でも英語を使う」ということなのかな、と思っています。ブロガーのかたの記事を読んでいても、「いまがんばっていること:英語」なんてかかれていたり。
「趣味」や「いまがんばってること」が「英語」と書かれているかたにとって、どんなことが願望としてあるから「趣味」や「がんばってること」になるのでしょうか。どうですか?
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Q) あなたにとってどんな「願望」があるから英語をがんばりますか?
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前述の1)-7)以外でどんなものがあるでしょうか。
AI通訳機ではなく、自分で英語を話す目的。
私が思うに、すごく個人的なことか、あるいは学生時代から授業としてすきだった(あるいはきらいだった)けれど、もういちどやりなおしたい、という「願望」かな、と思います。
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【すごく個人的なことに根差した願望である場合の英会話の勉強法】
個人的なこととはたとえば、
★英語圏の人と恋に落ちたから
★英語圏のひとと結婚して舅姑などと話すことになった。
★となり近所に英語ネイティブばかりが来た。
★そのほか
おすすめはやはり、相手がいれば相手ととにかくじかに話すことです。意思の疎通を図るために必死にもなりますし、もしかしたら死活問題となることもあるかもしれません。相手がいれば、相手からもことこまかに教えてもらえます。これはAI機械ではなかなかできないことだと思います。
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【学生時代の思いをいまあらたにしているかたの勉強法】
教科書を読み返すと、文法やスペル、慣用句などがわかりますが、「勉強の継続性」、つまりご自身でこつこつと毎日、英語の勉強が続けられるかといったら、二つに分かれると思います。
私自身は自分を後押ししてくれたと思っているものはやはり、自分の興味・好奇心と自分の感情です。音楽や映画などのエンタメに対する興味と好奇心に基づいた、それにふれていると「とにかく楽しい」という感情。さらにいうと、「もっと知りたい」という願望もむちゃくちゃありました。
ときおり聞くのが、「語学番組のテキストを教材にしていますが、ながつづきしなくて」というもの。そのテキストに興味を感じておられないのだと思います。ご自身がうんと興味を感じて「面白い!」と思えるものを教材に選ばれるとよいですよ。
語学は苦行ではけっしてないです。自分がいやなものを教材に選んで、意志の力でむりやり勉強しなくてもいいのです。ご自身が好きで好きでたまらなくて、「楽しい・おもしろい」という感情が湧き起こってくるものを選ぶほうがうんと効果的です。
その気持ちを大切にされると、苦労ともおもわずに自然に身についていかれるはずです。