今日は趣向を変えて(?)。中年仲間のビジネスパーソンへ、「人生折り返し地点」で、こんなことするのはどうでしょう、という私の想像、考えについて書いています。
昨日は下の記事を書きました。
●ネット(SNS)の世界で生きてる同世代を見かけないので。「中年のお仲間ビジネスパーソンさんへ。人生折り返し地点、こんなことをするのはどうでしょうか」
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スマホ世代がSNSで活躍しているのはしょうがない。が、それにしてもあんまり同世代の活躍を目にしなくてさみしい・・・(泪)。テレビではたくさん、同世代芸人さんやアーティスト、俳優さんたちが大活躍してるのに・・・(スッキリの加藤浩次さんとか「中年のアイドル」石田ゆりこさんとか多芸な阿部サダヲさんとか)。
ということで、今日は、「いま何してますかー?お元気ですかー?」と井上陽水のコマーシャルみたいな気持ちで(覚えてますかー?笑)ブログを書いてみます。
私自身は、とりあえず100歳まではぴんぴん。そして天が許してくださるなら、120歳まで、頑張って生きたいなぁ、と思ってます。そして、そうなるようにあれこれといろいろ試しています。笑
美容の面でもきれいに、そしてピンコロで。
サプリメントとか予防医学とかいろいろありますが、私からは「精神面」とか「生きるということに対する考え方」などについて思ったことを書いていきます。
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会社員のかたであれば、さいきんはよく、大企業の「ミドルエイジの早期退職勧告」みたいなことを耳にするようになりました。
嘆いている場合じゃないです。
新卒で入った会社に、一度も転職すらせずに定年退職の年齢まで何十年も働き続けるということのほうが、オワコン化しつつある。きつい表現で申し訳ないですが・・・。これは、故・三波春夫さんが「こんにちはぁ」と歌ってられた何十年もまえの会社員の姿、かもしれない。
もし能力のあるかたであれば、ヘッドハントという道もありますし、大学教授になる人もいる。いずれも、私の友人知人たちの例です。あるいは、私の友人の旦那さんのように、50代で早期退職して個人投資家となる人もいる。
いずれも会社員のときからいろいろやっておられますが・・・。
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どうして昔のように、「新卒で入った会社に一生いられないのか」「一生安泰でいられないのか」。世の中、世界が流動的だから。昔はライバルは自分の同期、という時代があったかと思いますが、いまや、ライバルは外国人の若者、あるいはAI、ということすらあるからです。
運よく、一生同じ会社で会社員をして、定年退職して年金生活、というかたもおられるかもしれない。東証一部上場の大手企業で働くとそう(私のいとこなどはそうなりそうです)。
でもそれはほとんど、一握りの人ではないでしょうか。これからの時代。いわゆる「いい会社」に勤めても、早期退職が促される可能性はありますし、人間関係に疲れて辞めることもあります。現実問題として。
1) 行動する。
行動せずに、あーでもないこーでもない、と言っていても何も生まれない。「嵐」の歌の歌詞みたいですが、行動あるのみぃ~♪ です(嵐は「前進♪」ですが)。
「口ばっかり」は、年寄に任せておけばいい。まだ体が動くのであれば、世のため人のため自分のため、行動したい。
経験と知恵があって、体もそれなりにまだ動かせる中年が行動すると、それが生きてくる場面はたくさん出てくると思います。たとえば。
要領よく人を転がす。
トシヨリの話を聞いてやる。
人の仲裁。
ビジネスできる。
損して得とれる。
2) 他人のせいにしない。
40歳から50歳までのかたに起きるたいていの出来事は、自分が原因です。不可抗力の自然災害や事件性のあること、原因不明の難病、有名税など以外は。
その大きなものは、「生活習慣病」がありますよね。きいたところでは、故・日野原先生が命名されたそうですが、長年の悪い生活習慣によって起こされる病気のことです。自分が引き寄せてしまった。
世のなかに出たばかりの若者が他人のせいにするならまだしも、40歳から50歳の中年が他人のせいにすると、「いままでなにやってきたの?」と思います。
たとえば、国への文句。なんでも国のせいにできるのはせいぜい、トシヨリくらいだと思います(文句言ったってすでに半分棺桶、ですから)。だいたい、政治とか国に文句だけ言ってる人間って、ヒマ人が多いですよね。文句いいながら国会議員に立候補でもするなら骨があると思いますが。
だから、忙しく、世のため人のために動いている「はずの」中年は、国に文句なんかいってる暇があれば、「自分ができることはなにか」を考えることにエネルギーを使う必要が出てきます。上記のとおり、体も、頭も、まだまだ、びんびんがんがん、イケますから。
だからこそ、1)の「行動する」が生きてくる。
「自己責任」、なる言葉がさっこんの日本で流行ってるらしい(とくに、おっちゃんの間で)、というのはときどき耳にしてなんとなくわかりますが、そんなカタい四文字漢字で表さなくても、まずは、他人のせいにしない、そして行動する、人生のPDCAを繰り返しながら、というだと思います。
でないと、若い子に笑われちゃうよ。デキる若い子に。
3)「自分さがし」なるものではなく、「ハピネスさがし」をしよう。
今の時代にもこの言葉、あるのかわかりませんが、わりと時代が安定して上り調子のときに出てくる言葉のような気がします。戦時中にこんな言葉、なかったはずですから。
ものすごーく、「自分」、というものに意識とエネルギーが向けられてるんでしょうね。自分探し、という言葉を使う方々は。
若い人たちがもし使ってるなら、「まぁそんな意識とエネルギーの使い方も若者の特権かな」と笑ってごまかしますが、中年が言ってたら、「いまごろ遅いよ」とひとこと言うかもしれません。お仲間として、私は。
人生後半戦のこれからの人生は、先輩たちにしてもらったように今度は私たちが、下の子たちや世の中、世界に対して、自分が培ってきた経験や才能から得たことをどんどん、提供していく番です。
私自身も「one of themだしなぁ、あたし」とは思いつつ、こんな私の経験でも、若い子には役立ててもらえるかもしれない、一緒に楽しく、なにかできるかもしれない、と思いながらブログを書いたりしています。
人生折り返し地点からは、世の中の人や、さらに世界の人たちと、どんなふうにしたらお互いに、幸せに、豊かに、楽しく生きていかれるだろうか、と考えることにエネルギーを使いたい。そして、その中核に、「うちら」がいたい。
●では、具体的に、どんなことをしようか。
a) 遊ぶ。
遊びって、馬鹿にしちゃいけないですよ。いろんなことを教えてくれますので。とくに機微の読み方とか、「もののたべかた(食通、グルメ、会食、行きつけの店・カフェやバーを作ることとか、ホンモノを出してくれる店を知ることとか)」、心の余裕とか、そしてデキる人と友だち・お近づきになれることとか。
遊び上手の年上の友人たちと会食したとき、i)(おいしいものを出してくれる)店の定休日の前日に予約は入れない。ii)ワインやスプマンテなどのアルコールは、新品を目の前で開封してくれる店を選ぶ、iii)人へのおごり方はさりげなく。などを教えてもらいましたね。もちろん「背中で」。笑
i)は、「前日に予約入れちゃうとさぁ、残飯整理にまわされそうじゃない?(翌日まで食材を残さないために)」だそうです。そんなこと考えたこともなかった私は、「へぇ、そんなこと思いながら食べてるんだ。おいしいもの」と目からうろこでした。女性ならではの視点かもしれない。
遊びとしてのゴルフの楽しさをおしえてくれたのも彼女たちです。
b) ホンモノ・一流に触れる。
a)に通じますが、たとえば食べ物であれば、著名人や食べなれた人が「いい」という店には足を運んでみる。好みもありますので自分とは合わなかったということもあるかもしれませんが、一流な人が勧めるものはやっぱり理由があります。
庶民的な食べ物・嗜好品である「ソバ、スシ、コーヒー、ワイン」は、私にとっては「おっちゃんがウンチクたれたがる4大品」なのですが(大笑)、誰もがご自分の好みで楽しむべきそれらの4大品ではなく、珍しい食材とか隠れ家のおいしいお店、丹精込めて作られている料理、などを知ることは、自分の器を広げることにつながります。
もちろん、人間も、一流の人に触れる。
一流の例:
美術品・展覧会
音楽・コンサート
人間(いい仕事している人)
イキな人
c) 芸術・アートのある生活をする
このブログで何度か触れていますが、芸術・アートのある生活は「自分が機械じゃない」ということをまずは教えてくれます。違う次元と意識がつながる感覚が養われる。
それが、ひらめきであったり、感動であったり、直感であったり、オリジナルな表現であったりするわけですが、芸術・アートこそ、AIがどう逆立ちしても代替不可能な分野。
だからこそ、「自分は機械に奪われるわけがない」という心の余裕や豊かさをはぐくんでくれるのです。
会社勤めをしていると、ともすると自分が歯車という部品になったような気がしてきますよね。ペーペーの新卒銀行員だったときの私がそうでした。そのときに「ああ私って人間なんだな」って再確認させてくれたのはやっぱり、慣れ親しんだ芸術・アートでしたね。
芸術・アートの例:
美術品(古典・現代)
音楽(古典・現代、Jazz、ロック、ヒップホップ、EDM、テクノ、瞑想用)
ダンス
オペラ
バレェ
「Early engage(アーリー・エンゲージ)」ならぬ、「Too late engage(遅すぎるエンゲージ)」にならないために、お互い人生に、世の中に、世界に、ばんばんエンゲージしていきましょう!
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