今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「気候変動・地球温暖化・サステナビリティ」に特化した専門翻訳会社を経営している私・小山ケイが、先日の記事「英語圏でも英語はいろいろ」で書いた、「非言語圏の人間の英語でも言うことがしっかりとしていて滑舌がよければ通じる」ということについてさらに詳しく書いていきます。
<もくじ>●【英会話上達のコツ2つ】「しっかりとした英語」で「滑舌よく」。
●コツ1】しっかりとした英語、とは。
●コツ2】「滑舌よく」とは。
(我が母校青山学院の駅伝チームOB森田くん、下田くん、一色くん、林くん等々が就職したGMO社です!私がひそかに応援してきた島貫温太くん(帝京大)のGMOチーム参加も決定してしばし舞い上がってます、私。笑 実業団からも目が離せなくなりました)
●【英会話のコツ】「しっかりとした英語」で「滑舌よく」。この2つで外国語はまずは通じますよ。
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非英語圏の通訳さんがそのお国訛りの英語で通訳しながらも、日本人である私には「英語」としてしっかり理解できたエピソードについては先日、上の記事で書きました。
かなりのお国訛りがありましたが、英語がしっかりしていることと、滑舌がよくてひとつひとつの言葉が何を表してるのか(どの単語を言ったのか)よくわかったのが理由だと思います。
そこで私は「しっかりした英語」を「滑舌良く話す」ことでも英語は通じるのだと理解しました。
【英会話のコツ2つ】
1) しっかりした英語を話す。
2) 滑舌良く話す。
お国訛りは出るものです。それゆえ、単語によっては通じないこともあります。
たとえば、地名や人名などの固有名詞がそうです。
このブログで何度も書いていますが、Scotlandへ行ったさい、私が発した「地名」が通じませんでした。カタカナで書かれた地名を参考にしたからです。
Scotlandのかたには私の「お国訛り」みたいに聞こえたかもしれませんね。
●英会話上達のコツ1) 「しっかりした英語」とは。
つぎのような要素があればあるほど、「英語」をはじめとする言語は意味を成しやすくなります。
★正しい文法。
★整合性。
★論理性。
★正確な「てにをは」(その言語の)。
★よく使われる言い回し。
★頻度の高い単語や慣用句の使用。
★シンプル(英語であればPlain English)
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お国訛りがあるうえに、文法も不正確で、なおかつ複雑な言い方をしたり、nativeの間では決して使わないような聞きなれない言い回しを使ったすると、余計に通じなくなる可能性がはあります。
というのも、少しくらい「訛り」があってもよくつかわれる言い回しでシンプルであるほうが、聞き手も耳慣れた言葉と関連づけやすくなるからです。
先日の私がそうでした。
たとえば上記記事内で書かせていただいたモロッコ人通訳さんは「confidence(自信)」という単語をお国訛り入りで通訳されました。
でも、前後の内容や状況から、それが「confidence」という英単語であることは私には明らかでした。
通じる要素がほかにたくさんあったからです。
それゆえ、これから始まるといわれる大学入学試験のスピーキング問題や小学校の英会話の授業でも、発音やアクセントはもちろん大切にしつつも、上記のような他の「通じる要素」も大切にされていくと良いと思います。
ビジネスでも、業界でよく使われる言い回しやビジネス用語をシンプルに言う練習をしてみたり、どんな言葉がよく使われているのか拾いだしたり、通じない場合はその理由を考えてみたりされると、どんどん「通じる英語」になっていくはずですよ。
●英会話上達のコツ2】「滑舌よく」とは。
上記の「confidence」も通訳さんのお国訛りがあったのですが、滑舌よく「confidence」とおっしゃってくださったのでどの言葉を発したのかが分かりました。
他の言葉も同様です。
もごもごと囁くように言われたり言葉の一部がむやみに不明瞭だったりすると通じないことがあります。
【英語を例に】
★前後をくっつけて発音するliaison
★子音だけで発音したりする部分もある。
★一部が発音していないように聞こえる。
★つながっているがゆえに違う音に聞こえる。
→ でもそれはnativeの発音を何度も聴けば経験としてわかります。
だから、自分が外国語を話すときは、nativeを参考にしつつも滑舌よく話してみる。
それが少人数の会話ではなく、おおやけの場で大勢に話すときはなおさらです。
先日の外国人マラソンランナーの優勝インタビューの通訳のように。
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★音読が基本。
★発音、つづりを何度も確認。
★日ごろからnativeの言うことを聴いてみる。
★実際におおやけの場で外国語を話す際は、ゆっくりめでもよし。
★その分、声はしっかり出して、滑舌よく。
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