今日の記事では、私が好きな英単語「Gravity」について書いていきます。
<もくじ>
●私の好きな英語ーGravity
●”Gravity”の発音
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーで前回書いた記事は下からごらんになれます。
●私の好きな英単語ーGravity
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「重力」と訳されることの多い”Gravity”。
「Gがかかる」なんて表現しますよね。宇宙船関係の話で。そのGがgravityのことである、と知ったのは「重力」という意味を知った後でした。
さらに、Gravityが宇宙工学や物理以外にも使えることを知ったのは若かりし頃に米国大学へ留学していたときです。
ある雑誌で俳優さんがテレビドラマで共演する女優さんをこう表現していたのです。
「彼女(の芝居)には“Gravity”があるよね。テレビドラマの俳優にはあまり見かけないGravity」
芝居に重力がある。
そのときは私も若かったので「そういう英語の表現があるんだ」くらいにしか受け止めませんでした。でも今日まで”Gravity”という言葉について考えくると、「芝居に重力がある」という表現がとても腑に落ちるようになりました。
舞台俳優さんに多いような気がします。Gravityのある芝居。
あえて日本語にしてみると、「説得力」とか「セリフ回し」「役柄を多面的に表現する力」などと表せると思います。それらもろもろを含めた「重力」。
日本の俳優さんにも言えると思うのですが、テレビドラマを見ていると、わりと「感情込めて」「いろいろな表情で」表現できる俳優さんは多い。
つまり、その役の喜怒哀楽は分かりやすい。
けれど、Gravityのある俳優さんの芝居をみたとたん、観客はフィクションの物語の中にも生身の人間がいるということに気づかされる。それも無意識に。
その役柄の生活環境や言葉には現れない心理状態、性格、信念すらも。
★息継ぎのしかた
★視線
★語尾の上げ下げ
★せりふを言うタイミング、
★役の心理状態が現れた声の調子
★せりふ回しや立ち居振る舞いの緩急
★しぐさ
つまり、その役にも生活があって生まれ育った環境があって人間関係がある。正直に、単純に、喜怒哀楽を表現できる状況ばかりではない。
そして不可解で不条理で複雑な存在が人間である、ということにも思いがいたる。Gravityのある俳優さんの芝居を観ていると。
芝居以外にもまわりの人を表すとき、”Gravity”を使う。
あるいは仕事っぷりを表現するとき。
「あの人からはgravityを感じる」「Gravityが醸し出されている」「仕事が丁寧でとことん追求する。gravityを感じる」
さまざまな場面で自分の表したいことを表せる。
だから私はgravityという英単語を気に入っているのだと思います。
●Gravityの発音。
1) グ
2) 舌先をすこし口の中に引っ込めるイメージで”ra”
3) 上前歯で下唇の内側を軽く噛むようにして”vi”
4) (説明が難しいのですが)ティ(ti)とディ(di)の中間みたいな音。→ 英国の発音だと「ティ」が多いかも・・・。お茶(tea)やゴルフのティ(tee)と同じ。
5) グ + ra + vi + ti/di
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