今日の記事では、母校の青学から単位を持って米国大学へ編入学して卒業し、15年以上に渡って「サステナビリティ・ESG・気候変動」などに特化した専門翻訳会社を経営しながら再度、母校の青学(大学院)へ入ってMBAを取得した私・小山ケイが、2021年1月16日17日に行われた「大学入学共通テスト2021」の「英語試験」をもとに、「これからの大学入学共通テストの対策と今後」について書いていきます。
<もくじ>
●【英語】大学入学共通テスト 2021「対策と今後」★リーディング試験とリスニング試験(2021年)のまとめから。
●大学入学共通テストの勉強を通して、「英語を一生の財産として身につけるための」対策
●今後の出題予測(大学入学共通テストに関して)
このブログ「小山ケイ:Feel this precious moment」はいくつかのカテゴリーに分かれています。今日の記事は「英語(潜在意識を味方につけて)」のカテゴリーで書きました。同じカテゴリーの過去記事は下からご覧になれます。
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●【英語】大学入学共通テスト2021「対策と今後」★リーディング試験とリスニング試験(2021年)のまとめから。
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先日からこのブログで私は、連日にわたって「大学入学共通テスト2021」の英語問題に関して取り上げました。
今日はその総括をしたいと思います。
★これから受験予定の学生さん。
★TOEICでリスニングやスピーキングを強化したい方。
★ビジネスパーソンで外国人とやりとりする方。
のお役に立つ内容だと確信しつつ。笑。
個別の問題に関する記事は、以下の過去記事からたくさんご覧になれます。
試験配点:
リーディング100点
リスニング100点
時間:
それぞれ80分。
比重はリーディングとリスニングがほぼ同じです。
対策:
私自身は「対策」という言葉はあまり好きではありません。
対処療法的に感じるからです。
共通テストとして大学入学の受験英語が大幅に変更した目的を考えると、「対策」というよりも「これからの将来を生きる若者が、英語を一生のものとして身につけることができるように」という意味もあると思うからです。
その点から記してみます。
もちろん、この方法をしっかりやると、大学入学共通テストでも高得点は望めますよ。笑
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●大学入学共通テストの勉強を通して、「英語を一生の財産として身につけるための」対策
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1) できれば高校1年から「音読」を始める。
2) 基本は単語力。
3) 読解は「S+V」をまずは見抜く。
4) 文法よりも「耳を慣らす」。
5) ネイティブ特有の発音のしかたに慣れる。→
例)「母音+T+母音」が「La, Li, Lu, Le,Lo」のように発音される。
”Category (カレゴリー)”
”Title (タイロル)”
”Elevator(エレベイラー)”
”Is it all – ? (イズ・イロール?)”
(上記はすべて、今回の「大学入学共通テスト2021」のリスニング試験で実際に出題された箇所からの抜粋です)
6) 「発音力」も身につける(リスニング&スピーキング対策)
7) 聴いた瞬間、頭のなかで「映像化 (Visualization)」する。
8) 文章を読んだ瞬間、頭の中で「映像化 (Visualization)」する。
9) 毎日、勉強する。
10) ただし、1日たった5分から10分。これを継続させる。
11) 「集中力を味方につけて」。
12) 英語を自分の「潜在意識(無意識)の領域に落とし込む」ことに集中する。
13) 一夜漬けのような付け焼刃でやろうとしない(これまでの大学受験攻略法との違いを理解する)。
14) 自分の興味のある分野で英語が勉強できないか、創意工夫してみる。
詳しいやりかたやそのほかのやりかたについては、このブログのカテゴリー(メニュー)「英語(潜在意識を味方につけて)」にたくさん、私は書いてあります。ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
*PCではページ上部や右わきの「サイドバー」と呼ばれる部分にカテゴリー一覧があります。
ケータイであれば「よこ線三本」の部分。笑
●「今後」の出題予測について(大学入学共通テスト)。
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いつになるのかは知りませんが、今後はスピーキング (speaking) とライティング (Writing) が試験科目に入ってきます。
【求められる能力】
表現力
精神力
説得力
文章構成能力
レトリック
「雑談力」
「共感力」
質問の意図を読み取る力
発音力
もちろん、これらはすべて「英語」に関するものです。
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さらに私が「大きく変化するだろう」と思う点について。
某有名国立大の卒業生が書いたというブログをさいきん見ました。
そのかたに限らないのですが、よくこう耳にすることがあります。
1) 「各問題の配点を計算する」。
2) 「そして高得点が望める配点問題を重点的に解答する」
もうしわけないけれど、この方法は大学入学共通テストが実施回数を重ねるごとに過去のやりかたになると私は思っています。
つまり、有効性がなくなるということ。
この考え方って、対処療法ですよね。
しかも「とりあえず全体として高得点とっとけばいい」という。
けっきょく、「本当に英語の力が自分に身についているかどうか」、という視点からの考え方ではない。
まさにゲーム感覚。
「試験というゲームをどう攻略するか」
いままでの大学受験英語はまさにこの考え方で制覇できました。
出題内容がその作りだったのだから。
だから、受験さえうまく乗り切ればそれでよかった。
「大学に入っちゃえば、英語なんかすっかり忘れてオッケー」。
けれど、大学受験は大幅に変わった。
英語がいちばん変わった。
変わってしまった。
大学側もバ●じゃありません。
入学を希望してくる学生が
◆どの問題で高得点を出したか。
◆どの問題で失点したか。
をしっかり確認することも考えられます。
それも、AIを使って得点の傾向をシステマティックに数学的に分析して、その学生の「英語能力」を確認したりすることもできるでしょう。
「要約が求められるような箇所は高い得点傾向にあるけれど、地道に勉強して身につける英語が求められるリスニングの即答問題ではつねに点数が低い傾向にある」とか「スラングはよく知ってるけれど、しっかり読み込むことが求められる読解問題では失点しやすい」とか。
「分析力が高いか低いか」
「応用力が高いか低いか」
「単語力が高いか低いか」
「語彙力があるかないか」
「読み込む力があるかないか」
「書き手のいわんとすることが理解できるかどうか」
などなど。
まさに、今回のリーディング問題でいえば、「School band contest」の審査員と同じです。笑
「全体の得点は3つのバンドとも同じだったけど、項目のひとつである”Performance”の得点が高かったバンドに優勝させたい。Performanceはバンドの命だから」
小山ケイ過去記事】【英語】大学入学共通テスト2021「リーディング第二問A」”School Band Contest”
だから、たとえ全体としての得点が高かったとしても、その学生よりも点数は少し低くとも、その大学が求める人材に適した英語力を有している(あるいは大学生活において有する可能性と潜在性を大いに秘めている)と思える学生のほうが合格率が高いということもありえます。
これからの大学受験においては。
何度も言います。
これからの大学受験は、「終わり」ではなく「始まり」なのです。
★大学に入学して勉強して、それらを応用しながらビジネスパーソンとして国内外で生きていく。
★大学に入学して研究して、さらに大学院へ行って研究者として国内外で活動する。
★大学に入学して勉強して、卒業後は国際NGO職員として国外で働く。
★大学に入学して勉強して、仲間たちと国外で起業する。
★大学に入学して勉強して、仲間たちとオンラインで起業する。
★大学に入学して勉強して、卒業後は海外で住む。
★大学に入学して勉強しながら、YouTuberとして国内外で活躍する。
★大学に入学して勉強しながら、海外留学する。
★大学に入学して勉強して、国内にいる外国人の力になる活動をする。
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