大学受験のスピーキング試験は、「タブレットに表示されるシチュエーションを見て英語で説明する」というようなものが出される、と聞いたことがあります。今日は「とっさに英語で何か言わなければならないとき」ということについて書いていきます。
このカテゴリー「英語(潜在意識を味方につけて)」では前回、下の記事を書きました。
●「簡単な言い回し」をこころがける。とっさに何かいわなければならないとき。スピーキング試験対策です。
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大学受験のスピーキング試験は、「タブレットに表示されるシチュエーションを見て英語で説明する」というようなものが出される、と聞いたことがあります。
試験であれば、「どんなものがでるんだろう」とただでさえ緊張しているのに、問題を観たとたん、頭が真っ白、ということもありえますよね。私などは試験で頭が真っ白になるのは何度も経験しています。
けれど、日々の練習と「コツ」さえつかんでしまえば、たとえ英語のスピーキング試験であったとして対応できます。
そのいちばんのかなめは、「簡単な言い回しを心がける」ということ。自分が知っていて、とっさでも口から出てくる言い回しを使うということ。
何度かこのブログで書いていますが、これまでの英語試験が「文法をはじめとする難しい問題」が多かったせいか、英会話も無意識に「難しいことを言わなくちゃいけないんじゃないか」と身構えているかたが日本には多いような気が私はしています。
ちがいますか?
だから、英語で何か言わなくてはいけないときは、SVOなりSVCなりの構文をまずは頭の中に用意して、「この場合の主語はなになにで、動詞はなになに。だからこういう文章をになる」とアタマを使って文章を組み立ててからでないと、言葉を発することができない。
スピーキングの試験はおそらく、構文を考えていられるような時間はないはずです。そうであれば、自然に口をついてでてくるような簡単な言い回しをたくさん使って声を出し続けるほうが試験としてはうまくように私は思います。
というのも、「英会話」をはじめとする語学の会話がそういうものだから。
難しいことを言いあう場面ももちろんありますが、まずは「会話」やスピーキングはなめらかに声を発し続ける。それが「流ちょうな英語(外国語)」という表現につながるのではないかな。
●It is fine todayでもいい。とにかく、簡単ないいまわしをたくさんストック。コツ5つ。
これまでいろいろな人から相談を受けたり、自分でも英語で話したりしていて思ったのは、「なんと表現したらいいかわからないときは、できえるだけ自分が知ってる表現を使ってみる」ことです。
そのためにはまずは、「短文でもいいので言葉をとぎれさせずにつないでいく」ということです。
私が考えたコツは5つ。そして私は実際、自分でもこれを利用しています。
1) 「簡単な言い回し」「短文」をこころがける。
→ もちろん、長文で流ちょうに言えるひとはいいのですが、これまで英会話をほとんどしたことがないような人であれば、まずは学校で習う短い文章をどんどんつないでいきます。
それは、It is fine today.でもいい。あるいはMy name is なんとか、でもいい。
This is a pen.だってあなどっちゃいけないですよ。笑
“What I thought was’ ‘Oh, this is a pen, not chopsticks” while seeing it on the table eating Japanese food in a restaurant.”なんてことだってありえるわけですから。
2) 短文でいいので普段から簡単な言い回しや例文をストックしておく。
3) 2)を普段から練習。
4) 本番を想定して練習。
5) 簡単ないいまわしである分、発音はできるだけ正しく。そして滑舌よく。どの単語もしっかり発音する。吐息になったりしない。笑 (Thank youは”you”までちゃんと声帯を使って明確に声に出します)
小山ケイ過去記事】英語で強く発音するところを暗記する。コツ2つ。
小山ケイ過去記事】滑舌よく、しっかりとした言語を。speaking対策。
たとえば、「時差ぼけであたまがふらふらの状態で、すぐに現地のビジネス会議に出席。そのため、プレゼンのパワポを間違って別のものをクリックして表示してしまった」ということを説明するシチュエーションだとしましょう。
あなたなら、どう英語で説明しますか?
時差ぼけはふつう、jet lagといいます。でもその単語をしらなくて「時差ぼけという言い回しの英語を言う」ということにとらわれていると、言葉がなにも出てこなくなります。
こういう経験、おそらく日本語でも多くの方がされているのではないでしょうか?英会話でも同じです。自分が言い方を知らなければ、そのときは簡単な言い回しとして自分が知っていてストックしている言葉を利用することになります。
たとえば、”I was so sleepy at this time because the time was 9 am in US but I felt as if I had waken up at midnight.”のように言うこともできます。
またあした、詳しく書いていきます。
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