今日は1月1日に書いた記事から、「半分、あの世から見てみる」ことについて書いていきます。取り上げる視点は、「ビジネスの現場」です。
1月1日の記事は下からごらんになれます。
(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)もGMOチームへの参加が決まりました!やった。実業団からも目が離せなくなります)
●いつも「半分、あの世から見る」習慣をつけると、世の中が俯瞰できると思います。
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Steve Jobsは2006年のStanford commencement ceremonyで「今日が最期の日だと思って生きているとその日が来る」とスピーチしました。日々、自分を半分「あの世」に送り込んであの世から見る癖をつけると、いろいろなことが俯瞰できると思います。私も実践中です。
★ビジネス
★人間関係
★世の中の動き
★世界情勢
★悩み事
今日はさしずめ、「人間関係」を半分、あの世に行って見てみます。
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人間関係はあらゆるところに存在しますよね。他人だけではなく家族もそうです。結婚して家族となると、相手の親、親族も「関係」してくる。人間関係と無縁の場所ってこの世の中にはほとんど、存在しないんじゃないかな。
普通、日本語で「人間関係」というと、「良好でシナジーある関係」というよりは「ネガティブで足のひっぱりあい」「不用なエネルギーを投げつけ合う関係」「理不尽なことを言いあう関係」などのように、あまりいい印象がないように思います。
そして一見それは、逃げ場がない永遠とつづく関係であるように思えるひともいるかもしれない。
けれど、「あの世」から見てみるとその関係性が有限であることに気づきます。終わりなき関係性など現世には、ない。
相手が病気で亡くなったり、離婚したり、自分が変わったり、場所を変えたり、縁を切ったりすることで、その関係には終止符を打つことができます。そこにいたるまでが大変であったとしても。
たとえば、私はこのブログで「逃げるが勝ち」と題した記事も書きました。意図的にフェードアウトすることの利点も書きました。組織を抜けることも書きました。退職・転職することについても書きました。
それらに共通して私が言っていることは、「自分が動けば状況も変わる」ということです。もちろん、変わるまでに時間と労力や忍耐が必要なこともたくさんありますが。
よく、「人を変えよう」とするかたがいますが、人を変えるよりも自分が変わったほうが状況も変化しやすい。人は他人から変えられようとすればするほど反発するものですし。もちろん、私だってそうです。
ある程度の年齢に達したら、人間関係をつねにはんぶん、「あの世」から見る癖をつける。そして、自分が心地よいと思える場所を大切にして、不要だと思える関係性は切り捨てていく腹ぐくりと行動力は必要だと思います。
自分が変わるように人も変わる。まわりも変化する。「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」。鴨長明の方丈記は受験科目というだけではないのです。
●元気に生きているいまのうちだからこそ「あの世から」見てみる。
本当にいよいよ死を感じる状況となったときに感じる「あの世」と、健康でおいしいものを食べたり日々楽しく元気に生活したりしているうちにシミュレーションする「あの世」とはおそらく、観る方向が違うのではないかと思います。「あの世」から見られるのはおそらく、元気なうち。死期がせまったときに見る方向は、「この世」から。
「あの世」という表現がオカルトチックで非現実的だと思われるのであれば、「広大な宇宙」としてもいいと思います。いまや世界中の起業家がビジネスをする場となった宇宙。笑 そこから、地球を見てみるということ。
元気で楽しいうちはポジティブでゆったりとした気持ちでいられます。だからこそ、いろいろな可能性の広がりがイメージできたり未来を楽しみにしたりひらめきを感じたりできるのだと思います。
そんななかでひとつの組織や関係性の問題に焦点を当ててみる。すると、解決策も見えてきますし、なにより、それがとても小さなことで有限であることに気づくことすらあります。
【あの世から見る方法】
1) 瞑想する。
2) YouTubeで「宇宙の音」を聴く。
3) 霊感の強い友人の話を聞く。
4) 亡くなった近しい人に思いをはせる。
5) 自分が赤ん坊として生まれてくるまでのことを想像する。
これらはすべて、私が実際に行っていることです。
1)は場所を選びませんよね。自宅でもできますし、電車のなかでもできる。もちろん、古寺に行って座禅を組んでもいい。警策で打っていただくとまるで、本当に自分が「あの世」とつながるような不思議な感覚になります。
2)はNASAの公式動画でも視聴可能です。宇宙の音を聴いていると、自分が母親の羊水のなかでぷかぷか浮かんでいる姿が降ってきます。
3)はこのブログでも以前、少し触れました。私にも「あの世」と「前世」の記憶がある友人がいます。きっとそのことを「すっかり忘れている人間(私)」にいろいろ教えるために、神様はその記憶をそのままとどめたのかもしれませんね。信頼できる友人であるほど、現実味を帯びたイメージがやっぱり降ってきます。
4)亡くなった祖母は熱心な真言宗徒でした。私はちかぢか高野山に行って祖母のスピリットに少しでも近づくことを楽しみにしていますが、そんなことをあれこれ想像しているときの私の意識は、完全にあの世にいっています。
5)どんなことを想いながら父母を選んだんだろうか、とか、どんなことを守護霊様たちと話してこの世に来たんだろうか、とか、たとえ非現実的だとしてもファンタジーだとしても、自分が赤ん坊としてこの世に生を受けるまでのことを想像することで、霊魂としての自分を感じることができます。
明日はさらに、「人間関係を『あの世から』見てみる」ということについて書いてみます。2020年以降、幸せに、豊かに、生きていくために。
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