「悩み事」の対処法ー宇宙のかなたから眺めてみる。

今日は1月1日に書いた記事から、「半分『あの世(広大な宇宙)』からものごとを見てみる」ということについてさらに詳しく書いていきます。



1月1日の記事と昨日の記事は下からご覧になれます。



(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)もGMOチームへの参加が決まりました!やった。実業団からも目が離せなくなります)




●悩み事の対処法ー広大な宇宙のかなたを想像してみる。

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10代のときの私が悩み事だらけだったことはこのブログで書いたとおりです。そしていまでもときどき、悩み事にとらわれることがあります。悩み事はドツボにはまっているときは自分がそれ一色になりますよね。多くの方々がおそらくそうだと思います。

昨日は「人間関係」について「あの世に半分、行ってみてこちらを眺めてみる」ことについて書きました。今日は「悩み事」について「あの世や広大な宇宙から悩み事を眺めてみる」ということについて書いていきます。

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自分がその悩み事にとらわれているとき、自分の全意識は「それ」に向けられています。望むと望まざるとにかかわらず自分の全エネルギーを悩み事に振り分けている。だから、自分の全世界が悩み事一色になる。笑 ちがいますか?私などはそうです。

けれど、自分の意識を広大な宇宙(あの世)へ飛ばしてみると、その悩み事が一過性のものであることが分かります。無限ではない。自分のエネルギーを別のものに降り注ぐことによって状況が変化することもあります。

「引き寄せの法則(Law of Attraction)」に関する書籍が一時期、ベストセラーになりました。あれなども、「エネルギーをそれに振り向けていると、そのものが自分に引き寄せられる」ことについて触れています。

悩み事について四六時中、考えているということは、自分がそれに向かって一日中、自分のエネルギーを注いでいるということ。よく言われることが「痛み」です。痛みに全意識を集中させるといつまでも痛みが続き、自己治癒力すら妨げられる。

歯の痛みに全意識を集中させているといつまでも歯の痛みだけが自分の生活の中心になり、たとえばリラックスして体の力をほぐしたり、ポジティブなイメージによって自己治癒力を促すこともできなくなります。結果、「やっぱりいつまでも治らない」と思ってしまう。「病は気から」はまったくの迷信ではありません。




悩み事も同じ。ずーっとそのことにネガティブなエネルギーを注いでいると、良い解決策も浮かんでこないばかりか、かえって悪い方向に自分を動かしてしまい、結果、「いつまでも悩みが解決されない」となる。

けれど、広大な宇宙に自分の意識をとばすと、悩みから自分が解放されたり、別の高次元の良いことを考えたりできることがあります。とくに、「宇宙」をしっかりとビジュアルとしてイメージできたり、宇宙の「音」を感じたり、たくさんの星々のなかの小さな地球という点に気づければ、自分の悩みが「自分の中で作られた幻想(illusion)」であることが多いと分かります。




●広大な宇宙から悩み事を見る利点。

そら

たくさんあります。たとえば。

★「自分」がどんどんなくなっていく。→ 宇宙があまりにも広くてつかみどころがなく、だからこそ肉体を持った「自分」という存在に違和感を感じる。

★悩み事の解決策が見えてくる。→ 自分のなかで「幻想が肥大化」していることがおおいのですが、宇宙とくらべて自分の悩みがあまりに小さく見えるせいか、悩みそのものを複雑にしているものが浮き彫りになる気がします。

★地球が見える。それにより、他国・他地域が見える。→ その日の食事すらままならない人、住むところさえままならない人、あるいは戦場と化した場で日々恐怖にさらされている人がいることが見えてきて、自分の悩みが取るに足らないものだと思えることがあります(もちろん、深刻な悩みもありますので、必ずしもそうだ、というのではありません)。




●広大な宇宙から悩み事を見る方法。手順。

新宿南口

昨日も書いた方法をいくつか用いながら、こんな手順で広大な宇宙から悩み事を見ていきます。

1) 瞑想や「宇宙の音」、あるいは瞑想系の曲(特別な周波数が出る曲など)を聴きながら心身を整えていきます。呼吸は腹式呼吸。

2) 気持ちがフラットになってきたら、宇宙をイメージし始めます。できれば、外界の音は遮断されているのが良いですが、時間がないときは移動中の公共交通機関の中でもできます。

3) とらわれている「悩み」に意識を向けてみます。その時のコツは、「いやな感情」に意識を向けるというよりも、「いやな感情を生み出している個々の要因」に意識を向けてみます。

4) ひとつひとつの要因をゆっくり、よく見ていきます。腹式呼吸のまま。可能な限り、要因を細分化します。

5) それぞれの要因が解決された状態を思い浮かべます。良い感情で。嫌な感情が襲ってきたら、「広大な宇宙に守られている自分」を想像してみます。それが難しければ、「広大な宇宙に浮かんでいる自分」を映像として思い浮かべてみます。

6) ゆったりとした、心地よさに全意識を集中させます。

7) 思いは流れるままにして、ふっと浮かんでくるひらめきのようなものがあれば、書き留めてみます。これをしばらく続けます。

8) 気持ちがだいぶ落ち着いたころに、書き留めたものを読み返してみます。悩み事のかなりの部分が客観的に細分化されて、解決策が見つかったり、「取るに足らないこと」と思えることもあります。

9) 悩み事に自分がとらわれるときは1)から8)を日々、できるだけ繰り返します。

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