今日はクラっとするぐらい素敵な紳士(ビジネスパーソン)にお逢いしました。久しぶりです。モテる男の代表でしょう。分析します。シャーロックホームズばりに。

Shinjuku Nishiguchi station

今日お逢いした紳士は、おそらく企業のトップなのでしょう、クラっとするような魅力と人間味あふれた方でした。デキる、そしてモテる男の代表でしょう。分析します。

Q) 部下もついてきてくれるような上司になるには?

A) 多面的に見てみましょう。

昨日は下の記事を書きました。

デキる紳士は笑顔が素敵。たとえ還暦を過ぎていても。今日はそんなビジネスパーソンにお会いしました。

青山学院の正門

 

本日、某所でひょんなことから素敵な紳士にお逢いしました。年のころ、おそらく60代半ばでしょうか、背はそれほど高くはなく(160センチくらい?)小柄なのですが、身ぎれい小ぎれいの代表格。サイズのあったスーツ姿でロマンスグレーの髪の毛にきれいにオグシ(お櫛)が入っています。

私のまわりにいるおっちゃ(ん)・・・60代よりもそれはそれはすごいオーラを放っています。こういうかたにはなかなかおめにかかれない。昨今。ビジネスパーソンでオーラを放っているかた(radiating business persons)については過去記事があるのでよろしければご覧ください。

 

  小山ケイ過去記事】強力なオーラをビジネスで生かそう!

ではさっそく、分析に入りましょう。

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分析1)🔍 部下から厚い信頼を寄せられている。

虎ノ門のバー

紳士と私が話していると、すれ違う若いビジネスパーソンたちが、紳士に笑顔で挨拶していきます。紳士もそれに「おぅ」と自然な笑みで答えます。

その軽妙で自然なやりとりを一瞬みただけで、「ああ、このかたは部下から信頼されているトップなのだ」とわかりました。着ているもの、オグシのぐあい、体形、立ち姿(背すじがしっかりしている)、洗練された身のこなしなどから、このかたが役職者(あるいは創業者)であることは間違いありません。

以前、私は「地頭のいいデキるビジネスパーソンの7つの特徴」をこのブログで書きました。

  小山ケイ過去記事】「地頭のいいデキるビジネスパーソンの7つの特徴」

 

上記の過去記事でいえば雰囲気は「1」なのですが、「5」の「鋭い眼光」も感じられるような、重厚感や鋭敏さがあるかたです。

それでいて、ちょいわる風。堅苦しさがないので、気さくな雰囲気に部下もいろいろな話がしやすいそうです。

 

分析2) 🔍 趣味を大切にしている。

サントリーホール天井

両耳にはBoseSonyあたりの、私がいま「買おうかどうしよっか・・・」と迷っているような、低音の響きがとても良いワイヤレスホンがかけられていました。Sonyのものであればひとつ、10万円以上はします。日本の職人さんが手作りで作ってるので・・・。

それをみただけで、「カッコいい」

音楽って年齢を問わずに愛されています。とくに若者の間で。だから、音楽を聴いてる人、それも最新機器を使って、は、なんだかキラキラ輝いているように見えてしまうのです。

No music, no lifeで生きている私も、どんなときでも音楽はほとんど欠かせません。そして、聴くからにはよい音で楽しみたい(ヘッドホン・イヤホンはやっぱり、別売りのちゃんとしたのじゃないと空間の広がりや低音の厚みを伝えてくれないのです(泪))。

紳士は何を聴いていたのでしょうか。

★★★★★Quoting from the official Twitter site of Sony (retweeting Louis Tomlinson’s)★★★★★ 

 

分析3) 🔍 妻子を大切にしている。「妻」だけではなく、「子ども」もいる紳士。

マ・マンというタイトルの蜘蛛型オブジェです。

今日の紳士はしっかりと、プラチナの結婚指輪をはめておられました。「私は妻帯者です」と社会に表明するスタンスのかた。もちろん、それがいいとか悪いとかの次元の話ではなく、今日の紳士は「私はそれを表明・宣言します」ということ。

子どものいない紳士ももちろんおられますが、今日の紳士にはおそらくお子さんがいます。お子さんのいる紳士はいろいろな人に揉まれます。子どもさんに揉まれ、子どもさんの属するコミュニティに揉まれ、ときには葛藤を抱え、そしてご自身も大きく成長していく。

それが、中高年になったときの「懐の深さ」になるのだと思います。

今日の紳士が持ち合わせていた落ち着いた物腰、懐の深さは、ご自身だけで得たものというよりは、さまざまな人のなかで揉まれて習得したもの、という印象を私は受けました。柔和な笑顔、ほどよく通る声、落ち着いた受け答え、そして身ぎれい小ぎれいな見た目。

少数派であるがゆえに、モテると思いますね。だって目立ちますもん。カッコよさがひときわ。

「(ボクちゃん)還暦すぎても心は20代!」みたいなことをおっしゃるかたにはよくお目にかかります。「ぼく、こころは30代」とか、「若者と同じ音楽、まだまだ聴いてます~!」とか・・・(ほんとにそうおっしゃるのですよ、これが)。

申し訳ないのですが、そういうかたにお目にかかると私はドン引きするのと同時に、「なんか勘違いしてませんか?」という気持ちでいっぱいになります。

 

       私も気をつけなくっちゃ・・・(反面教師反面教師)。

 

矛盾しているようですが、妻子を大切にして人間としての深みを増した男だからこそ、いろいろな人、とくに女性から「好意を寄せられる」のが、今日の紳士のような還暦すぎの「強力なオーラを放つ、地頭の良いデキるビジネスパーソン」ということだと思います。

 

分析4) 🔍 日々、健康管理している。

ゴールドジム原宿

小柄ながら、引き締まった体形で、サイズのあったかっちりとした上下の濃淡がきれいなスーツ(上は紺、下がグレー。私の好きなタケオ・キクチみたいなカット)がとてもお似合いでした。もちろん、メタボなどではありません。

背筋もピンと伸びていて、あゆみも早い。足取りも軽やか。日々、ジョギングしたり、ジムで鍛えたり、スマホアプリで計測したり数値を管理したり、健康に良いとされる食べ物を食べたり、健康に良い食べ方をしたり、さまざまに健康管理を徹底されているのだと思います。

路上駐輪

だからこそ、私はこの紳士が「経営者だ」と思ったのです。同じ穴のムジナ、いやっ(笑)、私の経験値からです。「経営者や創業者は、自分の健康管理に余念がない。なぜなら、自分の成功を最後まで大いに見届けたいから」。よく聴くことですし、私自身もそう思っています。

 

よーし。私もあーなるぞ!

●中高年の魅力(私もその世代だから)について。そして、若い子たちの魅力についても考えました。

渋谷の夜景

まずは、どれだけ経験をしてきたか、だと思います。そして、どれだけ人に揉まれたか葛藤を抱えたか。修羅場をいくつ乗り越えてきたか。どれだけ背中に傷しょってるか。(いま、たくさんの中高年がうなづいてくださったのがわかりました。笑)

若い子の魅力は若い子の魅力でもちろん、たくさんあります。私などは電車のなかで若い子を見つけると、おっちゃんではなく若い子のそばにピト、とくっつきます。「エキスとエネルギー、ちょうだいね」と心の中で言いながら。男の子でも女の子でも。

スタバのカフェモカです。

若い子は思い切りが良かったり、怖いもの知らずだったり、呑み込みが早かったり、柔軟性があったり、状況判断が正しかったり、まわりをよく観ていたり。生意気なのももちろんいるけど(爆)、たいていはまともに話ができるから話してておもしろいやつもいて、「君の世代ではいまそういうのが流行ってんだね」と教えてもらったり。

スマホを含めて最新の機器とか動向にも敏感な若者が多いから、助けてもらうこともあります。

竹下通り

いっぽうで、私を含めた中年、そしてさらにうえの世代となると、若者にはない魅力というものがあります。それが、年の功といわれたり、人生経験と言われたりする。

だからこそ、中年以降になると、「人間の幅」や「器の大きさ」「オーラのでぐあい」がそれぞれ人によって如実に違っていることがわかるのです。あな恐ろしいや。

新宿南口

若いときから中年になるまで、経験を積むことから逃げたり、問題から逃げたり、イロコイに血まなこになったり、自分の人生と向き合わなかったり。「他人に優しく自分に厳しい人」と「他人に厳しく自分に優しい人」が真っ二つに分かれるのもこの年代からですよ

★どれだけ経験を積んできたか。

★どれだけ自分の人生と向かってきたか。

★どれだけ問題に正面から向き合ってきたか。

★どれだけ「自分の頭で考える」ことにトライしてきたか。

★どれだけ「自分の器を広げること」を大切にしてきたか。

★どれだけ「他人からも学ぼう」としてきたか。

★どれだけ「人のいいところを見よう」としてきたか。

★どれだけ「人生のメリハリ」を大切にしてきたか。

★どれだけ遊んできたか。

★どれだけ勉強してきたか。

★どれだけ他人を褒めてきたか。

★どれだけ人との出逢いを大切にしてきたか。

★どれだけ芸術アートに親しんできたか。

★どれだけ音楽のある人生を送ってきたか。

★どれだけスポーツを楽しんできたか。

★どれだけ社会や世界に自分の意識を向けてきたか。

★どれだけ「じぶんがモノを知らない」ということに向き合ってきたか。

★どれだけ身ぎれい小ぎれいになる努力をしてきたか。

★どれだけ人から話を聞いてきたか。

★どれだけ「己を鞭打つ」ことをしてきたか。

★どれだけ「感謝」してきたか。