今日の記事では、「あらゆることに備える」ということについて書いています。
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日はカテゴリー「徒然なるままにひぐらし。」で書きました。前回同じカテゴリーで書いた記事は下からご覧になれます。
●あらゆることに備える。あらゆる角度から備える。
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「備えあれば患いなし」という言葉が日本語にはあります。備えとは次のようなことです。
★物理的・物質的に備える。
★精神的に備える。
★人を備える。
★策を備える。
実際に起こってからではなく、起こる前からそれらを用意しておく。備えることで不必要にエネルギーを消耗することがなくなります。気分悪く過ごすことが少なくなります。身の危険を最小限にしたり回避したりできます。より幸せに豊かに生きられる可能性が高くなります。
事故、災害、人間関係、病気の予防など。
このときに大切なのは「想像力」だと思います。私がこのブログでよく使う、カタカナの「アタマ(おもに左脳で考えたり計算したりする能力)」もたしかに大切です。けれど今回のコロナウイルスの世界的な大流行(pandemic)はその能力をはるかに超えています。
専門家何人かに聴いたことをもとにしたといい、「3月半ばごろにはコロナウイルスの問題が収束すると予測していた」と言ったコンサルの人がいました・申しわけないけれど、私は専門家数名に聞いても今回のような世界規模のpandemicは早々に解決はしないと思っていました。
平日の昼間にもかかわらず、都心を走るJR山手線はここ数年、まるでラッシュアワーじゃないかというくらいとにかく混雑していました。大きなスーツケースを抱えた外国人のかたが驚くくらいたくさん、移動手段として山手線を使っていたからです。
都内の主要個所を走っていることもあって山手線は首都圏の人間にとっては、東京を象徴する電車と言っても過言ではないと思います。そこに外国のかたもいらっしゃるということは、民族大移動とでもいうのか、「海外旅行」というものが世界の人にとってものすごく身近で敷居の低いレジャーになったのだ、と改めて感じずにはいられませんでした。
さらに、時を同じくするころに米国TIME誌に「欧州の観光地が世界中からの大勢の観光客によって問題が起きている」とする特集が掲載されました。一部都市では観光客の数を制限したり禁止したりするような措置もとられているとのことでした。
そんな私自身の足と目で実際に見ていた現実とTIMEの記事などから、地球はますます小さくなっていることや、パスポートなどは便宜上各国から発行されるけれど、「地球市民」ともよぶべき市民たちが日々、世界中を大移動しているということが想像できました。
だから、感染症が広まれば、それは人の流れに乗ってあっという間に世界中に広まることも想像できる。なに人であっても。どの人種・民族の人であっても。それを止めるには人の流れを大胆に止めるしかない。
そしてそんなことはほぼ不可能であること、とくに民主主義が社会に浸透していたり、個人個人で自由に使える金銭を有していたりする国・地域の人たちが「いっせいのせ!」と止めない限り。行き来する自由が保障されているのですから、政治的な介入がないかぎり。
コロナウイルスの蔓延によってさまざまなことが突き付けられました。感染していまも苦しんでいるかたや治療にあたられている医療従事者のかたがたのご尽力を無駄にしないためにも、「備えるために想像力を使う」ということを真剣に考えたいと私も思っています。無限の力と言われる人間の想像力を使って。
コロナウイルスの姿(専門家の話から見えてきたもの)
★飛沫やせきなどで感染するウイルス。
★皮膚感染はしない(感染者と手を握っただけでは感染しない)。→ 皮膚からは浸透しない、ということ。その後に手をよく洗わずにその手でものを手づかみで食べたりするのは論外ですが・・・。
★空気感染もしない。
★高温に弱い(37℃以上になるとウイルスの力が弱くなるそうです。だから人体は発熱するのだと思います。自己防衛のために。咳と合わせて発熱はコロナウイルス感染の大きな症状です)
★「人を選ばない」。著名なかたでも、年齢がいくつのかたでも感染するリスクはある。
★人の心のすきをねらってくる。
コロナウイルス対策への「備え」(徹底的な手洗いやマスクの着用以外で私がしていること)
◆プラスチックの上では3日生きているらしいです→ スーパーや食品店で買ってきたプラスチック製の容器や袋は、帰ってきたらすぐに洗い流したり除菌シートで徹底的に拭いたり、あるいは直接さらわずにティッシュなどでつまみながらはさみで切って、裏表反対にしてからすぐに捨てています。
「プラスチック」としてリサイクルできる素材はすべて、そのようにするようにします。セロファンのような薄い素材で包まれたカップ麺や飲み物などもおなじです。PETボトルのプラスチック製のパッケージ部分(容器を包んでいる部分です)も、はさみですぐに切って、裏表反対にして捨てます。
PETボトルは3日以上おいてから開封するようにします。すぐに飲みたいものであれば、PETボトルから直接飲まずにコップに注いだり、コップがない場合は手や口がふれる部分を徹底的に拭いたり洗ったりします。
プラスチック製品って日常生活のなかでけっこうありますよね。
食品の入った袋、カップ麺や薬、化粧品などを包んでいる薄いセロファン状の膜、納豆などをまとめている帯状の部分、店内でPOPが入っているケース(什器にひっかけるためのもの)等。
工場で機械によって封入されたとおもわれる、中身のプラスチック製の部分はさすがに、もう直接触っています。そこまで徹底的にしてらっしゃるかたもおられるかもしれませんが、私の場合は限界です・・・。
◆携帯電話も帰宅後は除菌シートやおてふきできれいに、丁寧に、ふきとります。私はメイク落としシートで毎日、隅から隅まで拭いています。外出自粛要請が出されてからはもうほとんど持ち歩いてもいません。
◆購入のさいに出すクレジットカードなども、帰宅後によく拭きます。
★可能であれば自宅から水物袋(透明な柔らかい袋です)やそれに匹敵する袋をたくさん持参。極力ひとつずつ品を入れる。家族の多いかたであれば、ご自宅専用の水物袋を事前に購入しておかれると良いかもしれません。→ 帰宅後、袋に入れたまま一定期間置けますし、外装に直接触らずに袋の上から持ち運びできます。
◆どうしても公共機関を利用しなければならないときは、混雑しない「鈍行」を使います。ラッシュ時間も極力さけます。
◆店内の買い物かごは持たない。どうしても持つ場合は、取っ手以外を持つ。または取っ手部分に厚手のティッシュや紙を巻いたり外套着の肘部分で持つ。
◆不必要に店内のものを触らない。とくに什器。
(使い捨ての透明な手袋や白い手袋をしているかたも見かけるようになりました。対策として正しいやりかただと思います)
◆赤の他人とは顔を合わせない(物理的に)。知り合いとも話はマスクごしに。大声ださない。
◆手づかみで食べることはしばらく控える。サンドイッチ、手巻き鮨、クッキーなどのお菓子等(私はいずれも箸やスプーンを使うか、手でつかまなくていい個包装のお菓子を選ぶようにしています)
◆爪はみじかく切っておく。
●精神を備える。
精神を備えることはおそらく物質を備えるよりも一朝一夕にはいかないものだと思います。だからこそ日々の「人生ドリル」が大切になってくる。呼吸法を利用したりマインドフルネスを理解したり人間関係にもみくちゃにされてこそ、鋼(はがね)のような精神ができあがる。
コロナウイルスの蔓延で不安や恐怖心を抱いておられるかたもたくさんいらっしゃることでしょう。各地のスーパーやドラッグストアでは品物不足に対して苛立ちを隠せない人もいるようです。
想像力を味方につけて、最悪のことを想像してみる。このときに大切なのは、その最悪のことを冷静に見るということ。事実を見つめるように。そしてそこから逆算する。それが起きないためにはどんなことをすればいいか、どんなことが起こりえるか。
◆不必要に恐れることはない。恐怖心は事実をゆがめてしまううえに、現実化してしまうこともある。
◆落ち着いた、冷静な心持を失わない。
◆夜11時には寝る。
◆バランスの良い食事を心がける。
◆のどをつねに潤わせておく(のどあめ、飲み物)
◆楽しく、わくわくとした気持ちを失わない。免疫力が活性化します。
◆いつも以上に楽しいことを探す(YouTubeに動画をアップしてくださっている芸人さん、スポーツ選手、アーティストのかたがた、本当にありがとう!!)。理由は上記と同じ。免疫力が活性化します。笑いは良薬・サプリメントです。ナンセンスであれコメディであれ。
◆不必要に体力を消耗しない。
◆「中庸」をこころがける。
★★★★★5年も前のTEDにて。Bill Gates氏はさすがだと思います。当時はエボラ熱がアフリカで蔓延していました。★★★★★
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